ハライチ岩井 はじめてのサウナ「ととのう」体験を語る

ハライチ岩井 はじめてのサウナ「ととのう」体験を語る ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2021年5月6日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で後輩芸人のこゝろ山出谷さん、サンシャイン池崎さんとサウナに行ったことをトーク。山出谷さんの教えに従ってはじめてサウナで「ととのう」体験をしたことを話していました。

(岩井勇気)先週、後輩のココロの話をしましたけどもね。荒木と山出谷っていう。で、大きい方の山出谷っていうやつ、最後にサウナ大好きっていう話をしたじゃないですか。

(澤部佑)なんか言っていたね。

(岩井勇気)で、その話を聞いた直後ぐらいに俺は一緒にサウナに行ってるんだよね。で、山出谷に「ちょっと俺にサウナを教えてくれよ」って言ったら「ちょっといいところがあるんで。行きましょう」みたいな感じになって。で、昼空いてる日だったんだけど。同期のサンシャイン池崎も連れて俺の車で横浜のらくスパっていうところがあって。まあ、大きめのスーパー銭湯なんですけど。そこに行ったんですよ。で、都心から車で40分ぐらいかな? で、ロッカーに服とか荷物とかを入れるじゃないですか。で、もうすっぽんぽんになったら、山出谷がもうさ、やっぱりだから力士体型というか。

(澤部佑)ああ、筋肉と。

(岩井勇気)体、デカいし。がっしりしているし、人相も悪いし、金髪だしっていうことで。「もう本当にあとは金のネックレスをするだけだな」「いやー、そうっすかね」みたいな感じでさ。で、池崎は池崎で最近、ライザップをやっていて。で、締まってきて、体も筋肉がついて出来上がってきて。もうあいつ、なんか本当に性欲が強そうな見た目にどんどんなっていってるんだよね。

(澤部佑)ちょっと、そうね。肌も焼けてちょっと黒くて。

(岩井勇気)「なんかイメージ、変わったな」なんて。で、風呂に行ってさ、体を洗って。で、俺はもう、いつもスーパー銭湯に行ったら体を洗ったら、その後はもう露天のぬるい風呂に2時間ぐらい入って。それだけで帰っちゃうんだけど(笑)。

(澤部佑)おじいちゃんの入り方ですね(笑)。

(岩井勇気)それを山出谷に言ったら「本当に年寄りか女の入り方じゃないですか」っつってて(笑)。そう言われちゃって。で、その日はサウナに入るからって。で、「サウナのなにがそんなにいいのか、まず教えてくれ」って山出谷に言ったわけ。で、山出谷はいつも、サウナに1回、10分入るんだって。で、出て、水風呂にガッと入って、体を冷やして。で、露天に出て、寝転ぶ椅子みたいなところで外気浴をするっていう。それがいつものルーティーンらしいんだけど、それを3セット、やるんだって。

(澤部佑)なんかそういう風に言うね。

(岩井勇気)で、サウナに行って水風呂入って外気浴をしている時、いろいろと調べたらしいんだけども、交感神経と副交感神経っていうのが体の中で入れ替わるんだって。で、それがめちゃくちゃ気持ちいいらしくて。で、この交感神経と副交感神経の入れ替わりっていうのは、本当にセックスして行くのと一緒なんだって。体の中の構造で言ったら。だから、行くぐらい気持ちいいんだって。で、それが入れ替わっている瞬間なんだけども、もう人間ってその瞬間だけIQが2になるんだって(笑)。

(澤部佑)えっ、それは科学的な何かで調べられているの?

(岩井勇気)IQが2になるんだって。だから、バカみたいになっちゃうんだって。

(澤部佑)だから、そうか。みんな、変な顔をしているよね。よく、テレビとかでも。

(岩井勇気)そう。「ふわーっ」ってなっちゃって。IQが2になっちゃっているんだよ。あの時は。

(澤部佑)IQで顔って変わるの?(笑)。いや、わかんないけども。

(岩井勇気)もう顔のこととか考えられないIQになっちゃっているんだよ。

(澤部佑)もうなにも他のことを考えられないっていう。

(岩井勇気)そう。「なるほどな。いろいろと知ってるんだな」って思って。

(澤部佑)たしかに。ちゃんと調べているんだね。好きだから。

(岩井勇気)で、「入ってみよう」ってなって。で、3人でサウナに入ったんだよ。そしたら今、すごいの。サウナも充実してて。お尻に敷くマットみたいなのも貸してくれるんだよ。なんか。

(澤部佑)タオルだけじゃないの?

