佐久間宣行 自身のベスト映画『アンダーグラウンド』を語る

佐久間宣行 自身のベスト映画『アンダーグラウンド』を語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

佐久間宣行さんが2021年12月1日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中で自身のこれまでに見たベスト映画についてトーク。エミール・クストリッツァ監督の『アンダーグラウンド』を挙げていました。

(佐久間宣行)東京都の方。「先日、渋谷Bunkamuraル・シネマでヴィム・ヴェンダースの『パリ、テキサス』を見ました。私がハタチの時の1985年に公開され、劇場で何度も見て、その後DVDでも見ています。が、改めてやっぱり私のベストワンは『パリ、テキサス』だなと確信しました。佐久間さんにはそんな映画はありますか? もちろん、現時点でのということになりますが、よろしければ教えてください」。

ああ、ということは俺の10歳上だね。85年でハタチっていうことは。俺、85年で10歳だから。まあ、たしかにそうしたら『パリ、テキサス』はそうなのか。俺はやっぱりあれなのよ。高校時代から大学時代に見た映画ってそうなっちゃうじゃん? で、高校時代が完全にタランティーノなの。タランティーノ、岩井俊二、たけしさん。で、93年が『キッズ・リターン』なのね。

で、そういう意味で言うと『ソナチネ』『キッズ・リターン』が邦画だとすごいドンと来て。で、海外の映画だとタランティーノの映画の初期の作品が本当に心に残っているんだけども。一番はね、俺はね、エミール・クストリッツァかな? その『アンダーグラウンド』っていう映画があって。3時間ぐらいのユーゴスラビアの話なんだけども。それかな? それを10年に1回ぐらい見て「やっぱりすげえな!」って思う。

エミール・クストリッツァ『アンダーグラウンド』

(佐久間宣行)その人の映画、好きなのよ。『アンダーグラウンド』とか『黒猫・白猫』とか。最近は撮っているのかな? エミール・クストリッツァっていうユーゴの監督がいて。その人が何年に撮ったやつだろう? 『アンダーグラウンド』……95年だ。だから俺も大学時代。大学2年の時か。それを見て「うーわ!」ってしびれて。それでここで話したアベと「見た?」っていう話になって。で、もう1回見に行ったりして。そこから新作は全部見ているぐらい好きなんだよね。

だから僕は青春で、結局ゲストワンは何か?って言われたら今は『アンダーグラウンド』って答えます。そう思っていますね。いいね、こういう話ね(笑)。俺、当初こういう話をするラジオのはずだったのに……フハハハハハハハハッ! まあまあ、普段のラジオも好きだけど。たまにこういう話をできるのも、いいね。

『アンダーグラウンド』予告編

<書き起こしおわり>

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