野田クリスタルさんが2022年12月29日放送のニッポン放送『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』の中で『SASUKE 2022』を振り返り。『SASUKE』仕様の体を作り上げて臨んだものの、序盤であっさり敗退してしまった件について話していました。
(村上)野田さんもね、念願のSASUKEに……。
(野田クリスタル)SASUKEに出れました。
(村上)SASUKE、出ましたね。
(野田クリスタル)1年間、鍛え上げて。
(村上)どうでした? その結果としては。自分的には。
(野田クリスタル)僕的には一番、ローラー回したんじゃないか?っていう……。
(村上)いや、ローラーを回せば偉いわけじゃないんで。山田勝己さんはローラーを回しまくってあそこの位置にいるわけじゃないんですよ(笑)。伝説的にローラーを回した方じゃないんで。
(野田クリスタル)でもあれだけ回るって、どんだけ俺が必死だったか?っていうのはわかると思うんですよね。生半可な覚悟でやってねえなっていうのはわかったと思うんですよ。
(村上)SASUKEにあんまり興味がない方とかね、わかんないと思いますけど。ファーストステージの2個目なんですよ。なんかSASUKEに向けて……「体をSASUKE仕様に変えるんだ」みたいなことを言ってましたよね。ゴリマッチョみたいなところから、動ける、俊敏さも兼ね備えた……SASUKEはパワーとスピードがいりますから。そう変えるって言っても、1年ぐらいガーッとやってね。なんだったら2年ぐらい、やってませんか?
(野田クリスタル)そうですね。でも今年1年間ですね。マジで仕上げたのは。
(村上)それをやって。で、ファーストステージの2つ目で、ローラーを回して終わってるわけじゃないですか。そのへんは、どうお考えなんですか? なんでああいうことになったんですかね?
(野田クリスタル)だから、ローラーが回るからですよ。
(村上)いや、ローラーが回るのは、わかってるじゃないですか。それは、予想以上に回っだってことですか?
(野田クリスタル)もっと言うと、倍……あれ、もう回ってませんでした? 誰か、スイッチを押してませんでした? スタッフさんが「押せ! 押せ! 今だ、押せ!」って。
(村上)そんなのは、ないです。あなたの人力であそこまで回したんですよ?(笑)。
(野田クリスタル)すっごい回ってましたからね。
(村上)音、そんなしないですもんね。だから相当いいベアリングっていうか。サーッ!って。
(野田クリスタル)ローラー、ミニ四駆ぐらい回っていたから。ベアリング。
(村上)シャーッ!って言ってましたけど。力みすぎですか? 敗因を挙げるとしたら……体は仕上がってるんすよね。SASUKE用にね。
(野田クリスタル)ああいうのって、コツがあるんですよ。たぶん。そもそも。
(村上)他の人のを見てると、足の入れ方とか、たぶんあるよね。この、ズボッと刺すみたいな感じで。
(野田クリスタル)ローラーは、刺さなきゃいけないらしいんですよね。だから、刺せてなかったのかな? たぶん。元々、上る時も刺せてはいたんですよ。
(村上)もちろん、思ってますよね。「回るんだ」っていうのは。
(野田クリスタル)「回るんだから、刺さなきゃいかん」って。で、下る時も、刺していたんですよ。で、「せーの!」で飛ぶ瞬間に、刺してなかった。
(村上)抜けてたっていう。
(野田クリスタル)抜けてましたね。
(村上)だからそのグッて足を刺した分、よく回ったっていうことですかね?
