三浦大知『DEATH STRANDING』出演を振り返る

三浦大知『DEATH STRANDING』出演を振り返る TBSラジオ

三浦大知さんが2022年3月17日放送のTBSラジオ『マイゲーム・マイライフ』の中で『DEATH STRANDING』に自身が出演した件を振り返り。自分が本当に出演していいのかと悩んだ話などをしていました。

(宇多丸)そんな忙しい大知くんが忙しい中でどんな風に時間を割いてゲームやってるのか。そして大知くんにとってそれがどういう意味を持つ時間なのかというあたりも第1回でお話いただいているので。ちょっとそちらの音声も聞き返してみたいと思います。2017年4月9日、第1回の放送からです。どうぞ。

<過去音源スタート>

(宇多丸)これ、僕自身もちょっと悩みのところでもあるんだけど。ゲームする時間……まあ、その携帯型のを持ち歩いて、なんておっしゃってるけど。どうしてるの? ゲームする時間。

(三浦大知)だから、夜ですね。帰ってきて。

(宇多丸)クタクタでしょう? だって1日、いろいろやってさ。

(三浦大知)まあでも僕はだから一番のストレス解消法がゲームだから。逆に言うと「ああ、家帰るってことはこれ、ちょっとゲームできるぞ?」って、ちょっとテンションが上がってるんですよね。

(宇多丸)今、もう顔がすでに輝いてるもんね(笑)。

<音源おわり>

(宇多丸)いいねえ! 皆さん、お聞きいただけだろうか? これが三浦大知の時間の使い方(笑)。

(三浦大知)はい。5年経っても全く変わってないです。

5年経っても全く変わらない

(宇多丸)これはでも、いろんな人に話を聞いてもやっぱり、たとえばミュージシャンだったりしても同じでした。その、どれだけ忙しくても、ゲームを時間の開放がむしろないと疲れちゃうっていうか。ずっと仕事が続いてるみたいになっちゃって……みたいな。

(三浦大知)そうなんですよね。

(宇多丸)でも、それぐらい頭がリセットできるっていう。本当にこれは冗談抜きである効果だと思います。

(三浦大知)あると思います。

(宇多丸)そして大知くん、その2年後。2回目のご登場の時にこんな感じの話もしてたんです。これは2019年11月14日、『DEATH STRANDING』発売記念でなんと世界の小島秀夫監督と一緒にご出演いただいた時の音声。こんなことをおっしゃってます。どうぞ。

<過去音源スタート>

(三浦大知)いや、僕はもう、それは出たいんですけども。本当にその作品性とか世界観が分からないじゃないですか。まだ、作られていた時だったので。それを崩すことがあってはならないという。ファンとしては。っていうのがあったんで、もう本当に「これは断って、家でもう号泣しようかな」と思ったんです……(笑)。

(一同)フハハハハハハハハッ!

(三浦大知)一番最初は(笑)。

宇内:その作品を愛するがゆえに(笑)。

(宇多丸)その俺が「大知くん、縁を切ろう」って言っているのと同じだよね。「迷惑をかけちゃいけないから……」って(笑)。

(三浦大知)そう思っていたんですけども、でも、ちょっとやっぱり甘えちゃいました。こんなチャンスは本当に二度とないと思ったんで。

<音源おわり>

(宇多丸)はい。これは小島監督から『DEATH STRANDING』に出演依頼が来て。で、大ファンだから悩んだけど……ということですよね。

(三浦大知)この時はすごい悩みました。鮮明に覚えてます。

(宇多丸)本当にそれだけ真剣に、ゲーム愛というか。作品を崩しちゃいけないっていうのはね。

(三浦大知)なんか、その自分というエッセンスが入った時に大丈夫かなっていう。

(宇多丸)世界観を崩さないかって。

(三浦大知)もちろん小島さんも「大丈夫だ」っていう前提があるから頼んでいるっていうことだと思うんですけども。やっぱり、1ファンとしてそこは震えるぐらい嬉しかったのと同時に、やっぱり怖さがあったんで。「これはどうなんだろう?」っていう。「自分で選択していいのか?」っていう、その迷いがありましたね。

(宇多丸)いや、でも「家に帰って号泣しようかな」って、かわいらしい感じで。でも、『DEATH STRANDING』は出演されて。

(三浦大知)自分でも信じられないですけども。

(宇多丸)歴史に残るとはこのことだからね。本当にね。いや、っていうか大知くんはそもそも歴史に残ってるんだけど。そのゲームにおいてもっていうかね。そうだよね。

(三浦大知)なんか、それこそデスストの中でもプレッパーズっていうある種、隠れキャラみたいな形で登場させてもらってますけど。そのプレッパーズの三浦大知も結構、その音楽に対してとかのメールとかを主人公のサムに送ったりとかするんですよ。荷物とかを運んで関係が深くなっていくと。その中で、それは文章とかはコジプロの方が考えてくださってるんですけど。奇しくも、そのコロナ禍と少し、リンクしてくるところがあった時に、なんか「ホログラムでライブをしようと思ってるんだ」とか、そういう本当に今に繋がってくるようなことをゲーム内で自分が言っていて。なんかそのテキストとかその言葉に結構自分も逆に勇気づけられるみたいなこともあったりしましたね。

ゲーム内の自分に勇気づけられる

(宇多丸)ああ、そうか。昔のような世界じゃなくなってしまったけれども、その先に何か描くみたいなね。そうか。すごいね。

(三浦大知)「それでも音楽で繋がるんだ」みたいなことをゲーム内でも言ってたんで。

(宇多丸)でも、大知くんがそれを担えるアーティストだっていう、もちろんそれを見込んでいるからのキャラクターであり、台詞でありということでしょうからね。

(三浦大知)本当にありがたいです。

(宇多丸)いや、素晴らしいと思います。

<書き起こしおわり>

三浦大知 ゲーム実況を始めて変わったことを語る
三浦大知さんが2022年3月17日放送のTBSラジオ『マイゲーム・マイライフ』の中で自身のゲーム実況配信についてトーク。実況を始めたことで起きた変化や気づきを宇多丸さんと話していました。
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