(岩井勇気)そう。お尻、みんながつけているところにつかないようにっていうので、洗ったマットを貸してくれるの。お尻に敷くやつを。で、山出谷が「サウナっていうのはやっぱり上の方が暑いので。下の段にとりあえず座りましょう」ってなって。でも俺が「大丈夫か? 他に入ってる人たちに『下の段? 下の段に行くのは小学生までだよね!』みたいに言われるんじゃないの?」って聞いたら「そんなのないですから。大丈夫ですよ」って言うわけ。で、下の段に座ったんだけども、本当に下の段に座っているのって俺たち3人しかいなくて(笑)。

(澤部佑)下の段……たしかにあんまり見ないな。

(岩井勇気)「なっているじゃん」ってなって(笑)。で、「10分、我慢しましょう」っていうから俺も「10分、我慢しよう」って思って座ってたんだけど。もう、2分ぐらいしたら、ダメね。「暑い、暑い、暑い……」ってなって。

(澤部佑)早っ! 弱っ!

入って2分で限界に

(岩井勇気)俺、サウナ入れないから(笑)。もうでも、あいつらはがっしりしているし。人間の体の芯に熱が伝わるのが遅いけど。俺はもうキュッ!って。すぐに熱が伝わっちゃうから。

(澤部佑)山出谷と池崎は? そういうことなの?

(岩井勇気)そうなっちゃうから。「暑い、暑い! 出よう、出よう!」って言ったら「いや、早すぎますって」ってなんか怒られて。

(澤部佑)それは山出谷流があるからね。

(岩井勇気)だからグーッと我慢して。もう5分ぐらいで俺は限界になっちゃうの。で、フラフラになっちゃって。でもその後も我慢して。しばらく頑張ったんだよ。そしたら山出谷が「あと少し。岩井さん。あと1分です」って言うわけ。で、時計を見たら、あと2分なんだよ。「こいつ、『1分です』って言って1分経った時に『ああ、あともう1分でした』って言おうとしているな」って思って。

(澤部佑)ああ、ごまかしてやるやつな。

(岩井勇気)そんなの、息子と風呂に入っている時と一緒じゃねえか。100まで数えさせる時と同じようなことを俺にしているんだよ。

(澤部佑)おじさんの岩井に(笑)。

(岩井勇気)年上の俺に。で、どうにかでも10分、我慢してさ。もう10分になったと同時に「もう出よう! 出よう!」ってなって。バーッと出たんだよ。俺は。もう本当に出たいと思っていたからバーッと出たら、お尻に敷くやつをサウナの中に置いてきちゃっていて。「うわっ、あの地獄にまた入らなきゃいけないのか……」って(笑)。

(澤部佑)ああ、自分のは持っていかなきゃいけないんだ。

(岩井勇気)そう。自分で持っていかなきゃいけないから。で、暑い中にまた入っていってさ。「暑い……くそーっ!」って(笑)。それで取って出たらさ、池崎と山出谷はもう水風呂に入っていて。で、俺も水風呂に入ろうと思って足をつけたんだけど……もう入れないんだよ。冷たすぎて!

(澤部佑)そう。最初、本当だよな。

(岩井勇気)「はあああーっ!」ってなっちゃうの。冷たすぎて。で、「無理だよ……」ってなって。本当に水風呂の縁にしゃがんで。体にちょろちょろと水をかけながら……。で、「へっ、へっ、へっ……」って言いながら入ろうとしていたら山出谷がそれを見て「はっはっはっはっ」って言うわけ。もうそれ、息子に対しての笑い方じぇねえかよって(笑)。俺のこと、小僧だと思っているじゃねえかっていう(笑)。

(澤部佑)山出谷クラスになるとな。うん。

(岩井勇気)で、我慢して。グーッて。「ヤバいよ、俺、もう無理だよ! 心臓が止まっちゃうよ! ヤバい、ヤバいよ、これ!」って。

(澤部佑)弱すぎるんだよ(笑)。

(岩井勇気)グッと入ってさ。もう水風呂の中で動けないのよ(笑)。

(澤部佑)動くと寒いしね(笑)。冷たいし。

(岩井勇気)それで「出ましょう」って山出谷がザバーッて出ようとして。「ちょっと待ってよ! 波を立てないでくれっ!」って(笑)。

(澤部佑)なんでそんな弱いキャラなんだよ(笑)。

(岩井勇気)「水が来ちゃうから!」って。でさ、出て。「よし、来た! これだろ? 外気浴だ!」って。それで露天にバーッと出ていったら、サウナに入っていた間に雨がザーザーに降っていて。「うわあ……雨、降っちゃってんじゃん」ってなって。でも、しょうがないからとりあえず、寝転ぶ椅子みたいなのがあるんだけども。そこに行ってさ、山出谷と寝転んで。「どうですか、岩井さん? 交感神経と副交感神経、入れ替わっている感じですか?」って言うから「いや、今、全神経が雨に持っていかれているわ」って(笑)。

(澤部佑)えっ、屋根とかないの?

