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KEN THE 390 サラリーマンとラッパー活動の両立を語る

Creepy Nuts KEN THE 390との出会いを語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0
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KEN THE 390さんが2021年2月16日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』にゲスト出演。Creepy Nutsとリクルートのサラリーマン時代のラッパー活動との両立について話していました。

(DJ松永)そこから、ソロでCDを出していってメジャーに行きますよね?

(KEN THE 390)行く、行く。

(DJ松永)それって何歳ぐらいのタイミングでした?

(KEN THE 390)26で俺、ソロデビューして。CDデビュー。

(DJ松永)それ、インディーズっすか?

(KEN THE 390)インディーズ。ダメレコで出していて。メジャーに行ったのは2008年とか。2年後ぐらいかな?

(DJ松永)早っ! 何歳ぐらいですか?

(KEN THE 390)28。

(DJ松永)そうなんだ。じゃあ、俺らと同じような年齢っすね。へー!

(KEN THE 390)そうだね。最初のCDを出した時、まだ俺はサラリーマンをやっていて。

(DJ松永)そうなんですか!

(KEN THE 390)メジャーデビューの契約が決まったぐらいで辞めた、みたいな感じだったな。

(R-指定)だって言うたら、働きながら……しかもその時から今もそうなんですけど。めっちゃリリースのペースとか制作ペースが早いんですよ、KENさんって。

(DJ松永)そうだね! 本当にKENさん、ペースが落ちないよね。

(R-指定)それこそね、りんごをやっていたりとか。ダメレコでもやっていたり。あとはTARO SOULさんとタロケンでコンビでやっていたりもして。ソロも働きながらずっと出していて。『プロローグ』とか出して。それでメジャーっていう。そこでやっと脱サラみたいな感じですか?

(KEN THE 390)そうだね。そうだった。

(DJ松永)だってヒップホップでその時にメジャーってまあ、いなかったですよね?

(KEN THE 390)少なかったね。で、1回、少なくなったんだよ。いろんな、いい時代が終わって。

(DJ松永)さんぴん世代の人はだいたいみんなメジャーデビューしていて。そこから下火になって……だからKENさんとか、すごい谷間の世代じゃないですか。

(R-指定)それでよく、KENさんってサイプレス上野さんとかと近い世代で。みんな「泥水世代」っていう風に自分らのことを言うじゃないですか。

(KEN THE 390)たしかに言うね。

(R-指定)でもその、本当に泥水世代で。メジャーデビューが決まった時ってどういう感じだったんですか?

メジャーデビューが決まった時

(KEN THE 390)でも当時、ダメレコから俺とTAROとCOMA-CHIがほぼ同時期ぐらいに別々の会社からメジャーデビューしたんだよね。だから、ダメレコが勢いがあったのもそうだし。だからなんか、メジャーが嬉しいというよりは、その同期の3人には負けないように頑張りたいみたいなのとか。

(DJ松永)お互い、どういう関係だったんですか?

(KEN THE 390)仲良かったね。みんな。基本的にはダメレコってみんな、仲がいいね。

(DJ松永)なんか嫉妬するみたいなのって生まれるんですか? だってダメレコって他にもいるじゃないですか。いて、その3人が急にとんでもなく売れるわけじゃないですか。急にメジャーって……。だってDa.Me.Recordsって本当にお手製のインディーズで。アルバムを全部1000円で売るっていうコンセプトだったじゃないですか。そこから急に3人、とんでもない大舞台、メジャーに行くわけじゃないですか。周りの反響ってどういう感じだったんですか? 当時。

(KEN THE 390)どうなんだろう? でも、それぞれソロを出してたりしてたから。で、音楽性の違いもダメレコの中にはあったから。「まあ、そうかもね」みたいな感じもあったかもね。

(DJ松永)そうなんですか。

(KEN THE 390)だからそんな嫌なことを言われたりしたイメージはないかな。でも、やっぱり周りには俺のファーストアルバムぐらいでも「めちゃくちゃポップだ」ってすごい言われたね。同業には。聞いてくれるリスナーの人はそんな言う人いなかったけど。

(DJ松永)なるほどね!

(中略)

(DJ松永)メールです。「KENさんは子供が急に『俺、ラップするから学校、辞める!』と言ってきたら、どうしますか?」。

(KEN THE 390)ああー、高校でしょう?

(DJ松永)これ、将来あり得ますよね?

