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安住紳一郎と爆笑問題・太田 放送のコンプライアンスを語る

安住紳一郎『爆笑問題カーボーイ』代打出演を渋りまくった話爆笑問題カーボーイ
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安住紳一郎さんが2021年2月9日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』に外山惠理さん、良原安美さんと共に代打出演。TBSの退社を決意した宇垣美里さんを引き止めようとした話をしていました。

(太田光)メールです。「安住さんと太田さんに話してほしいトークテーマ『コンプライアンス』でお願いします。今のテレビ番組は正直、昭和・平成の時代より面白さに欠けるので」。これは耳が痛いね。

(安住紳一郎)そうですね。

(太田光)「お二人はどう思うのか、聞きたいです」という。コンプライア。

(外山惠理)すごいね。『朝まで生テレビ』みたい。今日。

(太田光)「どうする、どうなる、コンプライアンス?」みたいな感じだよね。

(安住紳一郎)「オブジェクション」みたいなね。

(外山惠理)本当に。どうなの?

(太田光)入社したのってまだ平成の最初の頃?

(安住紳一郎)平成9年です。

(太田光)平成9年か。俺はちょうど爆笑問題を始めたのが昭和の最後なんですよ。だから、言ってみればラママっていうライブハウスにネタで最初に出たのが本当に……昭和何年になるのかな? そこからもう、天皇陛下がご崩御されるっていう風な噂が広がって、自粛ムードの真っ只中で俺らは始まったの。だからもう、最初から言えないことだらけ。デビューの時から。だからCMも、あの時に車のCMで……。

(安住紳一郎)そうだ。セフィーロの。「お元気ですか」っていう。井上陽水さんの。

(太田光)井上陽水さんが「お元気ですか」って車の窓を開けて言うっていう。で、それが不謹慎だっていうことで。昭和天皇が下血されている時だったから、映像はそのままなんだけども「お元気ですか」のところだけ口パクになったっていう。でも実はそっちの方が怖いんだよね。

(安住紳一郎)そう。

日産セフィーロ「お元気ですか」自粛バージョン

(太田光)そのぐらいの混乱ぶりだったんだよ。テレビが。だから、俺は「コンプライアンス、コンプライアンスで昔より厳しくなって大変でしょう?」ってよく言われるだけども。もうずっと……俺らは特に要注意人物だったから。その頃から。だから、なんていうの? 逆に言うと、それはもう慣れちゃったっていうか。コンプライアンス……「爆笑問題は気をつけろ」っていうのはその時からずっとあって。「あいつら生放送に出すと何を言うかわかんないから」っていうのはもう、若手の頃からあって。

で、一番笑っちゃったのがね、テレビ朝日の深夜番組でネタをやるんだよ。生放送で。そしたら、その直前に……あれはどこだったかな? 奥尻だったか、普賢岳だったか。どこかで地震が起きて。生放送の直前に。で、プロデューサーがすっ飛んできて。俺らのところに来て。「おい、絶対にやるなよ、お前。地震のネタ」っつって。ニュース速報で出ているの。で、そんなの、いくらなんでもやるわけないよ。俺だって。それぐらいの分別はありますよ。「やらないですよ!」って言って番組が始まったんだけども。その番組のタイトルが『M10(マグニチュードテン)』っていう番組で。「お前が気をつけろ!」っていう(笑)。

(外山惠理)嘘!? 本当の話ですか、それ? やるなよ、じゃあ。

(太田光)「やるなよ! タイトル出すなよ!」みたいな。

(外山惠理)よく言ってきましたね。そんなことを。

(安住紳一郎)字幕スーパーはね、変えた方がいいね。

(外山惠理)本当だね。びっくり!

(太田光)「さあ、始まりました。『M10』!」なんつって。「お前だよ、一番は!」っていう。どう? そういうやりにくさって感じたりする? でもそんなことないだろう?