(岩井勇気)ない。ボタボタ。

(澤部佑)それ、意味あんの? ザーッて?(笑)。

(岩井勇気)そこに俺も寝転んでさ。

(澤部佑)皮膚にバババーッ!って? なにそれ?(笑)。

(岩井勇気)「もう雨に全部神経を持っていかれているわ」「ですよね。外気浴レベルの中でも今、最低レベルです」って言われて(笑)。

(澤部佑)環境としてはよろしくないね(笑)。

(岩井勇気)「一番最低の環境です」って。それでビショビショになりながらもちょっと寝転んでさ。味わえず。「でも一応、3セットはやろう」ってなって。で、2回目もやってさ。サウナ、水風呂、露天。で、雨に打たれ。その2セット目をやって。で、3セット目はあいつが「ちょっと上段に行きましょう。一番上のところに座りましょう」って言うわけ。そしたら、もうめちゃくちゃしんどいのね。なんか、自動ロウリュみたいのがあって。

10分に1回、石に水みたいなのをかけられて、蒸気がブワーッと出るんだよ。で、それが全部上段に来るわけ。で、もう熱い空気は全部上に溜まってるし。それでも我慢して我慢して。もう限界まで。「最後だ」って思って10分やって出て。水風呂も「へっ、へっ!」って入りながら。で、その水風呂も出て、露天に行ったらいつの間にかめちゃくちゃ晴れていて! もう通り雨みたいなので。で、わかる? 通り雨が終わった後のピーカンの感じの。

(澤部佑)ああ、あるね! 気持ちいいやつね!

雨上がりの外気浴

(岩井勇気)そう。カラッと晴れていてさ。「岩井さん、今、最高です!」ってなって。で、寝転ぶところにまた行って寝転んだら……もう、すごいのね。もうフワーッと、頭の中がクラクラクラッてなって。で、もう体に全く力が入らなくなって。で、頭から何かがスーッと抜けていく感じというか。それでもう何にも……もう本当に何も考えられなくなるんだよ。その時。「めちゃくちゃ気持ちいい!」ってなって。もう「行く」っていうよりは、なんか行った後のいわゆる「賢者タイム」みたいな状態なわけよ。行って、「ああーっ……」ってなんか布団に突っ伏している時ってすごいいいじゃん?

(澤部佑)岩井、童貞でしょう?(笑)。

(岩井勇気)童貞じゃねえんだよ、俺は(笑)。童貞じゃねえわ(笑)。でも、あれと一緒なんだよ。

(澤部佑)フワーッと、なんか。

(岩井勇気)「ああーっ……」って。もう布団に突っ伏して5分ぐらい、なっちゃうじゃん。あれ。

(澤部佑)なんか動けないっていう。

(岩井勇気)あれなんだよ。「ああ、満たされた……もう今、なんもしたくねえ」っていうあれなの。もう本当に。

(澤部佑)外で寝転びながら。

(岩井勇気)で、「わかりました?」って山出谷が言うから、(気の抜けた声で)「わーったわぁ~」って……(笑)。

(澤部佑)IQ(笑)。

(岩井勇気)「わかったわぁ~。気持ちよすぎる~」って。もう寝転びながら。もう超気持ちいいわけ。「これかー」って。で、山出谷にさ、「俺たちはもう、セックスして。してる時が一番気持ちいいと思ってたけど、これ、違うんだな。あれもセックスして行って、布団に突っ伏してる時。これが一番気持ちいいんだな。だから俺たちは実は、布団に突っ伏すあの3分、4分、5分の時間のためにセックスをしたいと思ってるのかもしれないなあ……」って言って。山出谷が「そうっすね……いや、やっぱ最中が一番気持ちいいっす」って(笑)。

(澤部佑)ああ、そうか(笑)。オスが急に(笑)。

(岩井勇気)「やっぱり最中が一番気持ちいいな」って言って。それで山出谷が「そうっすねー」って(笑)。

(澤部佑)男3人のサウナ漫画じゃん(笑)。ダラダラしゃべって(笑)。

(岩井勇気)サウナ漫画の最後のコマ(笑)。「やっぱり最中が一番気持ちいいな」「たしかなー」って(笑)。

(CM明け)

(澤部佑)じゃあ、サウナにハマっていく可能性、あるんですね。

(岩井勇気)なんかすごい……ちょっと全然味わったことない感じだった。

(澤部佑)そうだよな。俺もちゃんとはやったことがないんだよな。

(岩井勇気)しんどいけど……なんか、なんていうんだろう? クラクラッとするんだよね。なんかの中毒になったみたいな。

(澤部佑)だから今まで体験したことのない感じなんだね。おそらく。それは流行るか。

(岩井勇気)だからあれを知っちゃうと……「あれでちょっと性欲なくなりましたね」って山出谷は言っていたよ。

(澤部佑)ええっ? それもなんか怖いけどな。

(岩井勇気)それで満たされちゃって。

(澤部佑)でも俺もたしかにパンの後のちゃんぽんでちょっと性欲は下がってきているもんな。

(岩井勇気)違うだろ、それは。ためて、ためてのちゃんぽんじゃねえんだよ。

(澤部佑)「ちゃんぽん、フワーッ」ってね。

<書き起こしおわり>

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