星野源 ラランド・ニシダの小説を語る

ラランド・ニシダ YOASOBI・Ayaseに山口県宇部市マウンティングした話 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2022年3月22日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でゲストのラランド・ニシダさんの小説について話していました。

(星野源)あと、ニシダさんのその文章と、あと本もすごい読まれてるじゃないですか。

(ニシダ)はい。

(サーヤ)そんなことまで知っていただいて……。

(星野源)僕は『現代思想』の恋愛特集とルッキズムの特集を読んでる人を初めて見ました。特に芸能人の方で。

(サーヤ)たしかに芸人でね、あんまり……。

(ニシダ)あんまりいないですよね。

(星野源)そうなんですよ。僕もちょうどあの2冊、読んでたんで。

『現代思想』を読んでいる芸能人を初めて見た

(ニシダ)そうなんですね。星野源さんの本も読んでいます。

(星野源)ああ、本当ですか?

(サーヤ)なんでちょっと上から行ったの? 「僕もまあ、読ませていただいてます」みたいな感じで。

(ニシダ)すごいいいんですよ。

(サーヤ)当たり前だろ?

(ニシダ)『いのちの車窓から』。

(星野源)ああ、読んでくれたんですか?

(ニシダ)読みました。もちろん。

(星野源)ありがとうございます。今日、持ってきてはいるんですけども。文庫版を。文庫で読みました? 単行本ですか?

(ニシダ)単行本で……。

(星野源)ああ、じゃあ後で文庫をお渡しします。

(ニシダ)よろしいんですか?

(サーヤ)もっと喜べ! 落ち着くな! 取り乱せ、もっと!

(ニシダ)星野源さんの文章、本当によいのよ。

(サーヤ)「僕も読んでますよ」じゃないのよ。

(ニシダ)なんかその、もちろん文章がいいんだけど。なんかこう、いい文章にあんまり重点を置かないというか。いい文章をずっとサラッと書いてくださっているっていうか。

(星野源)ああ、すげえ嬉しい(笑)。

(ニシダ)そこがすごいいいんですよ。

(サーヤ)すごいね。本人の前でよく言えるね?(笑)。

(星野源)ありがとうございます!

(ニシダ)自信、持っていいよ?

(星野・サーヤ)フハハハハハハハハッ!

(サーヤ)えっ、すごっ! 星野源を前に?

(ニシダ)自信、持って。いい文章だった。本当に。

(星野源)ありがとうございます(笑)。あと僕、勝手にニシダさんはそういう部分ではあんまり嘘をつかない人だなって思っていて。すごい嬉しいです。

(ニシダ)ああ、もちろん。

(サーヤ)いいように取ってもらっている(笑)。

(星野源)最後の部分は嘘でしたけど(笑)。

(ニシダ)最後、頑張っちゃいましたけど(笑)。すいません。ありがとうございます。

(星野源)それで、小説も書かれて。『アクアリウム』という。

(ニシダ)カクヨムというサイトに今、上げていまして。

(星野源)読みました。

(ニシダ)ありがとうございます。すごいな。もう、大好きじゃん(笑)。

(星野源)いや、正直それはゲストに来ていただくからで……。

(ニシダ)ラランド、大好きじゃん(笑)。

(星野源)「読まないと」って思って……。

(ニシダ)いい、いい。言わなくていい。言わなくていいよ、源。

(星野源)フハハハハハハハハッ!

(ニシダ)シーッ!

(サーヤ)「源、シーッ」って(笑)。

(ニシダ)源、シーッ。フハハハハハハハハッ!

(サーヤ)大丈夫? イヤホンで聞いてる人。キモかったですよね?

