安住紳一郎 スペイン・オンダリビアの思い出を語る

安住紳一郎 スペイン・オンダリビアの思い出を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2020年11月22日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で仕事で訪れたスペインとフランスの国境の街、オンダリビアでの思い出を話していました。

(安住紳一郎)東京都の55歳の方。ありがとうございます。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)「私の55歳の誕生日に夫とイタリア旅行をし、ローマとミラノに泊まりました。ミラノではプラダ本店で誕生日プレゼントを買ってもらうことになりました。ウィンドウに飾られたハンドバッグがとても素敵で一目惚れしてしまいました。さっそく店員さんにそれを出してもらい、ほぼ即決で購入しました。とてもかわいらしい若い女性店員さんのたどたどしい英語と、私のつっかえつっかえの英語とのコミュニケーションが何度も思い出したい思い出になっています。

コロナ禍の今、ミラノがテレビ画面に映るたびに『あのお店はどうなっているんだろうか? いつか日本に来たいと言っていたあのお嬢さんはまだ働けているのだろうか?』と心配でなりません。いつか、あのハンドバッグを持ってあのお店の店員さんに会いに行きたいという希望を持ち続け、コロナ禍をやりすごそうと思い続けています」。

そうね。旅行先で出会った人との印象っていうのはとてもその街の印象につながりますもんね。

(中澤有美子)本当に結びつきますね。

(安住紳一郎)街の印象の最後の輪郭はその街の人の印象だっていうのは間違いないですね。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)本当ですね。私も仕事で……どこだっけな? フランス? スペインかな? オンダリビアっていうスペインとフランスの国境の街に行った時にですね、私のホテルが地元の小学校と近くて。その小学校の下校時間……私、そのホテルに2泊したのかな? それで、前の日に東洋人が珍しかったのか、そこの女の子が下校時間に私の顔を珍しそうに見ていたなって思っていたんだけども、その次の日にもその子と会ったんですよね。

そしたら、私に対して……ちょっとね、日本だと小学生の女の子なんかをじっと見ていたらもう犯罪だって言われるんだけども。そこのスペインの女の子は私に向かって手を振ってくれたんだよね。それでもう……「この街に、お金を落とそう!」みたいな。

(中澤有美子)フハハハハハハハハッ! そう?(笑)。

「この街に、お金を落とそう!」

(安住紳一郎)うん。もうがっつり落としてきたよ。もうね! うん。「東洋人、この街に金を落とすの巻!」。もうまき散らしてきた。

(中澤有美子)よかった(笑)。

<書き起こしおわり>

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