ハライチ岩井 洗濯機を買い替えた話

ハライチ岩井 エッセイ集『僕の人生には事件が起きない』販促法を考える ハライチのターン

ハライチ岩井さんが2021年4月8日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で洗濯機を買い替えた話をしていました。

(岩井勇気)洗濯機がね、ちょっと前からなんですけど。調子が悪くなってね。もう一人暮らしを始めた時に買ったやつなんですけどね。だからまあ4、5年前とか、そんなもんだね。で、ドラム式のやつで、ヤマダ電機かなんかで買ったんだけど。乾燥機が付いてるやつね。で、乾燥機が付いてるんで、タオルとかパジャマとかスウェットとかだけは乾燥機をかけるようにしてるの。だからパンツとか、シャツとか、そういうのは洗濯だけして。のばして干したりしているんだけども。その乾燥機なんだけども。それが始まると、10分ぐらい経つと「ピーッ!」ってなって完了みたいになっちゃうわけ。

(澤部佑)ああ、完了ってなるの?

(岩井勇気)で、全然乾かないわけ。ビショビショのまま、ちょっと温まってるだけみたいな(笑)。「おかしいな?」ってなって。で、乾燥機だけにして、2時間……それ以上は設定できないんだけども。「2時間」って設定して、2時間やると、その2時間はできる。でも2時間じゃ、乾かない時があるんだよ。だから2時間まで待って。で、その終了した瞬間にもう1回、2時間ってやらないとならないの。

(澤部佑)そうか。それを待ってないとね。そのままにしてたら、ダメだもんね。

(岩井勇気)待ってないとだし。わかる? 2時間やると、全乾きにならないの。半乾きになって、そのまま放置すると、めちゃめちゃ臭いことになっちゃうわけ。

(澤部佑)そうだね。だからすぐにやらないとダメってことだね。

(岩井勇気)すぐにやらないとダメ。だから「超面倒くせえな。ヤベえな」ってなってね。だからもう、洗濯だけの機能でずっと使っていたんですよ。ここ1ヶ月ぐらいね。でももう限界になっちゃって。「いや、もう買うか!」って。でも洗濯機なんか今、高いじゃん?

(澤部佑)洗濯機は高いよ。

(岩井勇気)どうしてるの? いいやつを買っているんですか?

(澤部佑)うちも同じような……うちも乾燥だけ今、調子が悪くて。ピピッてなっちゃって。俺も結構使っていたから。一人暮らしで。それで今、ちょうど買い替えようかな、ぐらい。

(岩井勇気)それで見たら、高いんだよ。

(澤部佑)高いよ!

(岩井勇気)で、もう高い買い物になってくると、母親に電話してね。「あの、洗濯機をちょっと買いたいんですけど。貯金を使わせていただいてもよろしいでしょうか?」ってね(笑)。

(澤部佑)関係ないじゃん。お前が働いて得た金なんだから。関係ないだろ?

(岩井勇気)これはもう本当に全部、母親に預けてるんで。貯金の方を手をつけるには、そこのセキュリティーを解除しないといけないんだよ(笑)。

(澤部佑)10代アイドルシステム? いつやめるの、それ?

母親貯金セキュリティーを解除

(岩井勇気)それで「おう」みたいに言われるの(笑)。「ちょっと洗濯機を買いたいんですけど。貯金、使わせてもらってもいいですか?」って言ったら「ああ、おう。まあまあまあ……」みたいな(笑)。

(澤部佑)それ、イラッとしないの?

(岩井勇気)「まあまあ、しょうがないか」って。

(澤部佑)管理していただいているから?(笑)。

(岩井勇気)いただいているから。「つきましては、買っていいぐらいの値段の洗濯機を選んでおいていただいてもいいですか?」って。

(澤部佑)ええっ? どういうこと? 母親に? なにそれ?

(岩井勇気)ネットや電気屋さんで……いや、俺もわからないし。洗濯機なんてわからないし。だからまあ、ネットで見るだとか、母親に電気屋に行ってもらうだととかして。買って送ってもらおうというっていう。

(澤部佑)ああ、もう面倒なことを全部ね。すごいな。

(岩井勇気)でさ、本当に電気屋に行ってもらって。「こういうのがあったよ」みたいなのを報告してもらって。「じゃあ、こうしようかな」みたいな話もしてね。で、買ってもらってさ、送ってもらって。それが昨日、来たんですよね。ドラム式のやつで。前のよりちょっとだけ容量を多めにしてね。でさ、業者が午前中に来て。設置してもらってね。「よし、これでいい。タオルがもう、洗濯物がたまってるから洗ってみよう」って。で、スイッチを入れてね、タオルを突っ込んで、洗ってみたんですよね。で、ジャカジャカジャカ……って洗濯が始まって。「おおー、まあまあ、OK、OK」みたいな感じで。それで寝室のベッドでゴロゴロしてたら、ガゴガゴガゴガゴッ!ってなって。もう、脱水がすごいのよ。もう、洗濯機が震えちゃって。揺れちゃって。

(澤部佑)なんで? なに?

