能町みね子 巫まろ・木下優樹菜・日本徒歩縦断18歳青年の謝罪を語る

能町みね子 巫まろ・木下優樹菜・日本徒歩縦断18歳青年の謝罪を語る ナイツのちゃきちゃき大放送

能町みね子さんが2021年10月30日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で巫まろさん、木下優樹菜さん、日本を徒歩で縦断しようとして炎上した沖縄の18歳青年の謝罪文や動画について話していました。

(能町みね子)それで、今週はすごく私が大好きな謝罪文が多い週だったので。

(塙宣之)出たっ! 「出た」じゃないよ、俺。拍手しちゃったよ。あの、手書きのやつをね。まず、誰ですか?

(能町みね子)ええと、巫まろさん行きますけども。これ、私は画像が保存してあるので読みたいんですけども。途中から読みますけども。「お仕事を通じ、渡辺さんと懇意になり、このようなお付き合いが到底許されることではなくご家族の方に不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げると共にに、私のあさはかな行動を反省いたします」って書いてあるんですけども。文章がちょっとおかしいんですよ。「お仕事を通じ、渡辺さんと懇意になり、このようなお付き合いが到底許されることではなく」っていう。ここがちょっと飛躍しているんですよ。

(土屋伸之)ああ、そうですね。

(能町みね子)ちょっとなんか、ここに「懇意になり、奥様がいらっしゃることをわかりながら不適切な関係となってしまいました」とか、一旦文章を締めないと。そこでステップを踏んでいないので。私はこれは下書きがあったんだけども、下書きの2行ぐらいを読み飛ばしたんじゃないか?って思っているんです。

(塙宣之)『プレバト!!』じゃないですか。やっていること、『プレバト!!』ですよ!

(土屋伸之)夏井先生(笑)。

(能町みね子)これはたぶん下書きを見ながら書いていた時に1行か2行、飛ばしてこうなっちゃったんじゃないかな?って。だから結構丁寧な字なのに、なんか不自然なのはこういうことなんじゃないか?っていう。

文章の飛躍が気になる

(塙宣之)すごい鋭い推理!

(土屋伸之)下書きの中に「ちょっとここは入れちゃマズいだろう」みたいな表現もあって?

(能町みね子)まあ、もしかしたらそうかもしれないし。まあ、単に読み飛ばした可能性もあるし。

(塙宣之)手書きで書いているっていうこと自体はまあ、いいですね。

(能町みね子)そうですね。あと、字もすごくきれいで誤字も全くないんですけども。そして、手書きではないんですけども。日本縦断挑戦の子。

(塙宣之)あの子も謝罪したんですか?

(能町みね子)あの子が謝罪をして。「謝罪はしなくても……」とは思ったんですけども。そこまでのことではないんだけども。でも、ちょっと軽く炎上しちゃったんですよ。

(塙宣之)クラウドファンディングでやっていたから?

(能町みね子)そうですね。クラウドファンディングをしたし、そのルートが真冬に日本海と北海道を歩くっていうルートで。

(塙宣之)もし万が一、なにかあったらね。迷惑がかかっちゃうし。

(能町みね子)沖縄の子だからなにもわかっていないんじゃないか?っていう。その冬のヤバさを。北海道の山奥なんて歩けるわけがないんで。で、結構軽く炎上しちゃって、謝罪に追い込まれてかわいそうだったんですけども。その謝罪の中で最初は「感動を届けたい」みたいなことを言っていたんですけども。「旅はあくまでも趣味の範囲内であり、他人に元気や勇気を与えるとか、そういった事とは別の話だと思いました」って書いていて。