(KEN THE 390)あり得るよね。俺、子供産まれたしね。

(DJ松永)KENさん、ご家庭ありますからね。将来。

(KEN THE 390)いやー、止めちゃうなー(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

(KEN THE 390)「送り出す」って言いたいけど……俺、止めちゃうかもしれないな。自分の子は(笑)。

(DJ松永)横にその道を行った男がいるんですけども? それを見た上で、止める?(笑)。

(KEN THE 390)覚悟はわかるけど……「いや、もうちょっと行っとけば? 損はしないよ?」みたいな(笑)。

(R-指定)でも、KENさんは説得力ありますよね。大学を出て、就職もして、それでもやっぱりやりたいってなったらやれるからっていう。説得力があるな。

(DJ松永)実際にリクルートに勤めながらゴリゴリにリリースしてライブしていたわけじゃないですか? それって、大変じゃなかったですか? だってリクルートって……。

昼休みに公園で寝ていた

(KEN THE 390)大変だったよ。昼間の公園とかで寝ていたもん。昼休憩の時。速攻で弁当を5分ぐらいで食って。で、夜とかライブした後とかはほぼ寝ていない辛さ。公園で寝てたよ。「俺、なにしてるんだろう?」みたいな(笑)。すごいビルで働いてるんだけど、昼休みに横の公園で寝ているみたいな(笑)。

(DJ松永)会社からはどう見られていたんですか? 「あいつ、ラップしてるぞ?」みたいな?

(KEN THE 390)なってた、なってた。ほら、地方のライブにも行かなきゃいけないから。金曜日とか終電の新幹線に絶対に乗らなきゃいけないわけ。だからもう上司に言ってたよ。「僕、ライブがあるんで。金曜日、絶対に8時半に会社を出たいんで」って(笑)。

(DJ松永)「ライブ? 君、ライブやってんの?」みたいな?(笑)。リクルート社員でそんなやつ、いないですよね?(笑)。

(KEN THE 390)「僕、ラップやってるんですよ」って(笑)。だから、ヤバかったよね(笑)。

(DJ松永)すごい……だって今よりもラップ、ヒップホップシーンって開かれていないからね。理解もないですよね。

(KEN THE 390)だから相当……「えっ? MCバトル?」みたいな感じだったね。

(DJ松永)「なに、それ?」ですよね。

(R-指定)まず、理解が追いつかないですよね。

(KEN THE 390)で、バトルに出たら出たでさ、「このリーマン野郎が!」みたいに言われてさ。「いや、俺はこの後も仕事に行くんだけど? 絶対に俺の方が頑張ってんだけど!」みたいな(笑)。「お前、寝るんだろ?」みたいな(笑)。

(DJ松永)そうですよね(笑)。

(R-指定)「昼、寝て、夕方ぐらいに起きてきて……お前みたいなやつ、なに言ってんだ?」っていう(笑)。

(KEN THE 390)「この後に俺、仕事に行くからな?」みたいになっていて(笑)。

(DJ松永)なんか「リーマン野郎。お前はぬくぬくしやがって」みたいな感じの角度で来るけども……「いや、逆、逆!」みたいな(笑)。

(R-指定)そんなことを言っているやつに限って実家で……とか(笑)。

(KEN THE 390)そうそうそう。「ふざけんなよ!」みたいな(笑)。

(R-指定)そらそうや(笑)。絶対に大変や(笑)。

(DJ松永)俺、昔からずっとRと言っているけども。あの心の太さはなんなんですか?

(KEN THE 390)そんなことはないよ(笑)。

(DJ松永)だって本当にあれは前例がないじゃないじゃないですか。本当に不良まみれの中で、メッシュキャップをかぶったKENさん、爽やかなままで、ゼロ距離で不良ラッパーたちとガチガチにやっていたって……あれはどういうメンタリティーなんですか? なんでやろうと思ったんですか、そんなことを? あの、めちゃくちゃなことを(笑)。

(R-指定)そんな、悪いことをしているみたいに(笑)。

(DJ松永)あのイカれた行動を。

バトルで引いたら居場所がなくなる

(KEN THE 390)でも、ただでさえ僕らみたいなのは肩身がめちゃくちゃ狭かったから。バトルで引くともう、どこにも居場所がないの。本当に。ライブとかのイベントでもやっぱり明らかに俺らは異質だったから。「ラップ好きです。でも不良じゃないです」みたいなのは。だからバトルで対峙した時に、そこでも日和ると本当にやれないんだよね。折れちゃいけないところというか。最後の砦みたいな。「ここのラップバトルは引けない! 頑張るしかない!」みたいな。

(DJ松永)でも、そのお陰でたぶん結構いろんな人がラップバトルをやりやすくなったよね。

(R-指定)言うたら俺ら、大阪のやつもそのメンタリティーを受け継いでたと思うんすよ。「ここだけは引かれへん」みたいな。

(KEN THE 390)そうだね。本当にね。

<書き起こしおわり>

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