空気階段のお二人が2025年6月9日放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』の中でGLAYの東京ドーム公演『GLAY EXPO GRAND FINALE』を見に行った際の模様をトーク。アンコールでYUKIさんが登場し、一緒に北海道ローカルCM曲『山親爺』をデュエットしたことについて話していました。
(鈴木もぐら)で、そこからもうヒット曲連発ですよ。もう本当に息もつかせる間にヒット曲連発。メドレーもあり、バーッ!ってやって。それで冒頭で言ったように「もう最後の曲です。2時間半、経ってます」「ええーっ!?」ってなって。で、最後の曲をやって。もちろん、アンコールがあるじゃないですか。アンコールがブワーッてあったら、なんとね、「なんかGLAYじゃない誰かがいるぞ? 誰だ、あれは!?」みたいな。
(水川かたまり)なんか、赤いものが出てきたっていう。
(鈴木もぐら)「赤いふわふわしたものが出てきた。なんだ、あれは?」と思ったら、YUKI!
「YUKIかーっ!」って。
(水川かたまり)「YUKI(バーン!)」って。
(鈴木もぐら)それでYUKIちゃんとGLAYでデュエットが始まっていくんですよ。やっぱりTAKUROさんも前に言っていたけど、ずっと高校の時とか、函館で……要はやってる音楽のジャンルとか違うけども、拠点としている街とライブハウスは一緒だったっていう、この奇跡というか、すごさね。しかも年代も一緒でさ。15歳からYUKIとGLAY、知り合いなのかよ? 嘘でしょう? それで日本の音楽シーンをさ、その15歳からの知り合いの2組が塗り替えていくんだから。函館の……すごいですよ。
で、その2組がまた東京ドーム、5万人の前に集まって。GLAYの30周年だっていうので。それでデュエットした曲がですよ、皆さん! 『山親爺』です!
(水川かたまり)「『山親爺』(バーン!)」って。
(鈴木もぐら)『山親爺』がさ……まあ、『山親爺』が何なのかといいますと、「出てきた、出てきた、やまおやじー♪」っていう歌なんですけども。それで「なにこれ?」って、これは北海道で流れているローカルのCMなんですよ。で、北海道の住人の人はこれをほぼ100で知ってるんですよね。その山親爺っていう銘菓、お菓子があって。それのCM。もう誰でも知ってるうんっていう。で、そのCMソングをYUKIちゃんが最近、2代目ですよね? 2代目として歌っていて。だからなんかTAKUROさんとかからしたら「いや、YUKIが歌ってるじゃん、これ! すげえ!」ってなって。「ぜひあれを今日、一緒に歌いたい」みたいな感じで一緒にね、『山親爺』を歌ったんだけど。
札幌千秋庵 山親爺CM(YUKI)
札幌千秋庵 山親爺CM(旧)
(鈴木もぐら)あの『山親爺』の歌を俺ら、知ってたっていうね。だから、あれですよ。単独ライブ、去年のツアーで全国各地を回らせてもらう時に、やっぱりその土地のお客さんをわかせたいってことでその土地のお客さんがわくフレーズだったりとか、歌とかを教えてくださいって募集をして。そしたら、「北海道は『山親爺』だ」っていうことで。だから北海道の単独ライブ。共済ホールでやったんだけど。
「そこで『山親爺』を歌えば北海道のお客さんはみんな盛り上がってくれます」よっていう情報をリスナーからもらって。で、2人で覚えて歌ったんですよ。で、それでワーッ!ってわいたっていうのがあった。あれのおかげで……正直、たぶんあそこにいた5万人の中の4万8000人ぐらいはポカンとしてたんですけど(笑)。
(水川かたまり)たぶん、知らないですよね。北海道出身の人じゃないとわからない。
(鈴木もぐら)「『山親爺』、やります」っつって『山親爺』を歌って……俺らはもう知っていたから「『山親爺』、キターッ! すげえー!」って(笑)。
(水川かたまり)「やべえ! YUKIとGLAYで『山親爺』!?」って。
(鈴木もぐら)すごいよね。だからこれもラジオをやってたから。あきらかに普通の東京出身の人とかよりも何倍もあの『山親爺』で楽しめましたから。
(水川かたまり)全部、そうですよ。ラジオをやって俺ら、あそこで見れたんだし。GLAYと接点が生まれて。
(鈴木もぐら)こうやって呼んでいただいて。絶対に交わらないはずだったんだから。GLAYなんて。
(水川かたまり)函館、GLAY、YUKIからいる中、東京ドーム。そこに空気階段って絶対に交わらないはずだったのに。それがラジオというもの。この媒体によって、なぜかそこにうん接点が持ててしまったという。これはもう本当にね、あとリスナーのおかげで『山親爺』もね、知れていたから楽しめましたし。本当にだからそういう意味でも、素晴らしい熱狂的な一夜でしたね。
空気階段全国ツアーのご当地盛り上げネタとしてラジオリスナーから教えてもらった『山親爺』CM曲がこんなところで役に立つなんて! ラジオをずっと聞いていたリスナーとしても最高のエピソードでした!
