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宇多丸『KING OF STAGE~ライムスターのライブ哲学~』を語る

宇多丸『KING OF STAGE~ライムスターのライブ哲学~』を語る アフター6ジャンクション
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宇多丸さんが2020年11月30日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でRHYMESTERとして初のオフィシャル本『KING OF STAGE~ライムスターのライブ哲学~』を紹介していました。

(熊崎風斗)早速ですが宇多丸さんからビッグがお知らせということで。お願いします。

(宇多丸)すいませんね。そうなんですよ。この11月はずっと推薦図書月間ってね、やっていて。いろんな人が本をおすすめされてきましたよね? それでもう本当に皆さん、読みたい本、読まなきゃいけない本、いろいろとたまってる中で、これ以上、本なんか……だからこれ、一番良くないタイミングじゃないかな?って。「もう本はいいだろう」みたいな風にみんなが思っているタイミング。一番良くないんじゃないか?って。

(熊崎風斗)いやいや、紹介する月間ですから。いいんじゃないですか?

(宇多丸)一番良くないタイミングでの告知な気がしなくもないんだけど。ええと、皆さんにぜひ、レジに行く際に1冊、ついでにポチョンと持っていっていただきたい1冊がございまして。なんと! 私ども、RHYMESTERというラップグループをやっておりまして。3人組なんですけども、結成30周年を超えて活動をしていて。30周年で47都道府県ツアーっていうのを2019年。コロナ禍が広がる手前の方で終えられて非常によかったわけですが。

その間、ずっとWEBのぴあの方で。ぴあアプリの連載でRHYMESTERのメンバー3人が47回。47都道府県ツアーにちなんでというか。47回、そのツアーにまつわるいろんな……小話もそうだけど。話していくうちにどんどんどんどん、そのライブ哲学っていうか。30年間やってきて。特に「キングオブステージ」なんていう名前で、銘打って。ライブで生き残ってきたグループとして、いろんなライブの心得があって。なかなかそれって言語化してこなかったの。メンバー同士でもいちいち言葉にしてなかった部分とか。

(熊崎風斗)なんとなく、共有はしてるんだけれども……?

(宇多丸)そうそう。それとか、俺たちにとっては当たり前のことなんだけど、意外と話してみるとみんなびっくりされるようなこととか。いろいろ秘訣がやっぱり30年なりにあって。そのことを、高橋芳朗さんを聞き手にして、ずっと連載してきたものがあって。それをまとめた&さらに特別な、新たな「おまけ」というにはちょっと豪華な、さまざまな記事というか、文章と言いましょうか。そういうものも大量に加えた本が出るんです。RHYMESTERの本。これ、RHYMESTERは30年間やっていて。音楽作品はいっぱい出してきました。映像作品も出してきましたが、本は初めてなんですよ。

(熊崎風斗)おめでとうございます!

RHYMESTERとして初の本

(宇多丸)30年やっていて、初めて。すいませんね。ということで、そちらの本の話。「また本か」なんてね、ことになるんですけども。読書月間なので。タイトルはですね、ズバリ『KING OF STAGE~ライムスターのライブ哲学~』という、分かりやすくタイトルが付いております。ぴあから出るんですけど、これが12月23日。もう結構すぐなんです。出るんですけどね。そんな感じで、今言ったように基本の内容はその47回やった連載。プラス、さらにライブパフォーマンスの魅力……RHYMESTER3人による鼎談ですね。「こういう風にやってきた」っていう。

それこそレアな話としては一番初期の時のグループ形態……もっと人数が多かった時とか、最初にライブやった時のあれとか。どこで練習して、どんな風に準備して……みたいな。それがその当時だったらいかに大変なことだったか、みたいなこともそうだし。まあ、どういう風にそのRHYMESTERのライブのスタイルが今の形にだんだんブラッシュアップされていったか。いきなりこうなったわけじゃないんで。いろいろ試行錯誤していく中でこうなってきた。その時にどう考えていたか。

あとは、いろんな心得の話をしたような3人の鼎談があったり。あとは、3人それぞれにですね、特別対談っていうか鼎談っていうか、そういうのを取っていて。Mummy-Dはですね、スタップワークというか。スタッフのみんなとどういう風にやっているのか? まあ、照明とか美術であるとか。これはすごい大事な部分なのね。はっきり言って舞台上に上がっているのがたまたま俺らなだけで。RHYMESTERのライブっていうのはもうチームが1人でも欠けたらできない。

(熊崎風斗)そうなんですね。

(宇多丸)そうそう。本当はみんなで作っているものだっていうのがあるので。まあ、そのMummy-DはRHYMESTERの裏方、チーム論みたいな。それでDJ JINはRHYMESTER、ヒップホップグループとして非常にDJをすごく有効活用というか。まあヒップホップ本来のライブのスタイルというのを世界的にも珍しく守っているというかね。ちゃんとやってるグループなんですけど。

そういうものとして、バックDJの心得というのを彼らもまたひとつ、持ってるであろうということで、Creepy NutsのおなじみDJ松永。そしてDJ大自然さん。DJ大自然さんはいろんな……たとえば久保田利伸さんとか三浦大知くんとか、いろんな人のバックDJとして引っ張りだこ。ヒップホップ業界である意味一番メジャーの舞台を踏んでる男。そのDJ大自然とDJ松永とJINの話であるとか。

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そして私はですね、MC……要するにライブにおける途中のトークがありますよね? で、トーク部分って、たとえばさだまさしさんのトークが長いとかっていうのをみんな半笑いで話をするけども、あれは立派にライブ技術の一部なんですっていうようなことを、同じく長年やってきて、地方各地を回ってきて。そしてそのライブ中のトーク、MCに特にやっぱり明らかに技術とこだわりがあるであろうこの男ということで。ゴスペラーズの村上てつやくんを呼んできて。これが村上くんとのあれがもう、「始めてください」って言う前から話し出して、3時間ノンストップというね!

(熊崎風斗)これはなかなか文字にするのが大変だったんじゃないですか?(笑)。

(宇多丸)というか、凝縮するのが大変だったけどね。そういうのが入っていたり。あとはこの番組『アフター6ジャンクション』のイメージ写真でもおなじみ、cherry chill willくんの撮影によるRHYMESTERのツアーのいろんなところで写真を撮ってくれて。非常に、なかなかレアな表情とかレアな場面。いろんな俺たちと一緒に旅してるような感じのあれであるとか。そういうのが入っていたりとか。

あとは、そうですね。まず本好きの皆さんにもこれは言っとく。フィジカルで買う価値があるという理由を言っておきます。本全体のブックデザイン。装丁ということでいいのかな? それをやっていただいているのはなんと、われらが大島依提亜さんです! 大島依提亜仕事です! いいですか、皆さん? RHYMESTERに興味がなくても、大島依提亜仕事としてこれは手に入れねばならないのが現状といったところですよね? これね!(笑)。

(熊崎風斗)でもたしかに、各面で売りがたくさんあって。今のお話を聞いているだけで。

(宇多丸)いや、本当にね、いろんな盛りだくさんになってますし。大島依提亜さんの仕事ですから、ページをめくっていくと途中でぎょっとするようなね。「おっ!」っていうような仕掛けがあったりしますしね。もちろん外側の装丁も、帯を取るとなんかもう、ちょっと質感的に革じゃないけど。ちょっとね、すんごい高級感がある。要するに、我々にとっての日記帳であり、バイブルであり……みたいな。すごい重みがある装丁になっている。

(熊崎風斗)じゃあ、持っても楽しいし、当然読んでも中身が楽しいし。

(宇多丸)これは、どうでしょう? ブツで手に入れていただくというのが、これはね、吉と言わざるを得ないんじゃないですか?(笑)。

(熊崎風斗)いやいや、もちろんです(笑)。

(宇多丸)もちろん電子書籍もね、発売しますんでね。こういう、どっちでも見やすい方で全然構いませんのね。

(熊崎風斗)電子書籍……ただ、これは今のお話聞いたらね、ちょっとそのブツとして……見たいな。

(宇多丸)あのね、大島さんがパンフのお話をしてくださった時にその大島仕事の特徴として、やっぱりちょっと読んでて一見、文脈と関係ないものがバンッ!っていきなり入ってきたりする。それがすごく彼の仕事の特徴で。それはちゃんとその裏付けがあったりするんですけども。そういうのもありますからね。まあ、でも全然別に、どっちを買えっていうんじゃないんです。書籍と電子書籍、どっちでもいいです。ということで、12月23日にこれ、なんと、いいですか? これだけ今、言いましたよね?

