YOUと星野源 FAIRCHILDを語る

YOUと星野源 FAIRCHILDを語る 星野源のオールナイトニッポン

YOUさんが2021年2月16日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんとかつて自身が所属したバンド、FAIRCHILDについて話していました。

(星野源)そういえば『逃げ恥』でご一緒しましたけど。ドラマとかって普段、見てるんですか?

(YOU)ドラマ……今、ちょっと本当にこういう時代になって、趣味がちょっとずつ広がって。家にいるので、いろんなことをしてて。なんですけど、そもそもはドラマしか見てないぐらい、すごい好きで。『逃げ恥』なんてもう、本当にずっと見ているし。だから、あの刑事のやつ(『MIU404』)ももちろん見ているし。すごい見ています。

(星野源)そうなんですね(笑)。なんか意外でした。

(YOU)そうなんです。だからバラエティは変な話、あんまり見ないんですよ。自分が携わっていて、お友達も多いんですけど。ドラマ・映画がすごい好きで。すごい見て。

(星野源)それは昔からですか?

(YOU)昔からですね。だからコンサートも行って……ライブも好きだったり。

(星野源)舞台も見たりするんですか?

(YOU)行きますね。だからすごい、私は何か気持ち的には、視聴者の代表のつもりです。表の人っていうよりかは、その見たり聞いたり。なんか人が作ったとか……「なにか作ろう」っていう曲じゃないですか。星野さんの『創造』も。

(星野源)うんうん。

(YOU)私は、あんまり作らない(笑)。

(星野源)作らないタイプ。でも、出てはいますもんね。

(YOU)そうですね。なんか、お手伝いっていうか、そういうつもりで。なんか、自分で発信をすることが私、本当にないんですよ。

(星野源)そうですよね。SNSも……ちょうどメールが来ています。「YOUさんご自身でSNSをされていないと思うんですが、何か理由があるんでしょうか?」という。

SNSをやらない理由

(YOU)まず、今はあれなんですけど。最初、やり方が分からなくて(笑)。だけど、なんかね、恥ずいんですよ。だから、いろんなことをやらせてもらって、すごいアクティブな感じがするじゃないですか? すく仲良くもなるし。

(星野源)交友関係も広いし。

(YOU)すぐ仲良くなったり……でも、全然自分で何かをしないんですよ(笑)。なんか、人の家に行くのが好きっていう感じですね。

(星野源)うんうん。じゃあ、テレビ出てしゃべってる時も、気持ちとしては視聴者代表みたいな。そういう気持ちなんですね。

(YOU)今日もそうです。

(星野源)ああ、そうなんだ。

(YOU)代表で来ました(笑)。なんかね、そうなんですよ。恥ずい……なんか、何もできないので。

(星野源)いやいや、だって歌も歌ってるし……。

(YOU)それは……なんでそういうことを言い出すのかな?(笑)。

(星野源)フフフ(笑)。この後、かけるからです。

(YOU)そう。さっき、打ち合わせをさせていただいた時にちょっとぎょっとしたんですけど。でも、いい歳をして「いや、ちょっとそれは……」って言うのも大人げないなと思って。

(星野源)すいません(笑)。

(YOU)いいえ。だから、聞いてる方とか、そういう過去とかをもう知らない年齢なので。なんかできればそっとしておいてほしかった……(笑)。

(星野源)なんか藤井隆さんとグループLINEみたいなのをしてるじゃないですか。そこでも藤井さんが急に、そのFAIRCHILDの頃のYOUさんの動画とかを。

(YOU)そうなんです。あの子はね、本当にそういう人の恥部をね、グリグリ触ってくるので(笑)。そうなんですよ。

(星野源)僕、ちっちゃい頃っていうか、テレビでYOUさんを見つつ、音楽も聞いていた世代なので。

(YOU)はあ。そうなんですよ。だから今、作家さんのちょっと上の方とかはまだ、ちょっと覚えてるので。もう、みんな早く辞めてしまえばいいのにっていう(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! 忘れてほしいんですね。

(YOU)そうですね。ちょっと……。

(星野源)そうか。じゃあ一旦、知らない人にも知っていただく感じで1回、聞いてみますかね?

(YOU)まあ、そうですね(笑)。言い訳してもしょうがないですもんね(笑)。

(星野源)なんで? だって素敵じゃないですか。

(YOU)素敵じゃないんですよ(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ!

(YOU)本当に、あれなんですけれども。でも、仕方ないですね。もう本当に。今日は。

(星野源)嫌だったらやめます。全然やめます。

(YOU)いや、いいです。もうみんな、トイレに行ったり。休憩時間。

(星野源)じゃあ、ちょっと休憩時間……でも、YOUさんがどんな感じだったのか、知りたいという人はぜひ。

(YOU)そうですね(笑)。

(星野源)この曲はおいくつぐらいの時なんでしたっけ?

(YOU)たぶん25、6ぐらいかな?

(星野源)FAIRCHILDというグループを。

(YOU)アミューズだったんですよ。

(星野源)そうなんですよね!

(YOU)そうなんです。だから、間違ってバンドをやっていたというか。バンドブームでね、本当に全員がバンドをやっていたんですよ。

(星野源)とにかく全員がもうバンドをやっていた。

(YOU)国民が全員バンドやっていたので。取り立ててやっていたわけでは全くないんですよ。

(星野源)そうなんですよね。それで、歌っていて。

(YOU)そうですね。

(星野源)それをちょっと皆さんに今一度、聞いていただいて。「紅茶のお酒」のCMソングですよね。

(YOU)ああ、そうですね。懐かしいですね。

(星野源)じゃあ、これをYOUさんが歌っていると思ってぜひ聞いていただければと思います。FAIRCHILDで『探してるのにぃ』です。

FAIRCHILD『探してるのにぃ』

(星野源)お送りしたのはFAIRCHILDで『探してるのにぃ』でした。

(YOU)もうね、汗が……汗をかきますね、本当にね。

(星野源)なんか、いつものラジオブースだったら近いし、曲もそんなに大きく流れてないんですけど。ここ、イマジンスタジオで遠いんですよね。お互いが。

(YOU)すごいデカいスタジオで今、やっていて。めっちゃ響くんです。

(星野源)めちゃくちゃ爆音でかかっていて。だから話しても声がマイクを通してじゃないと聞こえないから、ただ黙って曲を聞いてもらうっていう(笑)。そういう時間になっちゃって本当に申し訳ないです。

(YOU)1人で汗をかいて。

(星野源)でも、素敵です。

(YOU)もう本当に久しぶりに……作ったぶりに聞きました(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ! 「作ったぶり」っていうことは、もう「聞いてない」ってことですよね? 完成は。

(YOU)聞いてないっすね。聞きます? ご自分のを、聞きます?

(星野源)聞きます。結構。あのですね、ミュージックビデオを作るときとかも自分のイメージを言ったりとか。そういうのもあるんで。結構聞き直したりとかして。そうなんですよ。自分で編集とかしたりする時もあるので。

(YOU)ああ、そうか。いいなー。

(星野源)メールです。武蔵野市、タク・ヨシムラ。「うわっ、『探してるのにぃ』だ! FAIRCHILDだ! 『おまかせピタゴラス』『夏のスパイ』『きらいだよ』。めちゃくちゃ好きです! YOUさん、大好きです!」。

(YOU)ちょっと……すごい。そんなに覚えてくれている方が元気でよかったです。

(星野源)フハハハハハハハハッ! タク・ヨシムラは一番元気なリスナーですね。

(YOU)ああ、そうなんだ。ありがとうございます。



<書き起こしおわり>

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