渡辺志保さんが2021年4月26日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でコーデーのEP『Just Until…』について話していました。
(渡辺志保)ではちょっとここでオープニングチューンをかけたいと思うんですけども。YBN・コーデー改めコーデーちゃんがEP『Just Until…』を発表しまして。これがすごくいい内容でした。4曲しか入っていないんだけども。でも、その4曲の中にはQティップも参加していたり、ヤング・サグも参加していたりっていうことで。かつ、Qティップとやっている『More Life』っていう楽曲の中ではバース2のところでご自身のガールフレンドについて言及している箇所があったんですね。
(DJ YANATAKE)あら、誰なのかしら?
(渡辺志保)「My girl a tennis star」っていう風に言っていて。「どなたなのかな、うーん?」って思ったり……フフフ(笑)。
(DJ YANATAKE)一応ね、はじめての人もいるかもしれないから丁寧に言っておきますか。
(渡辺志保)丁寧にね。これはあのクイーン、大坂なおみさんとお付き合いしているっていうのがこのコーデーということで。
My girl a tennis star
"She’s musically inclined, though. She has a good ear." @cordae on playing his new music for @naomiosaka https://t.co/B4UfEroiBH pic.twitter.com/9L3ivQG9UD
— GQ Magazine (@GQMagazine) April 23, 2021
(DJ YANATAKE)ですね。
(渡辺志保)でも、その事実を差し引いたとしても、本当に素晴らしいラッパーですから。ぜひ、この機会にはじめて名前を聞いたという方も聞いていただきたいと思ったし。あと、ヤング・サグとやっている曲の中でも「お前の20ドル札なんて見たくねえ。それがハリエット・タブマンの札じゃないのならば」っていうラインがあって。それも何年か前にオバマ政権の時。20ドル札に図柄を黒人奴隷解放の母と呼ばれるハリエット・タブマンにするっていうのがありましたけども。ハリエット・タブマンの名前をそういう風に出していてさすがだなって思いました。
(渡辺志保)ここで今日、かけたいのは4曲目に収録されている『Thorton Street』っていう曲なんですけども。これは自分の人生を振り返りながらラップしているような内容なんですよね。で、自分のお母さんがコーデーくんを妊娠した時の話なんかもしつつ、ちょうどフックの部分でも「残念ながら僕たちは誰か愛する人を失ってしまうよね。そんな時、俺はそのなくした人を買うことができればなって思っちゃうんだ。それぐらい、ストレスを感じるんだ(Unfortunate, when our loved ones die, wish I could buy some time I be stressin’ so, of course, I get high sometimes)」みたいなことをラップしておりまして。
ちょうど、そのDMXの追悼式なんかもありましたので。なんか響くなって。すごく実体験に基づいてリアルにラップしているんだろうなって感じたので、皆様にも聞いていただきたいと思います。では、お届けしましょう。コーデーで『Thorton Street』。
Cordae『Thorton Street』
(渡辺志保)はい。お届けしましたのはコーデーで『Thorton Street』でした。フックのところでね、「いつか結婚して子供もほしいな(Have a house with a wife and some kids one day)」とかおっしゃっていて。なんかすごくいいなって思いながら聞いておりました。
<書き起こしおわり>