安住紳一郎 東京五輪開会式・三宅義信先生登場を語る

安住紳一郎 東京五輪開会式・三宅義信先生登場を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2021年7月25日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で東京オリンピックの開会式に重量挙げの金メダリスト、三宅義信さんが登場した件について話していました。

(安住紳一郎)さて、開会式が金曜日に行われましたね。随分、夜遅くまでかかっていたようですけども。都内では花火の音などが聞こえていましたが。私が尊敬してやまない三宅義信さんが開会式、国旗を持って。国旗掲揚の日の丸を持つ係として登場されていまして。すでに私の開会式のハイライトはそこだったんですけども。

(中澤有美子)ねえ(笑)。

安住紳一郎的開会式のハイライト

(安住紳一郎)普段から尊敬してやまない、重量挙げの東京オリンピック、メキシコオリンピックの金メダリスト。ローマオリンピックの銀メダリストですけどもね。三宅義信さん。私も一度、仕事でご一緒してから大変ファンになりまして。もう81歳ですか。お元気でいらっしゃいますが。開会式。高橋尚子さん他の皆さんと日の丸を持って堂々と入場されていましたけども。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)先週、この番組で三宅先生の話をずっとしましたので、皆さんも気づかれた方、いらっしゃるかと思いますが。なかなか開会式というのは初めて見たというテイで放送をされていますんで。字幕スーパーなどがないんでね。あまり説明がないので自分で気づかなきゃいけなかったりするところですけども。NHKのアナウンサーもね、リハーサルを見ているはずなんですけども。「今、見た」という体裁でずっと話を続けますからね。「あっ! これは……三宅義信さんでしょうか?」なんて言ってね。素人から見ると三宅義信さんと三宅義行さんの区別はつかないはずなんですけども。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)弟さん。メキシコオリンピック銅メダリストの弟さんとは区別がつかないはずなんですけども。すぐに区別がついて……「区別がついて」っていう言い方も失礼ですけども。判別をされて。素晴らしかったですね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)昨日、三宅義信さんと……私はもう「先生」って呼んでますから。皆さんにも先生って呼んでほしいんですけども。三宅先生と昨日、また番組で一緒になりまして。「先生! 随分水くさいじゃないですか。開会式に出るなんておっしゃってなかったから、驚きました。画面に出てきた時に嬉しくて、手を叩きました。私が開会式で一番盛り上がったところはそこです」なんて言っていたら、「いろいろとね、まあ、メディアさんもうるさいから。ごめんなさいね、隠していて」なんて言ってましたね。

(中澤有美子)朝7時からご出演でしたもんね。遅くまで開会式の後。

(安住紳一郎)「先生、随分と遅くまで開会式、12時すぎまでいらっしゃったんですか?」「いやいや、めっそうもない。めっそうもない。もうすぐに、帰りました!」「えっ、すぐに帰ったんですか? じゃあ、最終聖火ランナーとか、見てないんですか?」「見てないねえ。誰だったの?」なんて言ってましたけどもね(笑)。

(中澤有美子)ああ、そうなんですか(笑)。

(安住紳一郎)開会式に参加した本人が「誰だったの?」って言ってましたね。「大坂なおみさんだったんですよ」「えっ? 大坂なおみさん。ああ、そう?」なんて言っていて。一緒に映像を見て。「王さんが来てたの?」なんて言っていましたけどもね。「挨拶、したかったな」って言ってましたね。

(中澤有美子)あんなに近くにいらして。そうなんですね。

(安住紳一郎)「すぐに寝ちゃったから」って言ってましたね(笑)。最高ですよね。

(中澤有美子)最高ですね(笑)。

(安住紳一郎)で、金曜日。開会式が夜遅くまであって。土曜日の早朝の番組でご一緒したんですけども。あまりにも疲れていて。先生、なかなか起きられず、仕事を忘れちゃっていたみたいで。スタッフがご自宅まで迎えに行ったら「あれ? 今日なの?」って言って出てきましたけどね。

(中澤有美子)よかった、間に合って(笑)。

泰然自若とされた三宅義信先生

(安住紳一郎)面白いんですよね。すごく。泰然自若とされた方でね。バレーボールの木村沙織さんと少しお話をされていて。結構若い……まあ木村さんはすでに現役を引退されていますけども。他のスポーツ競技を担当している解説者なんかと話をしている三宅先生も面白くて。ちょっとね、なんかやっぱり昔の話になると乗ってくるんですけども。この間もなんか、「いやー、懐かしいな。バレーボール。うん。大松監督は元気?」なんて言ってましたけども。「いや、大松さんはもう40年前に亡くなられました」みたいな。「えっ? 亡くなった? 猫田くんは? 猫田くんは?」「猫田さんも亡くなりました。もう30年ぐらい前にお亡くなりになっていますよ」っていう話ですけども。まあ、そういう、本当に素晴らしい人格者で。ねえ。ちょっといつかね、お話をしたいって皆さん、思いません?

(中澤有美子)本当ですね。ええ。

(安住紳一郎)三宅義信さん。宮城出身、7人兄弟。ねえ。恵まれない経済状況の中から、日本人がメダルを取るにはどうするべきか?っていうことでね。いろいろとグレーな橋を渡っていらっしゃいました。本当にね、先週、私がいろいろと大げさに言ってしまって。迷惑がかかったらどうしようと思って不安な1週間でしたけども。

(中澤有美子)ええ。大丈夫でしたか?

(安住紳一郎)なんとか、皆さんのお力添えがありまして。少しね、ネット関係の記者の皆さん方にもご理解をいただいたみたいで。感謝申し上げます。ありがとうございます。本当に。

(中澤有美子)ありがとうございます。本当に。

(安住紳一郎)本当にお世話になりました。ありがとうございます。やりようによっては、たぶん少し燃え広がるようなこともあったと思いますけども。皆さん方との信頼関係でなんとか乗り切ることができました。ありがとうございました!

(中澤有美子)本当に、感謝申し上げます。

(安住紳一郎)感謝申し上げます。もうこのご時世、燃えるか燃えないかはネット記者の筆1本でございます。ありがとうございます!

<書き起こしおわり>

安住紳一郎 重量挙げ金メダリスト・三宅義信伝説を語る
安住紳一郎さんが2021年7月18日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で東京オリンピック、メキシコオリンピックの重量挙げ金メダリスト、三宅義信さんについてトーク。大好きで敬愛してやまない三宅さんの逸話の数々を少し大げさに紹介していました。
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