RAM RIDERと宇多丸 塩の魔人・醤油の魔人楽曲の反響を語る

RAM RIDERと宇多丸 塩の魔人・醤油の魔人楽曲の反響を語る アフター6ジャンクション

RAM RIDERさんが2020年4月17日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。『ザ・ドリームマッチ2020』ではライチ・岩井さん、渡辺直美さんが披露したネタ『塩の魔人・醤油の魔人』の楽曲を手がけた件について宇多丸さんと話していました。

(宇多丸)なんと言ってもRAM RIDERさん、実は今、時の人なんですよね?

(RAM RIDER)ああ、まあ僕ではないですけども。お手伝いをしただけですが。

(宇多丸)いやいや、最近の話題。3月11日、TBSテレビで放送された『ザ・ドリームマッチ2020』。お笑い芸人さんがいつもとは違う相方と組んでいろんなことをやるやつ。あれで渡辺直美さんとハライチ・岩井勇気さんのコンビが披露したコントの中の曲『醤油の魔人と塩の魔人』の編曲を担当されて。この曲が放送後からSNSを中心に話題となり、「歌ってみた」動画やイラスト、ペーパークラフトを公開する人が続出しているということなんですよね。

(RAM RIDER)はい、そうですね。

(宇多丸)あの岩井さんがちょっとクラウス・ノミ風の格好をしてね。

(RAM RIDER)そうですね。あのビジュアルがやっぱり強かったですよね。

(宇多丸)すごかったですね。さすがのセンスでしたけども。これ、なぜ参加されることになったんですか?

(RAM RIDER)これは元々、2月の段階で『水曜日のダウンタウン』とかのプロデューサーの藤井健太郎さんから電話をいただきまして。まあ、元々イベントに来ていただいたりとか多少交流はあったんですけども。それで「実はこの番組が復活するんです。そこで手伝っていただきたいことが……」ということで。

(宇多丸)じゃあ最初にもうプロデューサーレベルから来ていたわけだ。

藤井健太郎Pからの直オファー

(RAM RIDER)そのペアを決める収録の日にすぐに電話がかかってきて。「実は岩井さんがこういうことをやりたいと言っている」ということでお電話をいただいて。それで「お手伝いをします」ってことでやったんですけども。想像以上の反響でしたね。

(宇多丸)オファーの仕方としてはどういう風に……「こういう曲を作ってくれ」みたいなリクエストみたいなのがあったんですか?

(RAM RIDER)これはですね、「ゴシック調の音楽なんだけどもEDMを取り入れる」みたいな感じで。

(宇多丸)ああー、それ、難しいよ?(笑)。

(RAM RIDER)そうですね(笑)。僕、普段はバカリズムさんのライブのお手伝いとかをずっとさせていただいているので。そのへんの勘があるということで声をかけていただいたのかなという。

(宇多丸)ああ、そうか。そういう芸人さんの感覚もわかっているからっていうことか。

(RAM RIDER)そうですね。それでお手伝いをさせていただきました。

(宇多丸)これ、でも放送後にもうドッカンドッカンだったんじゃないですか?

(RAM RIDER)そうですね。それでYouTubeにそのインストの動画を上げたんですよ。これは単純に「放送されたネタがここで見れますよ」っていうのじゃなくて、みんなで動画を撮り直したりとか、歌って遊んだりするためのインストの動画なんですね。だからお二人のネタの声も入っていない、僕が作ったインストの動画を上げたら、それが今たぶん30何万回再生とかの数字を出していまして。

(宇多丸)もういきなり?

塩の魔人と醤油の魔人 うたなし字幕入りバージョン

山本匠晃:だって放送が4月11日でしたもんね。

(RAM RIDER)そうですね。その2日後ぐらいに上げたんですけど。ただ、僕ががんばって作った『東京論』というミュージックビデオがやっと今、2万回再生とか行ったぐらいなんで。なんか逆のこのメディアの力のすごさっていうか。己の無力さを感じるぐらい。「ああ、これがバズるということなんだな」みたいな。そんな感じですね。

(宇多丸)ああ、まさにね。でも岩井さんもね、「バズることを計算に入れながらネタを作った」なんておっしゃってましたもんね。

(RAM RIDER)そうですね。当初からおっしゃっていました。

(宇多丸)アハハハハハハハハッ! でもこれをきっかけにRAMちゃんの才能というのがね、ある程度広く知られるようになるというのもいいんじゃないですかね。

(RAM RIDER)そうですね。声がかかると嬉しいですね。

<書き起こしおわり>

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