(星野源)あと、思うんだけども。なんでニシダさんが俺の正面、目の前なの? 俺、なんとなくだけどこの台本とか構成のあれもラランドのニシダさん、サーヤさんっていう順番になっているんですよ。

(サーヤ)なんかメインがニシダになっていますね。

(星野源)でもサーヤさん、社長じゃないですか。で、ニシダさんが社員じゃないですか。だからそれも含めて、そういうコンビバランス的にもサーヤさんが先なのかなと思って勝手に先にしたんですよ。言う時に。

(ニシダ)「サーヤさん、ニシダさん」って言ってましたね。

(星野源)なんですけど、俺の今、トイメンにはニシダさんがいて。普通、逆かな?って……。

(サーヤ)真っ先にニシダ、取りに行ったんで。

(星野源)ああ、そうか。決めていたわけじゃなく?

(ニシダ)決めていたわけではなくて。

(サーヤ)本当はそっちに行きたかったんですけども。真っ先にそっちに座りに行ったので。「こいつ、前に行ったぞ?」って。

(ニシダ)いいでしょう、別に?

(星野源)フハハハハハハハハッ! そう。だからすごい今、「いいんだよ」って言われて(笑)。ちょっとほっこりしましたけどね。

(サーヤ)よかったですね。ガラスがあって(笑)。

(ニシダ)アクリル板がね(笑)。

(星野源)ちょっと刑務所感はありますけども(笑)。

(ニシダ)どっちが捕まった方なんだか……(笑)。

(サーヤ)お前だろ!

(ニシダ)どっちがなにをやったんだか……(笑)。

(星野源)あのね、小説は素晴らしかったです。

(ニシダ)ありがとうございます!

(星野源)中高とか、思春期の時に読んでいたら、なんていうか心酔してただろうなっていう感じがします。

ラランド・ニシダ『アクアリウム』

アクアリウム(ニシダ(ラランド)) - カクヨム
高二の夏。出口のない日常に囚われた僕らの、手のひらからこぼれ落ちる青春

(ニシダ)すごい。本当に嬉しい! マジですか?

(星野源)あれは、なんというか一作だけなんですか? 他にも書いてたりしたんですか? それとも……?

(ニシダ)今回、この企画のために初めて小説を。

(星野源)ああ、そうなんですか?

(サーヤ)いろんな本のいいところを集めたやつで。

(ニシダ)そんなことないよ、お前。パクリパッチワークじゃないんだよ?

(星野・サーヤ)フハハハハハハハハッ!

(星野源)ああ、じゃあなんか8回分ぐらいあったのはあれ、パッチワークの。いろんな作品の……。

(ニシダ)違いますよ。オリジナリティー。

(サーヤ)オムニバスみたいな感じです。

(ニシダ)全然、もうちゃんと書きました。

(星野源)本当に素晴らしかった。だから、もっと書いていっていただきたいです。

(ニシダ)あら、嬉しい。じゃあ、書いちゃお! 源に言われたら、書いちゃうよ?

(星野・サーヤ)フハハハハハハハハッ!

(星野源)本当になんでここに座ったのよ?(笑)。

(サーヤ)キツいですよね、ここから、最後まで目の前ですから。

(星野源)そうですね。これはもう変わらないですね?

(ニシダ)諦めてください。

(星野源)フハハハハハハハハッ! いや、でもよかったです。ニシダさんがこのテンションでここにいてくれるのはよかったです。なんかいつもね、違う現場だとあんまり……緊張されるっていう話をよく聞くんで。

(サーヤ)なんか本当、佐久間さんの前と同じぐらいニシダ、和やかですよ。

(星野源)それはよかったです。

(ニシダ)本当になんか、知らない人がいっぱいいるとダメなんですよ。緊張しちゃって。

(星野源)うんうん。緊張しちゃいますよね。

(ニシダ)でも今回、なんか結構……。

(サーヤ)行ける?

(ニシダ)うん。源のおかげかなー?

(星野源)フハハハハハハハハッ! ちょっとだけ舌足らずなの、やめたもらっていいですか?(笑)。「源のおかげかなー?」って(笑)。

(サーヤ)なんで甘えん坊?(笑)。

(星野源)甘えん坊……(笑)。

(サーヤ)すごいな。取り込み方が(笑)。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました