野田クリスタル iPhone13 Pro Maxの一番いいやつを買いに行った話

iphone13promax1 マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0

野田クリスタルさんが2022年2月3日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で最新型の一番いいiPhone13を買いにアップルストアに行った話をしていました。

(野田クリスタル)あの、ちょっと私事なんですけども。携帯が壊れたんですよ。1回。

(村上)ああ、なんかLINEが見れないとか言っていたね。

(野田クリスタル)そうそう。携帯を起動する時、僕はiPhoneを使っているんですけども。iPhoneを起動する時、リンゴマークが真ん中に出るじゃないですか。あそこから進まなくなるっていう現象がたまにあるんですよ。iPhoneって。リンゴループっていう名前がついている症状で。で、そうなると、なにをしても無理なんですよ。電源ボタンをずっと押していても電源が切れないし。

(村上)どうするの?

(野田クリスタル)どうすることもできないです。それはもう、替えるしかないっていう。で、僕は今、Xなんですよ。だいぶ久しぶりなんですよ。

(村上)Xっていつ? 2、3年ぐらい前?

(野田クリスタル)結構前ですね。だいぶ久しぶりに携帯を替えることになりまして。で、ルミネの合間かな? 新宿のアップルストアに行って。結構きれいな、デカめのところに行ったんですけども。びっくりしました。店員さんを見て。金髪のドレッドヘアだったりとか、もう身なりがダンサーみたいな。

(村上)なんかイメージだけど、すごいぴっちり系の人たちかと思っていた。そういうところの人は。

(野田クリスタル)いや、もうダンサー。ダンススクールみたいだったもん。

(村上)ジーニアスたちが?

(野田クリスタル)ジーニアスたちが。

(村上)そこの店もジーニアスって言うの?

(野田クリスタル)「すごい、こんな感じなんだ」って思って。

(村上)そういうキャンペーン……ダンサーキャンペーンとかじゃなくて?

(野田クリスタル)ダンサー割とかじゃなくて。もう普通にノーマル。ギャルっていうか。

(村上)今度、チラッと見よう。

(野田クリスタル)かなりギャルっぽい人とかもいて。陽キャ。どう見ても。

(村上)ノリも? 「ウイッス!」って?

ギャルっぽいアップルストアの店員

(野田クリスタル)うん。やっぱり僕、そういうギャルっぽい人を見ると、僕は高校がギャル校で、男子たちが端に寄せられていた学校だったんですよ。女子たちが権限を握っていたみたいな学校に入っていたもんですから、ちょっと強気に出ちゃうわけですよ。「負けねえぞ」って。かっこいいところを見せたくなっちゃうんですよ。その名残で。

(村上)ビビッているけど、虚勢を張っちゃうみたいな?

(野田クリスタル)そうそう。そんな状態になっちゃうんで。だから、最初案内をされるじゃないですか。入ったら女性のギャルのスタッフが来て。「ああ、ちょっと携帯を替えたいんですけども」「なににされるか、もう決まっていますか?」「まあ、一番いいやつで」って。

(村上)ああ、カマしてるの?

(野田クリスタル)カマしてる。「今だったら、iPhone13がありますが?」「じゃあ、13で」。

(村上)「あ、こいつ、早っ!」ってなるな(笑)。

(野田クリスタル)「13のなにになさりますか?」「一番いいやつで」。

(村上)すごい、なんだろうな? わからないやつにも見えるな(笑)。本当、おじいちゃん的なやつにも見えるけど。

(野田クリスタル)それで、ストレージとかも選べるんですよ。容量みたいなの。「256GBとか1TBとか選べますが?」「一番大きいやつで」って。もう即答。「カラーは?」「ああ、なんでも」。

(村上)カラーで値段は変わらんけどね(笑)。

(野田クリスタル)もう向こうもだいぶ目がバキッて。「これは、この客はヤバいぞ……太客、現れた!」って。「こいつ、フラッと携帯を買いにこれるやつだ」って。みんな、意気込んでくるわけじゃん。携帯を買い替えるって。相当、人生の一大イベントとして。でも、俺はフラッと来ているから。

(村上)あと、見に来ているやつか、買いに来たやつだったら、こいつは買いに来たやつだって。

(野田クリスタル)確実に今日、買いに来ているやつが急いで。「今、一番いいやつがほしい。金もあるから」みたいな状態になっているわけですよ。もう、そのまま個室に連れて行かれるみたいな……(笑)。

(村上)個室なんてあるんですか?(笑)。

(野田クリスタル)銀行でめっちゃ預金がある人みたいな感じで。

(村上)ああ、そう。じゃあ、ギャルたちをおののかせたわけですね?

(野田クリスタル)おののかせて。で、極めつけ。「お支払いは?」「一括で」って。

(村上)おおっ、さすがですねー。まあ、さすがに高いとはいえ、iPhoneぐらいなら行けるか。10何万ぐらいだよね。高いけどね。

(野田クリスタル)「では準備いたしますので。少々お待ち下さい」ってなって。で、アップルストアの壁に備品っていうか。イヤホンとか、高い付属品みたいなのがあるんだけども。そんなのも見て回ったりして。「いつでも買えますよ。対応次第では、買いますよ」って。「買える状態ですよ。買える客が、見ていますよ」って。相当向こうも俺が見ている時に「あっ、どうぞ。まだ見られますか?」みたいな。買う待ちみたいになっているわけ。だいぶ。「えっ、俺、これ見ているけど。フリーにしていいの?」って。

(村上)「買っちゃうよ?」って(笑)。

(野田クリスタル)「買うよ? 買うけど……買う人をフリーにしていいの?」みたいな。「相当買うよ? 買おうと思えば?」みたいな。

(村上)なにをいらないものまで買う感じ、出してんのよ?