(岩井勇気)ガゴガゴガゴガゴッ!って。もう、家が家の揺れちゃうんだから。本当だよ、これ?

(澤部佑)嘘でしょう?

(岩井勇気)本当なんだよ? もうびっくりして。あの、本当にリアルにベッドがブルブルしてたんだから。本当だよ、これ?

(澤部佑)猫で嘘をついて、洗濯機でも嘘をついて……。

(岩井勇気)本当にうちに来てもらえればわかるんだけども。もう洗濯機の脱水の時、めちゃめちゃガタガタ洗濯機が震えていて。とんでもなくうるさいの。すげえパワーでやってるなと思って。もう、新品の最新の洗濯機にしたから。俺は静かになるもんだと思っていたんだけど、新品にしたらうるさくなるのね。

(澤部佑)まあ、パワーがすごいっていうことなのかな?

(岩井勇気)でさ、「本当にこの洗濯機でやっていくんだ」ってちょっとなんか途方に暮れてね。で、この洗濯機なんだけども。買う時に母親と電話してて。「なんか同じシリーズのやつで、高いやつ。上級のやつと安いやつがある。どっちにする?」って聞かれたのよ。で、「何が違うの?」って聞いたら、「上級機種はスマホと連動する。家の外にいても、スマホと連動できる。そういう機能が付いている」っていう。それで「正直、いらねえな」と思って。よくわかんないし。ややこしい機能がついているのもうるさいし。いいわって思って。安い方にしたわけ。

で、結局安い方が来て、やったんだけども。なんか洗濯をしている時によくよく考えたんだけども。「スマホと連動ってこれ、なに?」って思って。エアコンとかテレビとかだったらわかるのよ。家に帰るまでにスマホで操作して部屋を温めておくみたいな。テレビだったら録画するとか。「これ、忘れちゃったから録画する」みたいな。でも洗濯機ってもう家の外に出ていて洗濯をしておくなんてことは予約で済むし。「あ、洗濯を忘れた」なんて思っても、洗濯機の中に洗濯物を入れておいているわけじゃないじゃん? だから「なにこれ? スマホと連動って一体なんなわけ?」って。わかんなくて、しばらく考えていて。「わからないな……でも、たぶんこうかな?」みたいな。たぶんだけど、洗濯と連動して、ゲームみたいなのできるのかな、みたいな。

(澤部佑)うん? どういうこと?

(岩井勇気)私はゲームだと思うんですよ。しかも、『洗濯乱舞』的なやつなんじゃないかと。

(澤部佑)『洗濯乱舞』?

(岩井勇気)洗濯男子たちの『洗濯乱舞』的なやつなんじゃないかなって。

(澤部佑)よくわかんないですよ。全然。

洗濯機とスマホの連動=『洗濯乱舞』

(岩井勇気)今、流行りのね。洗濯男子たちが洗ったものに応じて育つというか。それが『洗濯乱舞』ですよね。

(澤部佑)ああ、あるね。そういうゲーム?

(岩井勇気)だから、たとえばシャツだったら……白シャツだったら、さわやか男子。で、Tシャツだったら、元気系男子。これが洗うごとに育っていく。これが『洗濯乱舞』ですよね(笑)。

(澤部佑)「これが『洗濯乱舞』ですよね」って言われても……ちょっとあんまりよくわかんないですけども。

(岩井勇気)『洗濯乱舞』……『ランドリー乱舞』っていうか(笑)。

(澤部佑)『ランドリー乱舞』?

(岩井勇気)『ランドリー乱舞』というか『洗濯乱舞』というか。で、タオルはちょっと包容力のある優しい系男子だったりなんかして。また、靴下なんてなりますとね、僕が一番好きなショタですよね。やっぱり(笑)。

(澤部佑)靴下が?

(岩井勇気)まあ、かわいい系?

(澤部佑)靴下は……なんとなく、そうなのか?

(岩井勇気)かわいい系だろうね。靴下の男の子はかわいいだろうね。で、もうベッドシーツはすごいよね。ベッドシーツはゆるふわ系男子なんだけど、夜の性欲めちゃめちゃ高いっていうね。

(澤部佑)まあ、ベッドのシーツだからね。

(岩井勇気)あと、パンツなんていうのはもう単純にこの色気ムンムンの。

(澤部佑)ストレートにエロいやつだ。

(岩井勇気)エロいしゃべり方の男子だろうね。で、ブラは……ブラも洗うこと、あるじゃない?

(澤部佑)まあ、あるよね。

(岩井勇気)ブラは、ブラ夫男子。

(澤部佑)ブラ夫男子?

(岩井勇気)うん。ブラジャーつけてるブラ夫男子(笑)。

(澤部佑)ああ、まあまあ、ブラジャーをつけている人もいるのか。

(岩井勇気)そういった、ねえ。『洗濯乱舞』なんじゃないかなっていう。うん。

(澤部佑)いや、違うよ?

(岩井勇気)これを俺は企画書書いて。DMMに持っていこうと思っていて(笑)。

(澤部佑)作ろうとして? DMMで?

(岩井勇気)DMMで。『刀剣乱舞』をやっているDMMで(笑)。

<書き起こしおわり>

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