(塙宣之)ああ、自分が言っているんだ。

(能町みね子)そう。いいところ、気づいたねって思って。

(塙宣之)その通りですからね。

大切なことに気がついた

(能町みね子)「その通り! それですよ!」って思って。よく1週間ぐらいでこのことに気づけたなって。

(出水麻衣)旅に出てよかったですね。気づくことができて。

(土屋伸之)いろいろと考えたんですね。

(塙宣之)みんな、周りが騒いじゃうからね。やっぱりね。

(土屋伸之)18歳ですからね。

(能町みね子)だから旅で日本を縦断するよりも価値のあることに気づいたんじゃないかなって思いましたね。

(塙宣之)いつか、やってもらいたいね。趣味でね。自分でお金を貯めてね。

(能町みね子)いろいろと経験を積んでから。そうですね。あとは、木下優樹菜さん。ユッキーナ、私は好きなんで。

(土屋伸之)ユッキーナ、好きなんですか。

(塙宣之)一緒に仕事とか、されたこともあるんですか?

(能町みね子)1回だけ、お会いしたことがあります。ずいぶん前ですけども。

(塙宣之)前に『ちゃきちゃき』にも来てくれましたよね。

(土屋伸之)そうですね。

(能町みね子)ああ、そうですか。

(土屋伸之)ユッキーナさんの、これも謝罪ですか?

(能町みね子)これも謝罪動画があって。まあ、罪は罪なんでね、ちゃんと賠償金を払うっていうことなんですけども。40万円ですね。それはちゃんと反省しなきゃいけないところなんですけども。動画、見たんです。全編、私は見て。そして書き起こしも全部しました。謝罪好きなんで。

(土屋伸之)何分ぐらいあったんですか?

(能町みね子)7、8分だったかな? でもなんか、「台本がないな」ってわかったんです。たぶん、書かずに一発ドンで行っている感じがしていて。じゃないと、結構日本語が、口頭の文だから乱れるんですよ。「○○は××でした」っていうのが噛み合わなかったりとか。なんか、しゃべり始めの時点で着地点をあんまり決めてなかったりとか。

(塙宣之)そうか。文字起こしすると、わかるんだ。

(能町みね子)わかるんです。でも、それが逆に誠実だなって思ったんですよね。なんか全部、バチッと決めて。「このことしか言いません」っていうので始めるよりも、「とにかく謝りたい」っていうことで一発ドンで始めた感じがして。なんか割と私、この動画が好きなんですけども。

(土屋伸之)なるほど。

「とにかく謝りたい」という気持ちが伝わる

(能町みね子)で、「そういえばタピオカ屋さん、どうなったんだろう?」って思って調べたら……今、タピオカ屋さんってガンガン潰れているじゃないですか。ここは全然やっています。

(塙宣之)ああ、まだやられてるんですね。

(能町みね子)まだやっているんですよ。

(土屋伸之)相当潰れてますよ。他のは。

(能町みね子)そうなんですよ。すごい頑張っているんです。しかも、トーストとかも出していて。さすがにお店までは言えないですけど。

(土屋伸之)いろいろと工夫をしてね。

(能町みね子)東東京の某街の……たぶんユッキーナさんの地元に近いところにあるお店なんですけども。一度、ここは行きたいんですよね。ちゃんと確認したいです。どういうタピオカを出しているのか。

(土屋伸之)どういうタピオカを出しているのかを確認なんですか?

(塙宣之)木下チャレンジですよね。白いシャツを着てTKOの木下さんがやっている……。

(土屋伸之)いや、違う、違う。

(塙宣之)木下チャレンジじゃないんですか?

(土屋伸之)木下チャレンジをしているわけじゃないです。

木下チャレンジではない

(塙宣之)木下富美子がそのうち白いシャツを着て……「雲隠れしていました」って。

(土屋伸之)都民ファーストだった人もやらないと思いますよ? 「木下チャレンジ」ってなんですか?(笑)。いや、ユッキーナは自分のやつを謝罪したんですよ。

(塙宣之)ああ、そうなんですね。

(能町みね子)いろんな木下がいますね。本当に。

(土屋伸之)やっと裁判も落ち着いたから正直に話したっていうことなんでしょうね。

<書き起こしおわり>

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