麒麟・川島 自身の2020年ベストコメントを語る

麒麟・川島 自身の2020年ベストコメントを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

麒麟・川島さんが2020年12月16日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。佐久間宣行さんと2020年の自身の最も出来のよかったコメントについて話していました。

(佐久間宣行)近年、一番飲めたなっていう……「これ、飲めたな!」って思った、酒の肴になった自分の活躍ってなんですか?

(川島明)近年は……なんやろうな?

(佐久間宣行)近年じゃなくて過去でもいいですよ。

(川島明)あの……なんやろうな? 結構ね、今年はよかったんですよ(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! 今年、たくさんある?

(川島明)今年、結構あったんだよなー。

(佐久間宣行)だって俺とやった大喜利イベントもすげえ難しい大喜利がたくさん降ってくる企画だったんだけど。芸人のなんてことない動画……普通、アテレコで大喜利する動画って何か事件が起きているんだけども。キングコング西野がただボーッとしてるだけの動画とか。で、ちょっと顔を上げるだけの動画。それで大喜利をするっていう難しいやつだったの。

で、岩井とか小木さんとかも「どうする?」ってなっていたら川島さんが瞬時にパッと上げて。で、西野が悩んでいて、ちょっと顔を上げるだけの難しいお題。どう答えるんだろうなと思ったら……「うーん、うーん……ええと、お尻の穴。お尻の穴、なんだっけ? 英語で言うとなんだっけ? お尻の穴……うーん?」って言っていて。で、西野が顔を上げた瞬間に「いや、プペルしか思いつかん」って言って、ドーン!って(笑)。もう技術までドーン! 一発目で。

(川島明)自分の中で……その「結構いい感じに言えたな」っていうのはなんかね、VTRを見る番組で、Vを見ていて。最近よく見るね、外で作業をされてる方がなんか扇風機が付いたような服があるじゃないですか。冷やした風をジャンパーの中に入れるみたいな。あれを作った人のドキュメントやったんですよ。それを作る人が、なんかずっと「冷やす」ということばかりを考えていた人で。冷える枕とか、冷える家とか、なんか冷えるもんばっかり考えていて。「最後の最後になんとか思いついたのが、その冷える空調の冷風機付きのジャンパーでした」みたいなのを見て。

で、「川島さん、どうでした?」って振られた時に「いやー、めっちゃスランプの時がありましたけど。一番冷やさなあかんのはあの人の頭でしたね」って言ったんですよ。自分の中ですごい手応えがあって。スタジオでもドーン!ってウケたから。「うわっ、これはオンエアーの日が楽しみやな」と思って。ゴールデンタイムやったんですけど、ハイボールを用意して。テレビの前。

(佐久間宣行)フフフ、もう準備して。わかっているから(笑)。

(川島明)もう国民が笑うに決まってるからって。びっくりしましたよ。カットされてるっていう。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

自信のあるコメントがカットに

(川島明)びっくりしましたね! あんなにいいコメント。「これをカットすんなら、なにをオンエアーすんねん?」ぐらいの……あれはハイボール、まずかったですね。こんなこともあるんですよ。だから、生が好きなんですね。ああいう生配信とか。今もそうですけども。これはカットしようがないっていう。

(中略)

(佐久間宣行)メールです。「僕もよく大学の女の子としゃべったシーンを思い出してシコってるので川島さんと似てるなって思います」(笑)。

(川島明)いやいや(笑)。友よ、本当に。我が友よ(笑)。いや、でも一緒よ。やってること。

(佐久間宣行)さっき、CM中に言っていたけども。今、思い出したんだよね。今年一番シコった……(笑)。

(川島明)正月からのネタがですね、『千鳥ちゃん』っていう番組で酒を飲みながら大喜利をやっていくみたいな。どんだけベロベロになっても大喜利ができるか、みたいな。で、くっきーさんがいたりね、千鳥がいたり、俺がいたり、又吉くんがいたり。いろんなそうそうたるメンバーがいて。それでアンガールズ田中くんがもう1軒目で飲み過ぎて、酔いつぶれちゃったの。本当はもっと大喜利しないといけないと田中くんだけど、酔いつぶれて。「これはほったらかそう。その方がおもろいから」って。で、そういう状況になってなんかのお題でね……。

(佐久間宣行)田中が関わるお題だったんですよ。「こんなジャンガジャンガは嫌だ」とか、そういうような。

(川島明)だけど、田中くんがもう酔いつぶれて寝てるから、ノブが田中くんに「田中くん、ジャンガジャンガやって」って言ったですよ。それで0.5秒で俺が「いや、SIRIみたいに言うな」って言うたんですよ。これがまた、シコりましたね! めっちゃウケた。

「SIRIみたいに言うな」

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! いや、あれはすごい。本当。俺たちもプレビューで10回以上見て。「このタイミングで出る?」ってみんなで言ったもんね。

(川島明)ちょっと大悟が「いや、これはアカンわ」って横で言っていて。「こんなもん、酒飲んで……こら、アカンわ」って。

(佐久間宣行)大悟が「こいつだけシラフちゃうんか?」って言いはじめて(笑)。

(川島明)くっきーさんは「お題、もらってるやろ?」って言い出して(笑)。

(佐久間宣行)「佐久間さん、事前にこいつだけお題を渡してたでしょ?」って言い出して(笑)。

(川島明)あれは気持ちよかったですね! あれはもう、自分でもホンマに50回以上、見ましたね。

(佐久間宣行)渋谷の地下の居酒屋が震えましたからね(笑)。

(川島明)店員もお皿、割ってましたからね。全皿割れたんちゃうかな? あれ。

(佐久間宣行)しかもそれでね、あまりにも本当みんな、覚えてたんだろうね。1軒目から2軒目までロケバスでみんなね、「川島は絶対にお題をもらっているだろう」って(笑)。

(川島明)いや、お題じゃないですからね、あれ。大喜利であれを言ったんじゃなくて、ノブがアドリブで「田中くん、ジャンガジャンガやって」ってあのトーンで言ったから「いや、SIRIみたいに言うな」って。いや、もうこれは、好きですね。自分が。本当に。それで、一生懸命やってもダメな日もあるわけじゃないですか。滑った日は絶対にあれを見ています(笑)。

(佐久間宣行)ああ、ダメな日に見たりするんですね?

ダメな日に見返す

(川島明)「大丈夫や。こういうことが言える人間だったら、またチャンスが来たらホームランを打てるはずだ」ということで。

(佐久間宣行)じゃあ、今年はそのM-1の「株主総会」と『千鳥ちゃん』の「SIRIみたいに言うな」っていう2発。年末にまとめて飲むとしたらそれを見ながら?

麒麟・川島 M-1グランプリ2020決勝記者会見「株主総会」発言を語る
麒麟・川島さんが2020年12月16日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。佐久間宣行さんとM-1グランプリ2020決勝進出者記者会見での「株主総会みたいになっているから」発言を振り返っていました。 【佐久間宣行の...

(川島明)もうこれですね。年末は(笑)。川島2020ベストですよ(笑)。この2本はもう、4回ぐらい流すかな? 合間合間で。いや、ありがとうございます。好きなんですよ(笑)。

(佐久間宣行)フフフ(笑)。

<書き起こしおわり>

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