(安住紳一郎)まあでもたしかにテレビ、ラジオ、雑誌、新聞……特に古い方のメディアがやり玉に挙げられることがありますよね。

(太田光)そうだね。テレビ、ラジオね。

(安住紳一郎)一方でネットの方がね、みんな面白いかなというの理由で無法地帯になっていて。そのダブルスタンダードが少し気になるっていうのと、やっぱり私たちも炎上を恐れているから、少し保険をかけ始めていて。それに対してスピード感がなくなっているのはありますよね。でもやっぱりそういう中でマツコ・デラックスさんとか有吉さんみたいな人がそういうのを超越して出てくるんですよね。私たちアナウンサーもだから「台風のレポート、お前たちが危ないところに行って……」っていうことでそのエクスキューズを入れて。

「雨風が強くなっています。皆さん、外出しないでください。私は今、市民会館の屋根のあるところからレポートしています」みたいなことを言うんだけども。それ、言わずともね……というところもあるし。あとは野生動物が住宅街に出てきましたみたいな。そうすると「じゃあ、野生動物を殺していいのか?」とかね、そういうところまでケアする必要があるのか? そこまで全部言わずとも理解してほしいなってところはあるけれども。でも、言わなくちゃいけないみたいなところがあって。

この間、だから井上貴博くんがさ、夕方のニュースで住宅街にイノシシが出てきたっていう。で、その時に井上くん、だからもういろんな人に気を遣わなくちゃいけないから。「突如イノシシが出たことによって日常生活を壊された皆さん、本当に心中お察しいたします。そして野生動物を守りたい、その人たちの気持ちも尊重したい。また、イノシシもイノシシなりにきちんと……」。

(太田光)フハハハハハハハハッ! イノシシにまで気を遣う?(笑)。

イノシシの気持ちまで尊重

(安住紳一郎)そう! イノシシの気持ちまで尊重して。「イノシシはイノシシの野生動物としての一生を送ることをお祈りします」みたいなことを言っちゃって。「イノシシのことまでコメントをしなくちゃいけないって……?」って。

(太田光)イノシシ、聞いてないもんな。

(外山惠理)いや、イノシシも喜びましたよ。

(太田光)ああ、『鬼滅の刃』のあのイノシシ(嘴平伊之助)もいるからね。今は。あのファンも気を遣わなきゃいけないね。「猪突猛進!」って言ってさ。

(外山惠理)そうそう(笑)。

(安住紳一郎)だからもう、大変な時代だなって思って。

(太田光)でも、結構ほら、『新・情報7DAYS ニュースキャスター』。たけしさんだから結構何を言うかわからないじゃない? そういう時は気をつけていることとかあるの?

(安住紳一郎)たけしさんが言っていること、もちろん正論の場合が多いんですけども。ただ、その「今、言ってはいけない正論」みたいなのがあって。そのことについて突っ込めない自分とか。そして「たけしさんのことをきちんと情報として整理できない安住の技術が足りない」というようなお叱りも当然あるわけですよ。

(太田光)ああ、そういうのもあるんだ。

(安住紳一郎)そう。で、そこも整理しなくちゃいけないなと思ってるんですけど。ただ、今の放送のやり方だとそこまで言うことが許されてないから。そこは戦わなきゃいけないなと。

(太田光)ああ、許されてないの、それは?

(安住紳一郎)そうなんですよ。まあ、いろいろあるんですけど。

(太田光)へー。そうなんだ。でも、やっぱりたけしさんには言ってほしいもんね。「ポコチン」とか急に言ってほしいもんね。

(安住紳一郎)だからね、なんかいろいろとね、私たちも本来、伝えるべきこと。言わなくていいことみたいなのもあるんだけども。ちょっとしたね、少数意見の方にあおられてっていうのもありますね。

(太田光)すごいね。いろいろ考えているんだね。

(外山惠理)ねえ。よかったね。今日、いろいろと言えて。よかったじゃない?

(安住紳一郎)そう。だからあんまりね、短い時間で説明すると誤解を生んじゃうんだよ。当然ね、皆さんの言ってる意味、わかるんですけれども。「それ、全部言う必要あるかな?」みたいなところもね。

(外山惠理)言うとほら、揚げ足を取る人とかもいるからね。

(太田光)野生動物の話とか、よくわかるよね。たしかに全部に気を遣って。

(外山惠理)本当に。

<書き起こしおわり>

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