(野田クリスタル)でもちょっと、1個、ここだけは言い訳するとね、事前にね、マツダさんっていうSASUKEをやりまくってる方。そのSASUKEの施設があるところに練習をしに行ったんですよ。で、僕はもちろんあれのローラーもやったんですよ。それで、「刺せ」って教わったんですよ。
(村上)そういう施設があるんですね。
(野田クリスタル)まあ、あれに近いものがあって。そのローラーはたしかにすごい難しくて。足を乗せる幅もないぐらい。その本物のSASUKEよりも難しいぐらいのローラーだったんですよ。で、俺もたしかに練習中、何度も失敗して。でも「刺せばいける」ってことがわかったんですよね。で、本番に挑んだんですけども、ローラーがその、足を乗せる場が広くて。で、登っている時に「これ、回らないんじゃないか?」って思ったんですよ。
(村上)厳しいところで練習しすぎて。
(野田クリスタル)もう階段ぐらいの幅があったんですよ。足を乗せる幅が。で、登っている時に「あれ? これ、回らないな」って。あと、奥にも回らないし。奥はロックがかかっているんですよ。で、「あれ? これ、回らないんだ」って思って。で、下りで、回ったんですよ……。
(村上)ええと、じゃあ、油断でいいですか? 敗因は。
(野田クリスタル)うん。油断……(笑)。
敗因:油断
(村上)わかりました(笑)。想定では、どこまで行くことになってたんですか? フィジカル的には。
(野田クリスタル)そのマツダさんのところでやった時は、そり立つ壁は行けたんですよ。
(村上)ああ、じゃあもう最後ですよね。
(野田クリスタル)そり立つ壁は行けて。あと、パワーの押すやつももちろん行けて。あと、フィッシュボーンっていうくるくる回るやつも、教えてもらって。もう、お墨付きだったんですよ。「野田さんはもう、大丈夫です。行けます」って。
(村上)ああ、あの幅がそれぞれ違うけども。「ここはこのタイミングで行けば……」みたいなのがもう全部、入っていたのね。
(野田クリスタル)見えてきて。もちろん、最初のステップも、行けたんですよ。ドラゴングライダーだけ、試せなかったんですよ。
(村上)棒みたいなやつをジャンプしてつかんで、スーッと坂道みたいなのを滑るやつ。
(野田クリスタル)あそこは、ぶっつけ本番だなと。トランポリンも練習してたんで。飛べる自信もあったんですよ。
(村上)まあ、つかめさえすれば、握力とかは大丈夫だろうということですね。
(野田クリスタル)だからそのドラゴングライダーさえ越えれば、あとは力じゃないですか。だって、そり立つ壁も自分の身体能力に任せればいいわけだし。
(村上)そうですね。最終的には懸垂的な力があればいいってことですから。
(野田クリスタル)あとは、押すのなんてその日のコンディション関係なく押せるし。だからまあ、ドラゴングライダーだけ。もう想定では、ファーストステージはクリアだと。
(村上)それが?
(野田クリスタル)ローラーの下りで……。
(村上)2個目ですね和rわ。セカンドステージは、どうだったんですか? 想定では。そこまではまだ、やれてないって感じですか?
(野田クリスタル)セカンドステージは、たしかにやれてなかったんすけど。俺、なんだったらサードステージまで見てましたから。クリフハンガーの指の力も鍛えておこうって。何が起きるか、わかんないから。
(村上)それがサードスペシャルでしたっけ? そこまで思ってたのに、落ちたのがファーストステージの2個目のローラー?
(野田クリスタル)うん。なんの筋肉も使ってなかった。あそこまで。最初のステップは別に、特に使う筋肉もないですから。
(村上)下手したら、僕もあそこまでは行けるんじゃないですか?
(野田クリスタル)あそこはね、行けます。まあ、まさのりさんが大失敗してましたけど。あそこのステップは、急がなきゃ行けるんで。あと、ローラーも別に運動能力とかじゃなくて。まあ、ちょっとジャンプ力は必要ですけども。
(村上)最後のところはね、難しいかもしれないですけども。
(野田クリスタル)でも、ローラーに関してはまたコツの部分なんで。
(村上)どうします? メンタルですか? メンタルのせいなんですか?
