オードリーのお二人が2020年10月31日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で前週放送のあばれる君ゲスト回を振り返っていました。
(若林正恭)先週ね、あばれる君が来てくれまして。もう本当それこそ大暴れで。あばれる君っていう名前だけあって。
(春日俊彰)いやー、あばちゃんだったね。
(若林正恭)もうめちゃくちゃにされましたね。番組をね。
(春日俊彰)すごかったね。
(若林正恭)ここ1週間、他の現場のスタッフさんが「あばれる君、面白かったっすね!」tてすごい話しかけていただいて。「あばれる君と春日さんと若林さんでロケに行く企画の企画書、書いていいっすか?」とか言ってくれる人もいて。俺がすごい思ったのは、あばれる君って実力を評価してもらってなかったんだなっていう。だって、いっつも面白い人に「いやー、あばれる君、面白かったっすね!」とは言わないじゃない? そういう人はすでにもう企画書を書いているから。
(春日俊彰)そうだね。気づいているわけだからね。うん。「思いの外」っていうことだったんだろうね(笑)。声かけてくれる人って感動をしたわけじゃなん? 衝動があるから声をかけてくるわけでさ。なんかその人の中ではだいぶ上がったっていうことでしょう?(笑)。もともとのラインが……だからあばちゃんはノーマークだったんだろうね。
(若林正恭)でもね、結構ね、最初からね、本当にボタモチとかヅカには悪いんだけど。いろんな勝負をね用意してもらってたんだけど……俺がね、あばれる君の表情と汗の量を見た時に、「ああ、これはちょっと、いきなり勝負をいろいろやっても無理だな」って思ったのよ。「これはちょっとしゃべらないと……」って思って。
(春日俊彰)ああ、若林さんなりのメディカルチェックがあったんだね?
(若林正恭)メディカルチェックで目を開いてペンライトで見たら瞳孔が開いちゃっていたから(笑)。
(春日俊彰)そうね(笑)。客席の方に向かってこういう風にやるやつね。手を振って「ダメだ!」って(笑)。
(若林正恭)で、本来ならあばれる君のアメリカで元旦に牛にぶつかった話なんか、もう途中で話を頓挫させてるんだけど。話しきって「いや、いい話を聞かしてもらったよ」って言ってあげないともう無理な瞳孔の開き方してたから(笑)。
(春日俊彰)なるほどね(笑)。
(若林正恭)だいぶ気を使ったのよ。俺なりにね。
(春日俊彰)それはやっぱりいい判断というかね。よかったですな。じゃあね。
(若林正恭)でも、ちょっと俺の夢かもね。あばれる君と春日とスギちゃんでロケに行くっていう(笑)。でも、そんなロケやってくれるとしたら、もう『オドぜひ』しかないけどね(笑)。どの枠でやらせてくれるんだよ?っていうね(笑)。
(春日俊彰)そうだね。需要がないよね。
(若林正恭)需要、ないよね(笑)。
(春日俊彰)それで特番を打つわけにもいかないしね。
(若林正恭)今ね、こんだけ輝いている若い芸人さんがいる中でね、その3人でロケに行ってもね。
(春日俊彰)そうだね。やりたいけどな。
(若林正恭)俺、でもあばれる君の回のラジオを聞き直してて。なんかやっぱり再確認したのは、春日とあばれる君ってヒロシのコーナーでケツにバスケットボールぶつけられるとかやっても……ちゃんと企画をやろうとするよね。俺がもし、すごいいじるのが上手な先輩にお尻を出してバスケットボールをぶつけられるっていうやつをやったら、もっと突っ込んじゃうと思うのよ。「いや、これおかしいじゃないですか!」とか。「なんでこうなんですか?」とか。「いや、僕はこういうの慣れてないですから」とか。混ぜ返しちゃうと思うのよ。でも2人はさ、本当にバスケットボールを当てられて、奥さんのいいところを言って、勝負に勝とうとするじゃない?
(春日俊彰)そうだね。やっぱりリングに上げられちゃったからね。2人は。
(若林正恭)で、あの企画で勝負に勝とうとするっていうのは俺の中ではないんだよね。もう。
(春日俊彰)ああ、そう?
