渡辺志保 カニエ・ウェストのワイオミングの土地売出しを語る

渡辺志保 カニエ・ウェストのワイオミングの土地売出しを語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2021年10月18日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でカニエ・ウェストが自身のワイオミングの土地を売りに出しているニュースについて話していました。

(渡辺志保)ちょっと最近、気になったニュース、いいですか? あのカニエ・ウェストさんがご自身が所有していたワイオミング州の広大な土地をとうとう売りに出したっていうニュースをこの間、拝見しまして。で、カニエと言えば、言わずもがな。この間、アルバム『DONDA』を出したばっかりだけれども。これまで……だから2018年にリリースした『ye』をはじめ、ここ数年、3年、4年ぐらいずっとそのワイオミングの牧場みたいなところでずっと、そこに家とか建てて、リスニングパーティーとかをして。そこでずっと制作をしていたわけじゃないですか。

で、一時期、いろんなラッパーが「ワイオミング入りした」みたいなニュースがヒップホップサイトなんかを賑わしていて。だから私はあのワイオミングの土地を売りに出したというニュースを見た時に「ああ、カニエの中でひとつの時代が終わったんだな」と思って。なんかすごくノスタルジックっていうか、センチメンタルな気持ちになっちゃいました。「あんにいろんなことがあったあのワイオミングの地を……へー!」みたいな。

ワイオミングの地への思い

(渡辺志保)で、これもちょっと時効っていうか、当時私も話したことがあるか、全然覚えてないんですけど。私、1回だけそのワイオミングに行けるかもしれないチャンスがあったんですよ。それこそ、その『ye』がリリースされたのが2018年の6月1日なんですけども。その時、G.O.O.D.ミュージックからいくつもアルバムを連続で出してる時で。プッシャ・Tとか。で、私はその時、たまたまニューヨークにいたんですよね。で、ユニバーサルの方からいきなり国際電話がかかってきて。メールもいただいてたんですけど。「もし今、ニューヨークに行くならカニエのリスニングパーティーにちょっと行けませんか?」っていうことで。「ええっ!」みたいな。すごい浮き足立っちゃって。

で、その時は5月末とかだったんですけど。「でも待って? 今、ニューヨークは普通にあったかくていい天気だけど、ワイオミング行くとなると寒いから……」って。うちの旦那、クロちゃんっていうんですけども。「クロちゃん、大変! ちょっとダウンとか、買わなきゃ!」みたいな感じで。もう私は行けるものだと思っているから。で、センチュリー21っていう有名なアウトレットのお店がありますけど。そこに行って、まさにダウンを買おうかな?って思ってたんですよね。

でもまあ、直前まで待って結局行けなかったわけなんですけれども。そういう自分の思い出も込みで……「結局行けなかったけど、行けたかもしれないというワイオミング」と思って。いや、ちょっとね、まただから次からね。今、『DONDA』が今年、出たということで。また次からカニエの新章、新たなる章が始まるんだなって思ってね、そのニュースに思いを馳せていたわけなんですね。

カニエの新章が始まる?

(DJ YANATAKE)でもね、今、志保さんがおっしゃったようにここ数年のアルバムの思い出が詰まった地ですから。どうですか? 志保さん、思い切って?

(渡辺志保)思い切ってね。クラウドファンディングを始めて、皆さんに出資を募り、リターンを用意し……ワイオミングの土地をね(笑)。

(DJ YANATAKE)
ワイオミングの地の土をね、みんなでリターンで(笑)。

(渡辺志保)50グラムずつ分けますよ、みたいな(笑)。「いらねえよ!」っていう感じかもしれないですけどね。それでね、何億規模のねお金が集まるかもしれないとか……考えますね(笑)。夢の中でね。

<書き起こしおわり>

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