(野田クリスタル)あの日、メンタルは意外に大丈夫だったんですよね。
(村上)メンタル、大丈夫。フィジカルも大丈夫。
(野田クリスタル)朝早すぎたから、そんなに考える余裕もなかったんで。
(村上)緊張とかも、する余裕もないというかね。いい状態ではあるんですね。
(野田クリスタル)だから、誰かがあれ、ボタンを押してるとしか、思えないですよね。
(村上)いや、あのね、押してないんですよ(笑)。
(野田クリスタル)「行け」って、聞こえましたけどね?
(村上)聞こえたんですか?
(野田クリスタル)「押せ、押せ!」って……。
(村上)聞こえたんですか?
(野田クリスタル)聞こえて、ましたね。
(村上)じゃあ、ちょっとメンタルおかしいんじゃないですかね?(笑)。それはもう、そういうことになるんですけどね。
(野田クリスタル)中からモーター音、聞こえましたけどね。ヴーン……って(笑)。
(村上)いや、本当に普通の状態ではないですけどね。それが聞こえてるんだとしたら。うん。舞い上がっていたんじゃないですか?(笑)。もう本当に……。
(野田クリスタル)空間が歪んで?(笑)。
(村上)『カイジ』のパチンコで球が全部なくなった時の、あの「グニャー……」っていう(笑)。どうするんですか? まだ出るんですか? 次回もあるなら、出してもらえるんですか?
(野田クリスタル)わかりません。
(村上)あれは、呼ばれるんですか? 一般参加者の方って、あれはどうやって参加しているんですか?
(野田クリスタル)オーディションとかですよ。
(村上)オーディションがあるんですね。じゃあ、もし呼ばれなければ、まずはオーディションから参加するってことなんですね? まだ、やりますか?
(野田クリスタル)さすがに、やるでしょうね。
(村上)ああ、やるんですね。闘志は燃えてるわけですか? SASUKEに向けて。
(野田クリスタル)もちろん。もう、僕はそれのみで生きてるような。
(村上)山勝ってことですか?
(野田クリスタル)もう山勝越え。山勝より、来ちゃってるかもしれないですね。
(村上)山勝よりも、SASUKEに?
(野田クリスタル)捧げちゃっているかもしれないですね。
山田勝己越え
(村上)ああ、じゃあ作った方がいいですね。早急に。家SASUKEは。
(野田クリスタル)うん。もう自作ローラー、作るしかないかなって。
(村上)自作ローラー。あれと全く同じものをね、発注したらいいんじゃないですかね?
(野田クリスタル)モーター付きで。その、スイッチ対策も……。
(村上)いや、なんでその全く同じミスを繰り返そうとしているの? まったく同じものを作らなきゃダメなんすよ、油断するんですよ。「ああ、これ、スイッチねえな?」って。
(野田クリスタル)でも、よぎるじゃないですか。「スイッチ、来るかも?」って。そしたら、もう飛べないんですよ。俺はもう、あそこを。
(村上)だからスイッチはないと思えばいいんですよ。
(野田クリスタル)ないんだけれども、「ある」と思って想定していた方が、よりいいでしょう?
(村上)いやいや、そんなことないです。あると思ってたら、動きがおかしくなるんですよ。結局、メンタルなんで。あなたは、メンタルでやられてるんですよ。
(野田クリスタル)いや、メンタルも大丈夫でしょうけどね。
(村上)だって、「ウィーン……」って聞こえてるんでしょう? 「押せ、押せ……」と「ウィーン……」っていうのを(笑)。
(野田クリスタル)「ウィィィィーンッ!」。
(村上)「や、やめろ……!」ってなっているわけでしょう? やりながら(笑)。「お、押すな、押すな!」って。
(野田クリスタル)だから、危なかったですよ。落ちた時のコメント。「モーターがっ!」って。
(村上)錯乱状態ですよ(笑)。
(野田クリスタル)危ないですよ、あれ(笑)。
(村上)「スイッチ、押さないでくださいよ!」って(笑)。そういう人はもう二度と出れないですよ。二度と呼ばれないんで(笑)。だから、同じものを作ってください。
(野田クリスタル)これに関してはもう、さすがに悔しいんで。