(若林正恭)だからすごい……だって、お笑いをやってないもんね。あの時間。春日がずーっと奥さんのいいところを言っていたもんね。
真剣に勝負に勝とうとする春日&あばれる君
(春日俊彰)まあ、そういうルールだったからね。そうよ。で、あばちゃんも構えていたしさ。で、来なかったからあばちゃんも怒るわけじゃない? 「聞いていた話と違う!」って(笑)。「不利だろう!」って(笑)。
(若林正恭)「僕にもくださいよ!」って言ってたからね(笑)。
(春日俊彰)「自分の方が不利だ。春日に勝てない」っていうことで怒っていたんだから(笑)。
(若林正恭)「春日さんばっかりさー!」って(笑)。
(春日俊彰)そういうことよね。勝負だったからね。
(若林正恭)それで先週ね、こんな裏を言うのもあれだけども。放送が終わって。それで春日とヅカもブースから出ていったのよ。で、あばちゃんと俺だけが残って帰りの準備をしていた時にあばちゃんにね、たとえば……「ヒロシのコーナー、楽しかったね」って俺が言って。そしたらあばちゃんが「いや、ボールをぶつけてくださいよ!」「また今度、来た時に当てるわ」みたいなやり取りを想定して。
それであばちゃんに俺は「あばちゃん、ヒロシのコーナー、楽しかったね」ってオンエアーが終わった後に言ったらあばちゃんが「いやいや、もう本当、若林さんのおかげで面白くしていただいただけで。本当にありがたかったです。ありがとうございます!」って言われて。「いや、そうじゃないのよ……」って思って。でも、あばちゃんと2人しかブースにいないから。だから「そうじゃないのよ」って言う人もいないというか。
(春日俊彰)まあ、そうだね。
(若林正恭)あばちゃんが「若林さん、僕にも当ててくださいよ!」って言ってくると思ったら、「いや、とんでもないっす。本当に楽しい思いをさせていただいて。若林さんのおかげで楽しくさせてもらいました。ありがとうございます!」みたいに言うから。「いや、なんかすごい嫌な先輩みたいになっちゃっているな?」って思って(笑)。押し付けているみたいな。「すごい素直なんだな」って思って。
(春日俊彰)まあ、ちゃんとしてるからね。やっぱりね、いざ始まっちゃったら大暴れするけど。裏ではやっぱりね。しっかりね。
(若林正恭)すごい家族を十分に乗せられる大きさの車で帰っていったもんね。帰りに。「家族のために選んだ」っていう車で帰っていったもんね。
(春日俊彰)そうね。自分が乗りたいんじゃないんだ。「家族のために俺は運転している」っていう(笑)。
(若林正恭)家族のために買った車のノーマルのやつだよな、あれ。それで帰っていったね。
(春日俊彰)阿佐谷に帰っていったよね(笑)。
(若林正恭)「ありがとうございました!」って帰っていったね(笑)。で、なんか裏とかを見ないんだなって思って。
(春日俊彰)そうだと思うよ。やっぱりちゃんと任務を遂行するというか。
(若林正恭)やっぱりミッションを与えられてロケをやって華がある人って企画をメタで見ないよね。メタで見ない視野の狭さがあるよね(笑)。「俺、やっぱりやるとしてもまず第一にあの勝負に勝とうとは思わないだろうな」って。それが逆に寒さになる時もあるじゃない? 「今のコメント、計算しているな」みたいな。
(春日俊彰)まあ、難しいよね。そっちがいい時もあるしね。それは難しいよね。
(若林正恭)あばれる君……芸人さんが「面白かったっす」ってよく言うよね。芸人が笑うだろうね。あばちゃんのあの感じっていうのはね。
(春日俊彰)なんとなく置き換えながら聞いたりするとね。自分にね。
(若林正恭)『激レアさん』で共演させてもらったんだけども、アインシュタインの河井くん。「あばれる君、面白かったっすね!」って言ってきて。まさかラジオの方だとは思わなくて。「ラジオ、聞いてくれたの?」「いやー、聞きましたよ」って。だからああいう……だから芸人さんが面白いって言ってくれるのはこっちも嬉しいよね。
(春日俊彰)嬉しいよね。「伝わった」っていうことでしょう。
(若林正恭)でもちょっとサスマタの方がまだ小道具としてまだ使っていないから。経費でちょっと落ちないので。年内にもう1回、来てもらって……っていうことになるね。
(春日俊彰)いやいや、早いよ。だって前回が7月ぐらいだっけ? それで3ヶ月空いたでしょう。年内って来月……2ヶ月もないぐらいじゃない。1ヶ月ちょっと……(笑)。ちょっと早いな。年に3回、あばれる君はちょっと多いな。年1、2ぐらい……。
(若林正恭)ちょっと多いか。だから……そうそう。あばちゃんのさ、「あばれる君」。あばちゃん自体のあばれる君が全裸になったから見えたじゃない? あばちゃんのあばれる君を見て俺が「アルファード」っていう風に前回も言ったじゃない? それで俺さ、「やけにあばちゃん、アルファードを笑うな」って思ってたのよ。すっごい笑うのよ。
「アルファード!(笑)」っつって。で、帰りに車で帰っていくのを見て「ああ、アルファードも選択肢にあったんだろうな。あの車のタイプだから、アルファードにしようかな」って思ったこともあったから、形がばっちり頭に……(笑)。「試乗とかもしたんだろうな。だからあんなに笑うのか」って思って(笑)。
あばれる君の「アルファード」
【オードリーのオールナイトニッポン】お聴きいただきありがとうございました!
ゲストは愛妻家の #あばれる君 でした!
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— オードリーのオールナイトニッポン (@annkw5tyb) October 24, 2020
(春日俊彰)なるほどね(笑)。そうかもね。
(若林正恭)だからあばれる君とスギちゃんと春日の常識スリーは俺、結構……。
(春日俊彰)なんだよ、「常識スリー」って?(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)暴れやつと、ワイルドなやつと、上からのやつでなんで常識スリーっていうんだよ?
(若林正恭)常識スリーでロケに行きたいなって思って(笑)。なんか、中京の24時間テレビとかをやりたい。3人に本当にいいことをしてもらうの。
(春日俊彰)やりたいね(笑)。
(若林正恭)それで3人で勝負とか。すごいいっぱいあって。
(春日俊彰)だから若林さんにはスタジオにいてもらいたいかな? 中継で3人で繰り出して、なんかこうちゃんと真面目にレポートとかやっていて。で、若林さんが指示というか。「後ろに○○ありますよね?」とか。あるじゃん。で、そこから3人で暴れだすみたいなのはやりたいよね。うん。中継でやりたい。若林さんと離れていたいね(笑)。で、うっすらした指示をしてもらって……みたいな。
(若林正恭)でも、ちょっと不安だけどな。中継で離れるのは。なんか3人って仲がいいから、ぬるい絡みして。それでなんか「乗り切った」みたいな顔をするんだけど、乗り切れてない時があるから。それは現場で指示したいんだよね。「ぬるい絡み、やめて」ってちゃんと言いたい(笑)。肩組んだりして済まそうとするから。フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)フフフ、そうだね(笑)。困ったら肩組んで終わるかもしれないな(笑)。
<書き起こしおわり>