オードリー若林正恭 髪型をセンター分けにした理由を語る

オードリー若林正恭 髪型をセンター分けにした理由を語る オードリーのオールナイトニッポン

(若林正恭)で、見せてもらった時に「星野さんって……俺、似合います?」「似合うと思いますけどね。ちょっとやってみましょうか?」って切り終わった時にドライヤーでそれをやってもらったの。で、正直、自分ではわかんなかったの。「変だな」とは思ったの。いつもとは違うから。でも「これで3週間1回が2ヶ月に1回になるなら、いいのかな?」なんて思いながらも、別に決めずにお金払って美容室を出てNHKに向かったの。で、『100カメ』の初回収録だったの。で、『100カメ』ってVをいきなり見る番組だから、台本がないんですよ。だからこのラジオと一緒でキューシートだけがあって。

「ここでVを見ます。オードリーの感想があります。Vを見ます。感想あります」とかっていうペライチなのよ。で、内容書いてないから見る必要もないんだけど。でも初回だから。それを持ってメイク室に行ったのね。で、それを見てたの。「ここで2本見て……頭、真ん中、真ん中2回でケツで2人でトークするのか……」とか思って。流れで。それで「メイク、終わりました」って言われてパッと見たら、どセンター分けになってたんですよ。

(春日俊彰)ほう。

(若林正恭)で、そりゃそうだよね。俺さ、ずっとこの前髪をおろす髪型だから全部のテレビ局で何も言わないでもメイクさん、全員知り合いになっているじゃん? ほぼ。

(春日俊彰)はいはい。注文しないでもわかってやってくれるっていう。

(若林正恭)春日も七三になるでしょう? いきなりエアリーになっていたりはしないでしょう? 「七三にしてください」とは言わないでしょう?

(春日俊彰)まあ、自分でやるっていうのもあるし。いきなりファーッとやられたら「ちょちょちょちょちょっ!」って言っちゃうよ。

(若林正恭)言うじゃん? で、俺はキューシートを見ていて……『ヒルナンデス』とかももう座ったら、その髪にしてくれるの。もう何年も。『NFL倶楽部』も一緒だし、『ヒルナンデス』も一緒だから何年もね。だから「こういう風にしてください」って言ったことがもうないの。フジテレビでもないですよ。『潜在能力テスト』は。レギュラー番組だから。レギュラー番組じゃない番組だと、CMとかだと聞かれるけどね。

(春日俊彰)ああ、そうか。そうだね。若林さんね。

(若林正恭)そういうもんだから言わなかったんですよ。でも初回だから。俺が初回のメイクさんだってことを忘れちゃってるんだよね。そしたらなんか、真ん中分けになっていて。で、あとワイプが多いから。「これ、俺だと思われない可能性があるんじゃないか?」って。ただ、今から……本番始まるギリギリ前で俺、髪を洗ってもう1回、前髪をいつもの感じにしてくださいっていうのも失礼だなと思って。かといって、自分で隠れて髪を洗って自分で楽屋でセットしても、そのメイクさんがスタジオに入るから。髪型が変わってたらショックじゃない?

(春日俊彰)そうだね。「ああ、ダメだったんだな、私のは」ってね。

(若林正恭)で、俺の髪型なんて誰も気にしてねえから1、2回ぐらい。「#1」「#2」ぐらい違ってもまあいいかって思って、そのまま本番に臨んだんですよ。あとね、誰にも、何も言われなかったの。それは、もしかしたらみんな笑いを噛み殺してたのかもしれないけど。あと、ケイダッシュステージは男マネージャーだから。全員。全く言わないじゃん? 服とかも。

(春日俊彰)言わないし、気付いてないかもしれないしね。

(若林正恭)気付いてないと思う。

(春日俊彰)「なんかちょっと違うな」とは思ったかもしれないけど。はっきりとはね。

(若林正恭)で、撮り終えたじゃない? それで次からあれならいいかなって思ってたの。そしたらさ、その後よ。初回だからさ、「ポスターを撮影します」っつって。

(春日俊彰)ああ、はいはい。たしかに撮ってもらったね。

(若林正恭)ポスターとなるともう、番組が続く以上ずっとNHKに貼られるやつで、ずっと俺がセンター分けになっているやつが……。

(春日俊彰)はいはい。残るよね。

(若林正恭)あと、TwitterやSNSで「今日はこの人です」って指さすと喜怒哀楽の4パターン。困った顔、怒ってる顔、笑顔の顔、驚いてる顔って。それも全部真ん中分けて撮って(笑)。ずーっとそうなるわけよ。でも「ごめんなさい。今からちょっと髪を洗ってきます」ってなんか、言えないじゃん? それを知らなくて。で、そうなったから、もう『100カメ』に寄せてるんだよね。俺。

