水川かたまりさんが2023年12月4日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中で収録で一緒になったデーモン閣下に空気階段のライブDVDを渡すため、楽屋挨拶に行った際の模様を話していました。
(水川かたまり)それでさんまさん、(単独公演『無修正』の)DVDを受け取ってくださって。それともう1枚、デーモン閣下にもお渡ししました。
(鈴木もぐら)ええーっ? 嘘? 本当にデーモン閣下?
(水川かたまり)デーモン閣下に。一緒の収録で。「ここしかない! デーモン閣下に今後、お会いすることなんてないだろうし……」って。大チャンスだから、これは勇気を振り絞って行こうというので。でも、デーモンさん、先に行っちゃおうと思ったの。まあ、いろんな事情とかがあるだろうから。
(鈴木もぐら)まあ、ねえ。悪魔的にはすぐ帰らなきゃいけないだろうからね。
(水川かたまり)悪魔的には。だから、先に行っちゃおうと思って。その日テレの11階、楽屋がブワーッとあるフロア。そこでデーモンさんの楽屋を探して。そこを1周したんだけども、なくて。「あれ?」って思って。それでもう1周、したんだけどなくて。「あれ? でも、その番組の打ち合わせの紙にはデーモン閣下って書いてあるけど?」って思って。それでコットン西村も収録が一緒で。「デーモンさんの楽屋って、わかる?」って聞いたら「ああ、わからないでしょう? 俺もさっき、スタッフさんに教えてもらってさ。ついてきて。ここなんだよ」って言って。そしたら「POWERPLAY MUSIC様」って書いてあって。「ここにいる」って言われて。「なんで?」「いや、俺もわかんない」って(笑)。なんか知らないけど、POWERPLAY MUSIC様って書いてあってさ。
(鈴木もぐら)なんか日テレにデーモン閣下が来ていたらマズいみたいな?(笑)。
(水川かたまり)それで「コンコン」ってノックしたら、普通のおじさんが出てきて。「あれっ? えっ?」って思って。
(鈴木もぐら)えっ、嘘? マジで?
(水川かたまり)そしたら「あっ、マネージャーです」って。
(鈴木もぐら)そうだよな。さすがに。
(水川かたまり)「あの、すいません。ご挨拶をさせていただこうと思って」って。そしたらその方が中をチラッと覗いて「あの、すいません。今、ちょっとまだ半分、世を忍ぶ仮の姿です」って(笑)。
(鈴木もぐら)挨拶に行くの、早いのよ(笑)。
まだ半分、世を忍ぶ仮の姿
(水川かたまり)「ちょっと……前室でご挨拶をさせていただきますので。すいません。よろしくお願いします」って言われて。「ああ、そうなんだ。半分できていたんだ」って思って。でも、結構ギリなのよ。もう収録始まる直前ぐらいだったんだけど。
(鈴木もぐら)でも何十年、やられてると思っているんだよ?
(水川かたまり)「ああ、まだ? この時点で半分なんだ?」って思って。
(鈴木もぐら)そんなの、ものすごい早さだから。
(水川かたまり)で、普通に前室でフルの状態の時にご挨拶をさせてもらって。その時はもう、前室だからDVDを持ってなくて。「お願いします」ってご挨拶をして。で、収録が終わって。その終わりで渡しに行こうと思って、自分の楽屋からDVDを取ってきて。
(鈴木もぐら)急がないとね。
(水川かたまり)で、そのPOWERPLAY MUSICの楽屋をコンコンってやったら、さっきのマネージャーさんが出てきて。「お疲れ様でした。ありがとうございました。あの、DVDを……空気階段というコンビでやっておりまして。もしよかったら、受け取ってもらえないですか?」って言ったら「ああ、すいません。もう、世を忍ぶ仮の姿に戻っちゃってるんで……」って(笑)。
(鈴木もぐら)早え!(笑)。
(水川かたまり)めっちゃ早いの! 悪魔の時間、めっちゃ短いの! 本当に収録の間だけ、悪魔になって。結構もう、収録前後もきっちり、すぐに世を忍ぶ仮の姿に戻られるから。
(鈴木もぐら)ああ、だからか! 出入りを見られたらマズいからPOWERPLAY MUSICってなっているんだ?
(水川かたまり)それでわかったの。で、調べたらPOWERPLAY MUSICって事務所の名前だったの。だから、たぶんあんまり勝手に間違えて入ったりとか……。
(鈴木もぐら)これ、言っちゃって消されない? 大丈夫?
(水川かたまり)フハハハハハハハハッ! 蝋人形にされちゃう?
バレると蝋人形にされてしまう?
(鈴木もぐら)お前も蝋人形にされるぞ?(笑)。どうするんだよ? 俺、蝋人形とコントやらなきゃいけなくなるの?(笑)。ヤバいよ、これ。大丈夫かな?
(水川かたまり)とりあえず、なんとかさんまさんとデーモンさんにはお渡しができまして。
<書き起こしおわり>