米津玄師 菅田将暉の結婚報告を語る

米津玄師 菅田将暉の結婚報告を語る 菅田将暉のオールナイトニッポン

米津玄師さんが2022年3月21日放送のニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』にゲスト出演。菅田将暉さんから「結婚をする」と聞かされた際の模様を話していました。

(米津玄師)でも、いろいろ変わってきてるもんね。菅田将暉もね。

(菅田将暉)まあ、そうだね。

(米津玄師)それこそ、本当にわかりやすい例で言うと結婚をね、したじゃないですか。

(菅田将暉)しましたね。

(米津玄師)本当、それはおめでとうございますなんですけど。

(菅田将暉)ありがとうございます。

(米津玄師)で、結婚……なんか、話していいのかどうかわかんないけど。でもまあ結婚したさ、その結婚報告みたいな感じで、俺の家に来てもらったことがあったよね。

(菅田将暉)はいはい。行きましたね。

(米津玄師)そうなんか「話したいことがある」っていうことでね。

(菅田将暉)「久々にちょっとしゃべりたいな」みたいな。

(米津玄師)LINEで「話したいことがある」って。で、「家、行くわ」って俺の家に来てもらって。そしたら「俺、今度結婚するわ」っていう話をしてくれてさ。で、それがなんか婚姻届を出す直前だったんだよね?

(菅田将暉)ああ、もう本当、直前だったね。「これから行くわ」みたいなタイミングだったかもね。

(米津玄師)すげえなんかそれが嬉しくてさ。

(菅田将暉)いや、なんかたまたまそうなったんだよね。だからそういう星の下なんだなとも思った。なんか別にそこを狙ったわけじゃないんだけど。お互いスケジュールもさ、合わないから。なんかどっか、ちょっとでもいいし。まあ、それだけじゃなく、ちょっとでも会えたらな……みたいな。

(米津玄師)「話したいことがある」みたいな。

(菅田将暉)そうそうそう。そしたら、「ここになるんだ」っていうのがやっぱり。うん。「そういうことなんだな」って思ったな。

(米津玄師)そしたら、わざわざ家まで来てもらって。それで、花をくれたんだよ。菅田将暉が。花をくれて。1輪の青い花をくれて。なんか、それがすげえ嬉しかったんだけど……「これから結婚するやつが結婚もしてねえやつに花を贈るってなんなんだろうな?」っていうのはちょっと思った。

(菅田将暉)フハハハハハハハハッ!

(米津玄師)「これ、お前も頑張れよ的なやつなのかな?」って……よくわかんないなとは思ってたよね(笑)。

菅田将暉が持ってきた1輪の青い花

(菅田将暉)いやいや、考えすぎよ。考えすぎ、考えすぎ。皮肉とかじゃないよ。「すまんな。お先、失礼!」ってことやないよ。そんなつもりであげてないよ(笑)。

(米津玄師)そういう感じに見えちゃったんだけども。

(菅田将暉)それは、たしかに。今、言われたら、わかんない。その、花言葉が……とかでもごめん。なかったし。なんとなく、またま行く道中に花屋さんがあって。「きっと米津玄師の部屋には生花とかはないだろうな」と思って。

(米津玄師)ないない。まず、ない。

(菅田将暉)イメージだけどね。で、なんか青い花……あれはなんの花だっけな?

(米津玄師)でもめちゃくちゃ、すげえよかったもん。その1輪の青い花って。で、うちに花瓶みたいなものがなかったから。だから「酒の瓶でいいか」っつって。マッカランの酒のボトルに差して。それを2人で眺めながら話すっていう。「ああ、すげえ俺に似てるな」っていう感じがしたんだよね。