(野田クリスタル)「いらないものも、間違って買っちゃうよ?」みたいな(笑)。

(村上)「お前たちの勧め方によっては2枚、フィルムも買っちゃうよ?」。

(野田クリスタル)「勉強もしてきてないから。全然お前ら、俺のことを騙せるよ?」みたいな。見ていくわけですよ。そしたら、ギャル店員も相当……すごい。たぶんね、iPhone13 ProMaxかな? 普通だったらもっと用意するのに時間がかかるはずなのに、とんでもないスピードで戻ってきて。「い、急げ! 帰ってしまうぞ、あのお客様が!」みたいな。

(村上)「い、急いで! 持ってきて、リサ、急いで!」って(笑)。裏のギャルに(笑)。

(野田クリスタル)「待って? Pro?」「違う、ProMaxよ!」。

(村上)「色は? えっ、なんでもいいの? なに、そいつ!?」って(笑)。ビビらしたねー。

(野田クリスタル)ビビらせましたね。

(村上)やったじゃないのよ。

(野田クリスタル)で、そこからギャルとはいえども、相当敬語を使ってきて。

(村上)ペコついてきた?(笑)。

敬語を使うギャル店員

(野田クリスタル)ペコついて。ペコギャルよ、もう。で、その店員さんが1人、ついていろいろと打ち込んでくれるじゃん? 契約の。

(村上)名前とか、住所とか。

(野田クリスタル)「それではまず、契約者名の方を教えていただけますか?」みたいなことを言われて。「野田光です」って。それでカタカタ打ち込んでくれるのよ。そしたらさ、「すいません。野田光っていうのはこれで間違いありませんか?」って言われて。

(村上)「野田光だよ。野田光が来たんだよ?」って(笑)。

(野田クリスタル)「わかるだろ、お前? 野田光だぞ? 帰えるぞ、お前!」って(笑)。

(村上)「ま、待ってください! でもなんだか、ええっ? 出ないな? あれー?」って(笑)。

(野田クリスタル)「あれ?」ってなっているわけですよ。それで向こうも結構、いろんな人を連れてきたりして。大人の男みたいな人を呼んできたりして。元締めみたいな。で、その元締めも腕を組んで首をかしげて。「なんだ、これ? どういうことだ? お客様、本当に野田光で契約されていますか?」って言われて。そのあたりから、ほんのりと思い出し始めて。そのXを買った時の状況を。

(村上)あなたが?

(野田クリスタル)「なんか、Xもすんなり買えなかった気がするな?」っていうのを思い出したわけ。

(村上)ああ、こういう状況になったわけ?

(野田クリスタル)「こんな状況になった気がするな?」って思って。「なんだっけな?」って思い出せなくて。で、ふとよぎったんですよ。「あれ? もしかしたら俺、あの時、母親に連絡取った気がするな?」って思ったんですよ。Xを買った時に。母親、野田チイっていうんですけども。チイに連絡を取った当時の記憶が蘇ってきたんですよ。で、「念の為、ちょっと『野田チイ』で検索してもらってもいいですか?」って言ったら「ああ、野田チイで出ました」って言われて。

(村上)うーわ!(笑)。

(野田クリスタル)「野田さま、野田チイというお母様の名義で携帯を買われていて。家族割に入っています。携帯料金の支払いはお母様になっています」って言われて(笑)。

(村上)うわっ、こいつ……(笑)。

(野田クリスタル)「あ、そうすか。本当っすか? ああ、そうでしたか」みたいな感じになりまして。

(村上)それであの振る舞いか。ええっ? 野田チイ払いで? あの振る舞い、よくできるな……。

(野田クリスタル)「で、僕はどうしたらいいんですか?」みたいな話をしていったら、「あの、これは野田チイ様の名義になっているので。スマホは買えません」って。スマホ、野田光だけでは買えないらしいんですよ。「買われる際には、お母様を連れてきていただいて……」って(笑)。

iPhone購入にはママがマスト

(村上)ヤバいよ。ママ、マスト(笑)。「もしもし、ママ? 今さ、こんなことを言われちゃったんだけど。ママー?」「あら、嫌な店員ざますねー!」って。

(野田クリスタル)「ヒカちゃん!」って(笑)。

(村上)そんな感じの母ちゃんじゃねえだろ、見たことあるけど(笑)。

(野田クリスタル)「ママ! これとこれとこれ!」って(笑)。

(村上)こいつ、ダセえ(笑)。じゃあ、携帯代は今まで、どうしてたの? 自分で払ってないっていうこと?

(野田クリスタル)だから、払った記憶がないですよ。

(村上)ヤバッ! 35歳ですよ?

(野田クリスタル)引き落としにたしかに携帯って今まで、なかったなって思いまして。

(村上)家族割……(笑)。もう個人なんですよ? 35は。1人暮らしをしたら。とんでもないっすね。

(野田クリスタル)そうっすね。

(村上)全部バレた?

(野田クリスタル)全部バレました。ギャルに。「お母様と来ていただいて……」って言われて、見送られました。

(村上)もう……そこのテーブルに乗っている携帯がXだからな。怪しいなとは思っていたんだよ(笑)。

(野田クリスタル)ゴリゴリ修理に出したわ(笑)。

<書き起こしおわり>

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