安住紳一郎さんが2021年1月23日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で千趣会・ベルメゾンネットについてトーク。「千趣会」の謂れについて話していました。
(安住紳一郎)小美玉市の53歳男性の方。ありがとうございます。「我が家には祖父が生前に旅先で集めたこけしが50体ほどありますが、今いる家族は誰もこけしに興味がなく、タンスの上のガラスケースに何十年も入ったままの状態になっています。もちろん私も関心がないのですが、たまにこのこけしを並び替えて雰囲気を変えています。25体ずつぐらいに分けて向き合うように並べ、関ケ原の合戦と名付けた時期。扇形に並べて手前の一体だけ背を向けさせ、オーケストラ。50体それぞれ、あちこちの方向を見ている学級崩壊など。その時の気分でこけしを移動しています。こんなことをしていたら祖父に怒られるだろうなと思いつつ、またやってしまうでしょうね」。50体もあるんですか。
(中澤有美子)すごーい! おじいさまも喜ぶと思いますけどね。いじってもらって。
(安住紳一郎)こけしは昔、ブームになりましたからね。あれ、誰かこけしの専門家の方に来てもらいましたよね? 第1次こけしブーム、第2次こけしブームって説明を受けたような気がしましたけどね。
(中澤有美子)そうでしたね。そうでした、そうでした。お顔の感じ、体の感じ。あとベックちゃんも好きだって言ってましたね。
(安住紳一郎)ベルメゾンネットって通販の会社、ありますよね?
(中澤有美子)ああ、千趣会。
(安住紳一郎)そうです。千趣会、ベルメゾンネット。結構皆さん、名前を聞いたことがあると思いますけども。あの千趣会はもともと、こけしを配る会ですからね。
(中澤有美子)そうなんですか!
千趣会はこけしを配る会
(安住紳一郎)私の同僚のお姉さんが千趣会の事務局の方をやっていたんで。1度、ちょっとその話を詳しく聞いたことありますけれども。誰かの結婚式の時に同じテーブルになったもんですから。千趣会の謂れとは……っていう。
(中澤有美子)フフフ、有意義でしたね。
(安住紳一郎)有意義な結婚披露宴でしたけどね。千趣会っていうのは、そうですね。昔、全国のこけし好きの女性の方にこけしを月に1回、今で言うところのディアゴスティーニみたいな感じですよね。月に1体……「今月は仙台のこけし」「今月は宮城の鳴子のこけし」とか、そういうのを配ってる会だったっていうことで。びっくりしましたよ! だから「千趣会」ってもともとは「こけし千体趣味蒐集の会」ですからね。
(中澤有美子)へー! 「こけし千体趣味蒐集」?
(安住紳一郎)「こけし千体趣味蒐集の会」。集める。コレクションするっていうことですよね。すっごい迫力ありますよ。私、その結婚式の新郎・新婦の顔は忘れたけど、「こけし千体趣味蒐集の会って、それを略して千趣会? ベルメゾンネット? わーっ! 迫力あるぅ!」って思って。
(中澤有美子)圧がすごい!
(安住紳一郎)圧がすごいよね。忘れないでしょう? 皆さんも。「ええっ?」って思うよね。
(中澤有美子)フフフ、浮かんでくる! こけしのお顔が。あらららら!
(安住紳一郎)こういう謂れとかを聞くと、ドキッとするよね。パワーワードでしょう? 「こけし千体趣味蒐集の会」だよ? それを略して「千趣会」だよ? で、それが名前が変わって「ベルメゾンネット」っていう。
(中澤有美子)もう、全然……あれー?
(安住紳一郎)いろいろね、昔ながらの地名を勝手にね、なんか武蔵が丘とかね、東自由が丘みたいに変えちゃって。全く趣がないなんていうのと一緒だよね。もう一度、ベルメゾンネットはさ、「こけし千体趣味蒐集の会」に戻したらいい!
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
こけし千体趣味蒐集の会
千趣会は「こけし千体趣味蒐集の会」の略… pic.twitter.com/3RrzFMlqTy
— たけぽんFX(アドセンスクリック4649 (@TakeponFX) August 10, 2015
(安住紳一郎)グッと来る! あらー、またいろんあ人に迷惑をかけてるかしら? あんまり千趣会の人も嬉しくないかな? 「安住さん、もうね、それは忘れられているんですから」って。「もっと、うん。忘れてほしいんですよね」っていう。
(中澤有美子)活動を広げたからね。
(安住紳一郎)そうね。でも、パワーワードじゃない? ちょっと皆さんも一緒に口に出して言ってよ? 「こけし千体」だからね? 「こけし千体趣味蒐集の会」、略して「千趣会」だもんね。恐ろしい、恐ろしい! あ、民間放送でスポンサーじゃない固有の企業名とかをフリートークで出すっていうのの先鞭をつけたのは私ですから! そのへんも評価してください、皆さん。
普段、こういうことはやらないんだから。やるとね、いろいろ問題があったりするんだけども。私自身が問題児だから! クレーム・オン・クレームっていうことで。誰かがクレームをつけたいんだけども。こっちもなんか、クレームをやられるとハット・オン・ハットみたいな感じで。クレーム・オン・クレームっていうあれだから。もうガッと、マイナス×マイナスでプラスになっちゃうみたいな。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! フハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)もうどこかでグチャッ!ってなっているっていう。あんまり聞かないでしょう? 民間放送でこんなさ。
(中澤有美子)そうですね。みんな、気を遣っちゃって。
(安住紳一郎)そう。気を遣っちゃってね。先鞭をつけたの。いろんな人に迷惑をかけている。ごめんなさい!
(中澤有美子)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>