(菅田将暉)ああ、言っていたね。

(米津玄師)俺のこと、よくわかってるなって。

(菅田将暉)でも、振り返ったら意味が分かんないなってなったんだ(笑)。

(米津玄師)帰った後に「あれ? これ、なんなんだろうな?」っていう感じにはさすがになったけど。

(菅田将暉)まあ、たしかにそうだね。「なんか持っていかなきゃな」って俺も思ったんだろうね。たしかに、普通は結婚した人に花を……「おめでとう」とかって。

(米津玄師)そうそうそう。「逆だな」とか思って。だから、俺も頭の中で考えると「お前も頑張れよ」にしかならなかったのよ。

(菅田将暉)いやいや、違うよ。そういうことじゃないよ。普通にこう、「お邪魔します」っていうだけのあれなんだけども。

(米津玄師)すごいありがたかったっすよ。

(菅田将暉)いやいや、たしかに。俺もそうだね。なんか、うん。友達に花とか買うこともあんまりないけども。なんかこういう……で、それ以来だよね。

(米津玄師)そうそうそう。それが最後で。なんかね、いろいろそこでちょっと話をして。

(菅田将暉)よかったね、話せて。

(米津玄師)菅田将暉って結構……まあ、わかんないけども。公でどういう風にやってるのかを俺、全部見てるわけじゃないからわかんないけど。俺の中では「傷だらけの人だな」っていう感じがすごいあって。「すごい疲れてるな」っていう。いろんな、俳優やるにあたってたぶんミュージシャンとは全然違う側面があるんだろうなっていうのはわかりつつ、でもいろんなものに振り回されながら、でも自分の足を1本、ちゃんと屹立させるためになにか軸を持たなきゃならないっていうことを考えながらやってる中で、すごいキツそうだなって思うことが多かったのよ。見ていて。で、なんかそういうことがありつつ、「俺、今度結婚するんだ」っていう風に教えてくれた時はすっごい嬉しかったね。「この人は、孤独じゃなくなったんだな」っていう感じがあって。なんかね、すごいよかった。うん。

(菅田将暉)いや、それはよかったな。そう言われて。

(米津玄師)だから俺は結婚式で『まちがいさがし』を歌うつもりだったけど、全然呼んでくれねえじゃん?

(菅田将暉)なかなかね、このご時世、できねえんだよ(笑)。

(米津玄師)ああ、まあたしかにね。

(菅田将暉)もうちょっと待って。でもお前、言ったな?

(米津玄師)ああ、全然歌うよ。

(菅田将暉)アハハハハハハハハッ! マジ?

(米津玄師)全然やるよ。全然やる。

結婚式で『まちがいさがし』を歌いたい

(菅田将暉)いや、これさ、1個悩みで。これさ、表ではなかなか言えない、本当に贅沢な悩みよ。あなた方はさ、本当にそういうこと言うじゃん? ミュージシャンって。みんな。で、めっちゃ嬉しいし、ありがたいんだけど……米津玄師もこう言ってくれます。石崎ひゅーいも言ってくれます。ドレスコーズの志磨さんとか柴田さんとか。みんな、そう言ってくれるんだよね。でも、全員集めれるわけないやん?

(米津玄師)なんでなんで? 集めればいいじゃん。

(菅田将暉)いや、紅白なんよ。そんなん。そんなもん。

(米津玄師)全然集めればいいじゃん。

(菅田将暉)いやいや、集められないって!

(米津玄師)全然やるし。

(菅田将暉)どこを抑えればいいんだよ、俺? アリーナか?(笑)。

(米津玄師)いや、逆に200人規模のライブハウスとかでいいんですよ、それは。めっちゃ面白いじゃん。

(菅田将暉)で、みんなそこに来てくれるの?

(米津玄師)行く、行く。いや、わかんないけど。でも、俺はやりたいよ。

(菅田将暉)マジで?

(米津玄師)めちゃめちゃやりたい。

(菅田将暉)それでしかも、1曲とかしかやんないんでしょう? 1曲、2曲しかやんないわけでしょう?

(米津玄師)いや、そんな……ご要望とあれば全然、何曲でも。

(菅田将暉)ヤバいな(笑)。ちょっとタイムスケジュールがヤバいことになるよ、本当に(笑)。どういう……まあ、トリじゃない? それはトリかな? うん。

(米津玄師)いや、やりたいっすよ。俺は。

(菅田将暉)マジで? いや、そうね。まあ、紹介もできてないしね。そういう場は作りたいなとは思ってますけど。

(米津玄師)俺は本当に嬉しかったっていう話がしたかっただけよ。

(菅田将暉)いやいや、本当にその言葉はめっちゃ嬉しかったよ。ヤバいな。なんかラス2感、あるな。今日(笑)。ちょっと、ヤバいな。

(米津玄師)ラストに向ける序章として俺を使ってくれよ。

(菅田将暉)ちょっとね、ギアを入れられてる感じはするな。

(米津玄師)来週はもうすごい、なんか積もる話があるでしょう? リスナーとのね。だからそれの序章として俺を使ってくれよ。

(菅田将暉)ヤバいなー。強えな、マジで。我が息子はやっぱり……出来た息子だな(笑)。教育がな(笑)。

(米津玄師)久しぶりでちょっとテンション上がってる自分もいるから(笑)。すごいなんか、嬉しい。うん。

(菅田将暉)マジか? よかった(笑)。

(米津玄師)最後だからね。

(菅田将暉)ああ、そうだね、そうだね。いや、よかったなー。

<書き起こしおわり>

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