宮藤官九郎さんが2021年2月5日放送のTBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』の中で毎年恒例の節分、コンビニ恵方巻の売れ行きを調査。店員さんに電話をつないで話していました。
（宮藤官九郎）さあ、それでは番組をさっそく始めていきたいのですが。この番組としてはどうしてもこの時期、やらなきゃいけないことがあります。ということで、電話がつながっているそうです。もしもし？
（オサム）はい、もしもし。
（宮藤官九郎）おひさしぶりです！
（オサム）おひさしぶりです！
（宮藤官九郎）宮藤です。オサムさんですよね？
（オサム）はい。
（宮藤官九郎）オサムさんは30代前半。以前、この『ACTION』だった時代に出てもらったことがあるコンビニの店員さんですね。コンビニバイト歴、どのぐらいなんでしたっけ？
（オサム）今、4年半ですね。
（宮藤官九郎）なるほど。オサムさんに今日、なぜ電話したのかというと、聞きたいことはひとつです。毎年恒例の質問をします。今年、恵方巻は売れましたか？
（オサム）これ、宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど……今年、奇跡的にめっちゃ売れてます！
（宮藤官九郎）えええーっ!? 恵方巻が？ なんで？
（オサム）例年、売れ残りが多すぎて「悪魔の商品」とまで言われていた恵方巻なのですけども。
（宮藤官九郎）「恵方巻が売れる」なんていうことが、あるの？ ええっ？
（オサム）あるんです（笑）。
「悪魔の商品」がめっちゃ売れる
【アーカイブ】コンビニ店員さんたちの悲痛な叫びに、宮藤官九郎も… https://t.co/ECLiedNTnh
宮藤 ：いま、恵方巻きって言葉を聞いたときに、皆さん失笑されましたけど…（笑）
おさむ：悪魔の商品ですよ！まったく売れないです（笑）
てつ ：売れないですよ…食べます？— みやーんZZ (@miyearnzz) February 2, 2021
（宮藤官九郎）恵方巻のなにかを変えたんですか？ 味を変えたとか、中毒性のあるようなものに変えたとか……。
（オサム）味とかはそんなに変わっていないと思うんですけども。今回、大ヒットアニメとのコラボに成功しまして。
（宮藤官九郎）なるほど、あれだな！ 鬼かーっ！
（オサム）そうです（笑）。
（宮藤官九郎）鬼で来たか。恵方巻まで……すごい！ 経済を動かしますね！ 片っ端から経済を動かしてますよね？
（オサム）はい。もう節分当日の朝まで僕、働いていたんですけども。その時点でもう、店頭に並んでいるのがあと1個しかなかったです。
（宮藤官九郎）ええっ？ コラボしているっていうことですか？
（オサム）パッケージがそのキャラクターのものになっているということと、あとは中にそのアニメで出てくる刀。その刀のお箸がついているんですよ。店員同士で言っているのは「恵方巻ってお箸、使わなくないか？」っていうことなんですけども。まあ、なんにしてもすごい売れているんで。
（宮藤官九郎）まあ、文句はないか。
（オサム）店員一同はもう大喜びしております。
恵方巻でお箸は使うのか？
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（宮藤官九郎）でも、よかったですね。来年もなんかとコラボしてぜひ、恵方巻だけは生き残ってください。
（オサム）はい、がんばります（笑）。
（宮藤官九郎）お疲れ様です！
（オサム）お疲れ様です（笑）。
（宮藤官九郎）ありがとうございました。また来年、この時期にお電話をさせていただきます。
（オサム）はい。ご報告します（笑）。
（宮藤官九郎）ありがとうございます（笑）。というわけで、まさかの奇跡が……恵方巻にまでブームが及ぶとは思いませんでした。すごいな（笑）。
＜書き起こしおわり＞