佐久間宣行さんが2022年1月19日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でテレビ各局の「AD」呼称廃止について話していました。
(佐久間宣行)メールです。「日テレを皮切りにテレビ各局が『AD』の呼称をやめるみたいなことがニュースになっていますが、佐久間さんはどう思われますか? 日テレだけかと思っていたのですが、全ての局っぽくて少し驚きました。個人的には呼び方を変えるだけで意識が変わると思うので、この運動自体はいいとは思っています」。
ああー、俺も最初、日テレでなんか「YD(ヤングディレクター)」とかって呼ぶっていう噂を聞いて「そうなんだ」って思っていたら、なんか違う名前になっていたね。でもまあ、変わるって言っていたけど。どうなんだろうな? うーん……これは、名前だけ変えてもそんなに意味はないと思うな。別にADさんに対して、厳しいこととかしている人ももうほとんどいないし。ちゃんと尊重して普通に仕事をしていると思うよ。
テレビ界はもう意識は変わっている
(佐久間宣行)テレビ界はとっくにそこの意識は変わっていると思うんだよね。だとすると、どちらかというとその企画とかクリエイティブに携わるチャンスを増やしていく環境というか、実力主義の部分をもうちょっと増やしていった方がいいかなとは思うけどね。だから、番組ごとの文化だとは思うけどね。名前だけ変えるのは逆にちょっと恥ずかしくねえかなっていうのはあるけど。
まあ、でも名前を強引に変えた方が意識が変わるだろうっていうのもわからないではないけども。テレビ業界、俺の感覚で言うともう意識は変わってきているから、名前はその後付けみたいなことになっている気はするなっていう風に思います。
(中略)
呼称を変えることの効果
(佐久間宣行)今、ミクチャのコメントを見ていたらさ、よく考えたらいつの間にか「助教授」っていう言葉もなくなったよね。「准教授」ってなっているね。うーん、たしかにそうだな。そういう意味で言うと、名前を変えるっていうのも効果あるのかもな。助教授って、「教授を助ける仕事」みたいなのだったのがそれは意味がないだろうってなって。「教授の次の仕事」みたいになったんだな。ああ、ちょっと意識付けっていう意味ではあるのか。それはちょっと思ったわ。うん。
<書き起こしおわり>