ナイツ土屋さんが2023年10月23日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』の中で『お笑いの日2023』のプラスワン企画でハナコと行った居酒屋店員そっくりコントについて話していました。
（塙宣之）あのふすまを使ったのかな？ カゲヤマは。
（土屋伸之）いや、同じふすまじゃなかったですよ（笑）。
（塙宣之）えっ、違うふすまだったの？ あれ、同じふすまじゃないかなと思ったけど。
（土屋伸之）違う違う違う。俺も見て「あっ、ふすまがかぶったな」って思ったけど。全然違った。だってうちら、両開きじゃないから。うちは……見たでしょう？ 居酒屋のコントでサッてやって、すぐにバシッて閉めるやつだから。
（塙宣之）ああ、こっちからは開かなかったっけ？
（土屋伸之）反対側のやつはもうがっちり固定してたの。
（平野ノラ）なるほど。開いちゃうからね。
（塙宣之）そうかそうか。
カゲヤマとは別のタイプのふすま
（土屋伸之）で、カゲヤマはどっち開きもいける感じでしょう？
（塙宣之）あれ、なんなの？（笑）。
（土屋伸之）あれ、すごいよ。トップバッターで超高得点だったよ。カゲヤマのあの謝罪。
（平野ノラ）おもしろかったー！
（土屋伸之）見た？
（平野ノラ）見ました、見ました。フォルムがね、なんか見れば見るほど面白いですね。お尻のフォルムというか。体つきもなんかね。
（土屋伸之）太り方とかね。
（塙宣之）わからないけどあれ、演者が逆でも面白かったかもね。
（平野ノラ）私も思いました。「これ、逆でもいけるんじゃないか？」って（笑）。
（土屋伸之）そっちバージョンもちょっと見てみたいっていうね（笑）。
（塙宣之）そっちバージョンもね。だから、2本目のネタで今度は逆にして……（笑）。
（平野ノラ）アハハハハハハハハッ！ それ、新しいですね（笑）。
（土屋伸之）違うネタをやっていたよ。普通に（笑）。
（塙宣之）コンビで同じことを……面白かったけどね。
（平野ノラ）こちらのメール。「『お笑いの日』、土屋さんはハナコとのコラボコント、ラストの漫才と大活躍でしたね。消しサカ以外でこんなに輝いている土屋さんを見るのは初めてだったかもしれません。かなりの長丁場だったと思いますが、休憩時間とかは何をしているんですか？ 裏話があったら教えてください」。
（土屋伸之）ありがとうございます。その日はTBSラジオが1時まであって。その後、もう2時から……ハナコともうすぐに。2時半からスタートかな？
（塙宣之）俺、家に帰っていたから、俺は家で見てたけど。
（土屋伸之）2時半から放送スタートだよね。プラスワンっていうね。あ、2時からスタートか。そうか。1時終わりで、1時間だけ練習して、2時からスタートのプラスワンっていう、なんかその若手コンビとかトリオにプラス1人、誰か呼んでコラボするっていうので。すごかったよ。そのメンツもね。ジェラードンと千原ジュニアさんの。
（塙宣之）あれ、わけがわかんなかったな。あれ。
（土屋伸之）あれね。バケモノコントの。オスバケモノをジュニアさんがやって（笑）。
（塙宣之）あれ、メスバケモノも面白いんだよ（笑）。ずっと口が曲がっていたからさ（笑）。なんで恋してるんだよ（笑）。
（土屋伸之）ちょっと上からなんだよね。オスバケモノをちょっと下に見てるから。高嶺の花だから。
（塙宣之）なんなの、あれ？（笑）。
（土屋伸之）ジュニアさん、楽屋が隣でさ。「なんでこんなことをしているんだろう？」って。言っていたよ、みんな（笑）。
（塙宣之）いや、全員だよ。のりお師匠も。なんであんなコントをやらされなきゃいけないんだよ？ わけがわかんないでしょう？（笑）。
（土屋伸之）それで俺は、その前から……ちょっと前に話が来て。ハナコがここでやりたいって言ってくれていて。でも、まあ菊田が俺に似てるから。「ああ、菊田の役を代わりにやるのかな？」とか「菊田の役を2人でやるのかな？」って思ったんだけども。菊田くんってやっぱり元々、出番が少ないで有名だから。その中で、その菊田の役を2人で分けるからよっぽど楽なんだろうなと思って行ったんだけど……行ったら、菊田くんがあんまり元気なくて、ちょっと緊張してるのよ。で、台本を見たら菊田くんが結構大変な役になっていて。
（塙宣之）ああ、そうだね。
（土屋伸之）あれ、見ました？ 居酒屋のやつ。入れ替わっちゃうっていう。ワンオーダー制って言って注文をひとつ……「生ビール」って言ったらふすまをピシャッと閉めて「生一丁！」とか言うやつ。で、次に「レモンサワー」って言ったらまたピシャッて閉めて「レモンサワー一丁！」みたいな。「なんで1個1個、通すんですか？」っていうあのネタは、元々は岡部くんでやっていたらしいのよ。岡部くんがあのふすまを閉める店員さんの役をやっていて。全部メニューを覚えてやらなきゃいけないでしょう？ あれ、岡部くんがやっていたのを秋山くんは「これ、土屋さんと菊田でやったらおもしろいんじゃないか」って。
