鈴木もぐら 那須川天心の蹴りで腰痛が治った話

鈴木もぐら 那須川天心の蹴りで腰痛が治った話 空気階段の踊り場

鈴木もぐらさんが2021年8月23日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中でAbemaTV『石橋貴明プレミアム』で那須川天心選手の蹴りを受けた件についてトーク。蹴りを受けて以降、苦しんでいた腰痛がなくなったと話していました。

(鈴木もぐら)で、体の話なんですけども。先週からずっと腰が痛くて。

(水川かたまり)また? 暑いよ、今。

(鈴木もぐら)そうそう。今までは、あったかい時期はね、比較的楽だったんですよ。寒くなってきたりとか、ちょうど単独の時期とか。そのへんがキツくて。春から夏はそんなこと、なかったの。全然動けていたし。だから賞レースの予選とかはギリギリ大丈夫だったりしたんだけども。ちょっと今年は様子がおかしくて。今年の夏、めちゃくちゃ痛くて。

(水川かたまり)1回、それこそTBSのトイレだっけ? 転んだのは。

(鈴木もぐら)ああ、幕張ね。

(水川かたまり)幕張の劇場でもぐらが洗面台に足を上げて、足を洗っていたら……。

(鈴木もぐら)そう。足が臭かったからね。手を洗うところでね。

(水川かたまり)そこで足を洗っていたら、バランスを崩して転倒して。ツルーン!って滑って、壁にガーン!ってぶつかって。

(鈴木もぐら)下の床ね。ツルン!ってそのまま転んで。思いっきり打って。

(水川かたまり)そしたら、腰痛が治ったっていう(笑)。

(鈴木もぐら)そう。1回、治ったんですよ。治ったんだけど、でもね、1週間ちょいぐらいで戻っちゃった。10日、経たないぐらいで。で、徐々に徐々に痛くなっていって。もう8月に入ってから、とんでもない痛み。

(水川かたまり)一番あったかい季節なのに。

(鈴木もぐら)だからこれはヤバいって思って。劇場にいても常に喫煙所の椅子のところに座ったり。痛いから。でも、もう座っていても痛いし。寝ていても痛い状況なのよ。寝っ転がっていても。だからもう、重力で痛いみたいなことなのよ。

(水川かたまり)地球に痛めつけられている?

(鈴木もぐら)地球に痛めつけられているぐらいの弱さ、脆さなのよ。今。で、これはもうそろそろ、医者に行かないとさすがにヤバいのかな?って思って。

(水川かたまり)もう4年ぐらい、遅いよ。「さすがに医者に行かなきゃヤバいのかな」って思うのは。

(鈴木もぐら)とりあえず、動くうちは行かなくてもいいかなって思っていたんだけど。でも、もう動かなくなったらダメじゃん? やっぱり処置をしてもらわないと。これはその一歩手前だと思って、医者に行こうと思っていたところに昨日、AbemaTVで『石橋貴明プレミアム』に出させてもらって。我々。タカさんがやられている特番に出させてもらって。生放送で。で、その時にね、僕らと一緒にゲストで那須川天心選手が来られていたんですよね。

(水川かたまり)もう超強い人!

(鈴木もぐら)そう。世界チャンピオンですよ。今、44戦無敗? キックボクシングの世界チャンピオン。その那須川天心選手が一緒にいたんですけども。まだAbemaTVで見れるよね?

(水川かたまり)見逃し配信で。

(鈴木もぐら)詳しくは見ていただきたいんですけども。まあ、いろんなことがあって、流れで僕が那須川天心選手の蹴りを食らうっていうことになったんですね。で、さすがにローキックとかハイキックは危ないから、ケツにしようっていうことになって。ケツを突き出して那須川天心選手に俺、思いっきり蹴られたんだけども。もう、とんでもない音がしたじゃん?

(水川かたまり)やばかったよね。俺、引いちゃったもん。まあ、お笑いの罰ゲームでよくケツバットだとかケツキックとかもありますけども。その音じゃないもん。

(鈴木もぐら)なんか、銃声みたいだった。バーンッ!って。「なに? 事件? 事件?」みたいな。

(水川かたまり)マジで速すぎて振りが見えないから。

(鈴木もぐら)すっごい音がしたじゃない? あれ、めちゃくちゃ痛くて。

(水川かたまり)あれは……痛いよね!

(鈴木もぐら)俺、めちゃくちゃ腰をやっちゃっている時だったから。

銃声のような音と衝撃

(水川かたまり)だから、俺もちょっと心配だったのよ。蹴られる前に。マジでお前、食らったら再起不能になるんじゃないかって。で、那須川さんも『石橋貴明プレミアム』で若手芸人を蹴って動けなくしましたっていうのはマイナスイメージすぎるし。お互い、損しかないから。言った方がいいのかな?ってちょっと思ったりもしましたけども。

(鈴木もぐら)そんな中、蹴りが実行されて。パーン!ってすごい音がして。「うわっ、痛え!」ってなって。もうその衝撃で思わず俺も「うわっ!」って床に這いつくばっていたんだけども。あの瞬間から腰、一切痛くないです!

(水川かたまり)なんでだよ!(笑)。どういうからくりなの?

(鈴木もぐら)一切痛くない!

(水川かたまり)お前の体って、おもちゃなの?(笑)。

(鈴木もぐら)もう無痛! すっげえ調子いいのよ。だから今日も劇場で……。

(水川かたまり)お前、64のカセットかよ? ガッガッガッ!ってやって。「ああ、ついた」みたいな(笑)。

(鈴木もぐら)この収録の前に行ったライブ、あったじゃないですか。その時も全然痛くなくて。体が。

(水川かたまり)結構動きのあるネタでしたけども。全然大丈夫だった?

(鈴木もぐら)全然大丈夫。で、今日、座っていても股関節も痛くないの。腰も。全部痛くない。あの蹴りを食らってから。すごいよ。もう天才だね! 那須川選手は。

(水川かたまり)「天才 那須川天心」ってよく言われてますけども。

(鈴木もぐら)で、あれ、あのありえない音、あるじゃない? バーン!って。本当、破裂音みたいな。あれね、幕張でも、あそこまでではないですけども。あんぐらいの音、していたんですよ。パーン!って。だからたぶん、蹴りの威力もあるんだけども、俺の腰がハマった時の……人間の骨とかそのへんのやつが全部パーン!ってハマった時の音もプラスされているんだよね。あれね。それでもう、だからどうお礼をつたえたらいいのか?っていう状況ですけども。本当に那須川選手のおかげでこの夏も私、乗り切れそうでございます。ありがたい限りでございます。ありがとうございます。まあ、でもこんなバカみたいな話ばっかりしているとね、ラジオからこんな曲が流れたりするんだよな……スチャダラパーで『サマージャム’95』。

スチャダラパー『サマージャム’95』

<書き起こしおわり>

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