髪型を『100カメ』に寄せる

(春日俊彰)なるへそ! そうか。だからこの間のライブとかも『100カメ』仕様っていう。『100カメ』若林でやってるんだ?(笑)。

(若林正恭)うん。『100カメ』が真ん中分けで撮っちゃったから、もう『100カメ』にした人にならないと。それからまた、元に戻ったら「あれ、誰?」ってなっちゃうから。ただね、聞かれるの。特に女の人は気付くから。「真ん中分けにしたんですね」とか。で、聞かれるじゃない? それで「なんでですか?」って言われた時にこの今の一連の話って長いし。あと、「美容院に行く回数を減らしたいんですよ」っていうのもなんか見苦しいし……。

(春日俊彰)たしかに。ちょっと言い訳っぽい感じだね。

(若林正恭)なんか言い訳っぽいじゃん? で、だから「星野源さんになりたくて」って全部答えてるんですよ、今(笑)。

(春日俊彰)フフフ、それ、すんなり受け入れてもらえるの? それを言って。「ああ、そうですか」ってなるのかな? 「ええっ?」ってならない? それで(笑)。

(若林正恭)いろんなADの女性に「若林さん、髪型変えたんですね」って言われて「星野源さんになりたくて」って(笑)。

(春日俊彰)なんかちょっと怖いよ? 引いてるんじゃない?(笑)。

(若林正恭)星野さんにご迷惑がかかってなければいいなと思ってるんだけど。あと、マスクしてたら誰も俺って気付かないし。で、あと南原さんよ。「お前、真ん中分け気持ち悪いぞ」って言われたから。言われるだろうなと思って。でもまあ、ちょっとおいしいかなと思ったら……なんだっけな? 「韓流アイドルのオーデションに来た人みたいだよ」だっけ? なんか言われていたよね?

(春日俊彰)うん。今週か。なんか、言ってたね。南原さんか、若林さんかが言っていたのよ。

(若林正恭)南原さんが「若林の髪型、なんかアイドルのオーディションに来た人みたいだな」みたいな感じじゃなかったっけ?

(春日俊彰)うん。「オーディション番組の候補者」みたいな感じじゃない?

(若林正恭)うまいじゃない? やっぱり。で、「気持ち悪いなって来る」っていうのに張っていたからびっくりして(笑)。で、「BTSの第1形態です」って返して。でも、自分でしびれたね。よくコンマ何秒で出すなと思ったね。

(春日俊彰)うんうん。大したもんだね。

「BTSの第1形態です」(若林)

(若林正恭)ただ、真ん中分けにしてみて似合う・似合わないの……その賛否両論のものって続けた方がいいなっていう体験があるのよ。ズレ漫才で。賛が多すぎてもあんまりだし。でも、真ん中に関してはもう否否否論だね。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! ああ、そう? ダメですか? 否?

(若林正恭)それで、否否否論なのよ。だけど、なんだろうな? あの、2ヶ月に1回でよくなるから。で、あともう1個ショックだったことがあって。真ん中分けにして初めて気付いたんだけど。俺、よく春日のことをいじってるんだけど、それができなくなっちゃうなと思ったんだけど。俺もね、おでこに3本ジワがあったわ。

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! そうか。今まではわからなかったけども。ああ、これはいいですね。いい情報をいただいたね。

(若林正恭)だから、おでこに6本、シワがあるコンビなんだね(笑)。

(中略)

(若林正恭)さあ、エンディングでございますけども。そういえばCM中に思い出したんですけども。1人だけ、前髪に言及してくれた人がいました。髙橋ひかるちゃん。ラジオ、オールナイトニッポン0でやられていたじゃないですか。その時にご挨拶に来てくれた時に「いつもと違う髪型もいいですね」みたいな。

(春日俊彰)あら。

(若林正恭)それを言われて青銅さんは気付いたみたい。

(春日俊彰)いや、そういうもんですよね(笑)。

(若林正恭)で、本番前の前室、青銅さんと2人なのよ。で、この話をしていたら2人きりで。ライブのアーカイブを見ながら「似合わないなと思いながら見ていましたよ」って。

(春日俊彰)青銅さんが?(笑)。

(若林正恭)2人きりじゃん? で、俺は青銅さんに対して「そんなこと、言わないでくださいよ!」って言うような関係性じゃないし。なんか、「似合わないなと思ってみてました」って言われた後に「ああ、そうですよねー」みたいな。そういう空気で。

(春日俊彰)変なの。フハハハハハハハハッ!

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 変だよな? うん(笑)。

(春日俊彰)変だよね。面白いけども(笑)。「そんなもん」みたいな感じがしたんだね。

<書き起こしおわり>

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