（塙宣之）それはすごいね。
（土屋伸之）それ、すごいよね？
（塙宣之）だって岡部、今回楽してたもん。
（平野ノラ）アハハハハハハハハッ！ たしかにね（笑）。
（土屋伸之）で、岡部の役が菊田だったから。
元々はハナコ岡部が演じていた役
（塙宣之）じゃあ、阿久悠さんが生きていたら、岡部と阿久悠さんでやっていたっていうことね？
（土屋伸之）やらないけど（笑）。阿久悠さん、やらないと思うけど（笑）。
（塙宣之）もしくは村上春樹と秋山くんで（笑）。
（土屋伸之）いや、それも似てるけど。プラスワン、現状は俺になるんだよね。それでだから岡部の役を菊田がやんなきゃいけないっていうので、もう菊田が緊張しているの。で、台本を読んだらめちゃくちゃ面白い。でも、思ったよりこれは大変だっていうので結構練習した。あれは。
（塙宣之）頑張っていたね、菊田。
（土屋伸之）頑張ってたね。菊田くんが。あんなに……だからさ普段、楽屋とかでも一番菊田がしゃべるじゃん？
（塙宣之）そうそう。暇だからね。
（土屋伸之）でも今回はずっと緊張してるから、菊田全然しゃべらないの（笑）。
（塙宣之）少しピリピリしてた？
（土屋伸之）やっぱり出番のプレッシャーによって、楽屋でしゃべる量が変わるんだなって。今まではただ気が楽だっただけなんだなって（笑）。
（塙宣之）めちゃくちゃわかるわ。ミスしちゃいけないしね。
（平野ノラ）閉め方とかもね、パーン！って勢いが。
（塙宣之）ノーミスだったでしょう？
（土屋伸之）ノーミスだった。
（塙宣之）よかったね。やっぱり、あれは。1個でも間違えちゃったらもう危ないよ。
（土屋伸之）結構何回も……リハーサルも前日も何回も練習したし。もう、あの閉め方とか、立てつけとかも。
（塙宣之）壊れちゃったりしたらもう終わりだしね。あれはすごいかったな。
（土屋伸之）でも、達成感はやっぱりすごかったね。
（塙宣之）やりきった感じ？
（土屋伸之）やっぱりキングオブコントチャンピオンと一緒にコントできたっていう感じはあった。ネタ合わせの時から「ああ、こんな感じでやるんだ」みたいな。すごい楽しかった。
（塙宣之）あれこそまさにね、プラスワンみたいな感じだったよね。
（土屋伸之）ただ、やっぱり本当に気づいてなかったね。
（平野ノラ）私もわからなかった。
MCのダウンタウンはちゃんと気づくのか？
ナイツ土屋 × ハナコ菊田
似すぎててネタに集中できない??
あ、そういうネタか#お笑いの日 #お笑いの日2023 #tbs #ナイツ #ハナコ #そっくりさん pic.twitter.com/eASN3L9G3l— フック81 (@81xxxxxxxxxx) October 21, 2023
（塙宣之）俺はだから一番心配だったのが、MCのダウンタウンさんが気づくかなっていうところで。「こいつ、誰やねん？」ってなるんじゃないんじゃないかなって。
（土屋伸之）そう思った。だから、そのカメラワークもすごい入念に。最初は気づかないぐらいの引きで撮って、それで何回目で寄るかとか。そういうのもすごい秋山くんと打ち合わせをして。
（塙宣之）角度とかもね、ある程度同じしないといけないし。
（土屋伸之）バミりと姿勢とね、全部揃えてやってましたよ。そのおかげで誰も1回目、全く気づいてなかった。
（塙宣之）あれ、全く気づいてなかった。
（土屋伸之）1回目はマジで誰も気づいてなかった。
（塙宣之）体型とかも、やっぱりちょっと似てるんだね。身長とかもね。
（土屋伸之）体型とかもね、一緒だったね。
（平野ノラ）さっき、土屋さんの隣で動画見てても私、気づかなかったです。さっき見てたけど。動画。
（土屋伸之）「これこれ」って言ってね。
（平野ノラ）全然気づかなかった。わからなかったです。
（塙宣之）それはすごい発明だよね。
（土屋伸之）あんなの、今までにないもんね。
（塙宣之）今まで、ないだろうね。だから「2人います」って言わないのも面白いしね。不思議な体験をしたっていうのも面白いし。「その日、我々は不思議な体験をしました」っていう。それも面白じゃん？ 最後、なんか変な音楽が流れて。「不思議な体験を……」って。
（土屋伸之）その振りのVTRもね、絶対にばれないように。影、シルエットとかも変えてもらったりとかして。すごくこだわって。
（塙宣之）あと、声も変わっていたもんね。別に声を言ったところで気づかねえだろうとは思ったけど。
（土屋伸之）いや、それは徹底していたね。楽しかった。
（塙宣之）あれはおもしろかった。名作だったんじゃないですか？
＜書き起こしおわり＞