宇多丸さんが2021年3月31日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でCHICA#TETSU『二年前の横浜駅西口』を紹介していました。
(宇多丸)最後に、今日は割とインディー寄りというか、皆さんがあまりご存知ないような方が続いたので。メジャーどころも全然面白い……メジャーどころならではの面白い作品をいっぱい出していますよっていうことで。最後はハロプロからBEYOOOOONDS。
(森田秀一)もうこれ、最高ですよね。
(宇多丸)最高! BEYOOOOONDSの中のCHICA#TETSUっていうね、電車ネタというか、駅ネタの曲をやっているグループ内ユニットがあって。以前に『高輪ゲートウェイ駅ができる頃には』っていう曲を紹介したんですけども。
(日比麻音子)あの曲もよかった!
『高輪ゲートウェイ駅ができる頃には』
(宇多丸)よかったでしょう? あのシリーズですね。あと、『都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて』とか、あるんだけども。それの最新シリーズで。これ、作詞が児玉雨子さんで作曲が星部ショウさんで、編曲が清水信之さんっていうもうベテラン中のベテラン。この間、村上”ポンタ”秀一さんがお亡くなりになった時に「NOBUYUKI, PONTA UNITというのがすごくかっこよくて」っていう話をしましたが。その清水信之さん。
(宇多丸)僕がその清水信之さんが手掛けた数々の作品の中でも一番連想したのは、これは横浜駅の話なんで。ちょっとチャイナタウン風味というか、チャイナみが入っていて。それが香坂みゆきさんのクラシック中のクラシック『ニュアンスしましょ』とか、そういうのも彷彿とさせるかなって。
(宇多丸)はい。めちゃめちゃいいです。BEYOOOOONDS、CHICA#TETSU名義でございます。『二年前の横浜駅西口』。
CHICA#TETSU『二年前の横浜駅西口』
(宇多丸)はい。今、後ろで解説をしていますけども。横浜駅。なかなか工事が完成しなくて。「日本のサグラダ・ファミリア」と言われている。「そんな感性をしない駅がまるで私のようだ」っていう。ねえ。横浜駅西口を使われていた日比さん。
(日比麻音子)そうですよ! もう通って、たい焼きを食べたり、ボウリングをしたり、カラオケに行ったり、塾に行ったりしていたので。10年前の横浜駅西口を使っていた私としてはすごいエモいです。
(宇多丸)で、その景色が変わってしまったというようなことも歌っていて。日比さんがグッと来ている。でもめっちゃいいね、これね!
(森田秀一)でも、やっぱり王道ですよね。ハロプロは王道!
(宇多丸)ねえ。こういう良さもちゃんとありますよね。
(森田秀一)で、本当に清水さんがやっているから、昔のEPOとか、あのへんの作品の雰囲気もありますよね。
(宇多丸)はいはい。
(日比麻音子)良き! 素敵!
(宇多丸)ということで、インディーもメジャーもばっちりですということでした。
<書き起こしおわり>