(熊崎風斗)内容はもう宇多丸さんの口からたっぷりと。

(宇多丸)お値段がこれ、なんとですね、税別で……1818円!

(熊崎風斗)ウソだろぉ!?

(宇多丸)フハハハハハハハハッ! さすが、やっぱり長年快適生活もやってきてませんね!

(熊崎風斗)宇多丸さん……いいんですか?

(宇多丸)でも、安いと思うんだよな、俺。俺、今この値段を見てね、「ええっ?」って思って。えっ、ちょっと社長……ねえ! そんな俺らさ、広く買ってもらうっていうわけじゃないんだから。もっと狭く高く取った方がいいんじゃないの?(笑)。なーんつって(笑)。でも、とにかく毎日ね、ラジオをやっていて。ラジオのおじさんとして親しんでいただくのも全然いいんですけど。僕の、何て言うのかな? 本業というか、生業というか。

RHYMESTERの作り上げてきたイズム

(宇多丸)で、やっぱりすごく本当に自分たちで作り上げてきたイズムというか。自分たちで見つけてきたライブ……でもね、これがやっぱり全く別ルートで頑張ってきた、たとえば村上くんとかとも一致するし。あとね、面白いのは僕、2000年? 2001年かな? 雑誌『Blast』……当時は『FRONT』と言ったかな? その雑誌の記事でRHYMESTERがインタビューされた時に、やっぱりライブ心得みたいなそういうコーナーがあって。それこそ、この横にいる構成作家の古川耕さんが記事を作っていたりするんだけど。そこで言ってることから全然ブレていないっていうか。

(熊崎風斗)じゃあ、もう哲学的には……?

(宇多丸)そうそう。あのぐらいにはたぶん出来上がっていた。当時はまだクラブでね、やってた頃なんで。そんなホールとかではやってないんだけども。でも、やっぱり同じなんだね。ちゃんとやるっていうことのイズムはね。いやいや、でもとにかくね、めちゃくちゃ中身、本当に私が言うのもなんですが。RHYMESTERのファンのみならずって、こういう言い方すると本当にね、嘘くさくなるけど。

まず音楽を……特にライブをやったりして音楽を長く続けたいと思っている人。これ、だからジャンルは限らず。その、「長くキャリアを続けたい」と思ってる人には絶対にためになることがいっぱい書いてあると思う。うん。あとはもっと言えば、だからクリエーションというのかな? アーティストとして長くやっていくための何かみたいなものがすごくね、入っている。普遍的なことが入っている。自分で言うのもなんですけど、そういったものがあると思うので。

(熊崎風斗)僕、アナウンサーでやっぱり人前に立つ時にどうかっていうところもなんか今の話を聞いてると、絶対に参考になることばっかりだなって。

(宇多丸)番組だってみんなでチームだし。そうだね。そのマイク持ってしゃべるっていうのもあるし。そしてあと、たとえばさ、前後裏があるってのも同じことなんだよね。裏でやってるものだとか。

(熊崎風斗)何事もそうなんですね。

(宇多丸)そうそう。そういうコンペティションがやっぱりある。常にバトルだし、競争だし……っていうのがあるわけで。お役に立つんじゃないかと思うんですよ。なので、『KING OF STAGE~ライムスターのライブ哲学~』。なにしろRHYMESTER初ですから! 30年にして初の非常に気合が入った1冊となってますのでね。これを出したらもう二度とね、私どもの字を見ることもないっていう……(笑)。

(熊崎風斗)なにをおっしゃっているんですか?(笑)。

(宇多丸)「字」ってなんだ?っていう(笑)。とにかく、珍しいRHYMESTERの本なので、ぜひちょっとこの機会に皆さんを手に入れて頂ければ嬉しいなと思っております。

(宇多丸)いろいろね、いろんなところで買うと購入特典とかあったりするんで。これはRHYMESTERホームページとか見ていただければ分かるようになっおります。いいですか? 社長、こんな感じでいいですか?

(熊崎風斗)改めて、詳細は今日の21時。番組終了のタイミングでRHYMESTERの公式ホームページで発表されるということで。

(宇多丸)はい。そちらを見てください。

RHYMESTER公式ホームページ・特典情報

<書き起こしおわり>

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