安住紳一郎 ゾフルーザとインフルエンザ薬の名称を語る

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安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で抗インフルエンザ薬・ゾフルーザについてトーク。さらにインフルエンザ薬の強そうな名称についても話していました。

(安住紳一郎)そして、先週私、番組で知人の話をしたんですがその中で間違いがありましたので今週、訂正をいたします。先週私、「仕事を一緒にしている知人が体調を崩して病院に行って、インフルエンザA型にかかっていると診断されて、抗インフルエンザ薬をもらって帰ってきた」っていう話をしたんですけども。「いまはちょっとこれまでではないような注意書きを渡されて一瞬たじろぎました」っていう話をしたんですが。「なるべく建物の1階で服用してください」とか「窓がある場合は窓に鍵をかけて薬を飲んでください。そしてしばらくは1人でいることがないようにしてください」っていう注意書きをいまは病院でもらってくるんだ。知りませんでした、驚きましたっていう話をしたんですけども、

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)みなさんもインフルエンザの薬の服用後の異常行動が社会問題になったっていうことはたぶんニュースでここ10年ぐらいずっと見聞きしていると思うんですけども。その対策がこういう風に取られているんだということで、私も「へーっ!」って思ったという話をしたんですけども。実はこれ、「薬の副作用」という風に私、行っちゃったんですけども、薬の副作用ではないらしいんですね。その訂正です。私、間違っておりました。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)もしかするとね、薬の副作用だと思っている方が多いのかもしれませんけども、正しくは薬の副作用ではないということですね。「特に10代の服用者に異常行動が見られて……」っていうニュースがね、ずいぶん出ましたもんね。で、実は私が話した情報は古い情報で、関係者からお叱りを受けましたけども。いまから何年前ですか? 20年ぐらい前にインフルエンザにかかった時にタミフルが使われるようになったんですけども。タミフル、よく聞きますよね?

(中澤有美子)有名な薬ですね。

(安住紳一郎)で、服用後に特に10代の患者さんが走り出したり暴れたりする異常行動が見られるケースがその後に報告されて。さらには中学生がマンションのベランダから飛び降りてしまって死亡するケースなども出て、それがニュースに出てみんなびっくりしたっていう経緯があったわけなんですが。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)そこで2007年から「タミフルを10代の患者には処方してはいけない」ということになったようなんですね。で、私もこのインパクトのあるニュースを記憶しておりまして、てっきりその薬の副作用だと思い込んでいたんですけども。それから10年ぐらい、毎年調査を続けた結果、どうやらタミフルを飲んだ場合だけでなく、他のインフルエンザの薬……リレンザとかイナビルとかを飲んだ場合でも異常行動が出る場合があるっていう報告があって。いやいや、なにも薬を飲んでない場合でも異常行動の報告があるっていうことで。どうやら、インフルエンザにかかった場合にごく稀に出る症状のひとつだっていうことでいまは落ち着いたということのようなんですね。それで、厚生労働省も10代の患者さんにはタミフルをこれまでは処方してはいけないっていうことだったんですけども、去年からタミフルを10代の患者にも出していいということになったようです。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)なので、このことを私、知らなかったので。古い情報のままで話してしまったということですね。最初はやっぱり副作用が疑われていたんですが、その後ここ10年ぐらいの研究によって、あとは裁判でも「副作用ではない」っていうことになったようですけども。

(中澤有美子)確認をされて?

(安住紳一郎)「確認」っていうかその、副作用と認めるには値しないっていうことのようですね。なので、薬の副作用ではなく、インフルエンザの症状のひとつだということのようですね。もしみなさんもね、医療機関とかに行って先生と少し話が噛み合わない時があったりすると、もしかするとここを勘違いされている場合があるかもしれませんのでひとつ、ぜひ参考にしてください。私も間違っておりました。異常行動……。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)まあ、ごくごく稀にっていうことですけども、1年間でそれでも10代の人を中心に2016年で54件の異常行動の報告があったようですね。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)あんまりまだ私の周りの人で……っていうのは聞いたことがないんですけども。確率的には「ごく稀に」ということのようですが、注意を促しておりますのでもし該当される方はお気をつけください。

(中澤有美子)そうですねー、高熱が出るとインフルエンザでなくても、なんだか見えたりするような……天井が落ちてくるような、そんな気がする時とかありますから。じゃあ、そういうなにか、高熱で起きてしまう現象?

(安住紳一郎)もともと昔からあった現象なのかもしれないですよね。またちょっと、核家族化したり都市が高層化したりして、昔ももしかしたら熱を出した少年が突然走り出したりするんだけど、それをおばあちゃんが見ていたのかとか、あるいは外に飛び出してもそこは1階だったのかもしれないとか、いろいろなそういう要因なのか……まあ全然ね、研究が私たちは全然その成果を知らないので。あくまでも想像ですけども。

(中澤有美子)そうですよね。

(安住紳一郎)あとは医療がずいぶんと充実したものになって、本来だと相当身体にダメージを受けているはずの状態でも、薬を飲むことによってまあしっかりと運動機能が確保されているのでそういうことにつながっているのかなとか。またちょっと想像の範囲で言ってしまうとね、お叱りをいただくので。

(中澤有美子)まあ、そうですね。ええ、ええ。

(安住紳一郎)でもついね、やっぱりインフルエンザは身近な問題なので。自分も想像して、この論議に入りたいんだ……。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)申し訳ない。ごめんなさい。ちょっとね、でも薬の薬効に関してはね、間違ったことを言って申し訳なかったと思っております。

(中澤有美子)そうですね。失礼いたしました。

(安住紳一郎)失礼しました。それから、まあ薬の話を軽々しくしては怒られますけども、今年はゾフルーザっていう新しい薬も発売されて。これは錠剤を1回飲めばいいということで、ちょっとね、まあインフルエンザにはなりたくありませんけども、興味津々ですよね!

(中澤有美子)フフフ(笑)。1回でいいんですか?

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ゾフルーザに興味津々

(安住紳一郎)ねえ。いったいどういう仕組みなんだ?っていうことですけども。いや、ゾフルーザ、見てみたいよ!っていう気がしますけどもね。

(中澤有美子)名前も強そうですしね(笑)。

(安住紳一郎)強い! 1錠だけ飲めばいいらしいですよ、なんかその説明に、ねえ。興味津々ですよね。2400円ですって。

(中澤有美子)おおー、保険負担で?

(安住紳一郎)2400円でそこからの保険適用じゃないですか?

(中澤有美子)ああ、そうですか。

(安住紳一郎)ねえ。1錠だけ処方されるってどう?

(中澤有美子)大事にしちゃいますね。

(安住紳一郎)ねえ、ちょっと暗いの高いお坊さんからなんか、お香みたいなのを手に渡される時、あるよね。うやうやしく両手で「ありがとうございます」みたいな。「これ、体にすこしすり込んで浄化してください」って言われるみたいな感じで薬局からきっと出されるんでしょう? 「ゾフルーザをどうぞ」って。両手で受け取るんでしょう? 「ありがたや、ありがたや……」って(笑)。

(中澤有美子)フフフ、両手で押しいただく感じで(笑)。

(安住紳一郎)ちょっとね、膝を曲げながら(笑)。「ありがとうございます」って(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)ごめんなさいね。患者さん、苦しんでいる方、ごめんなさいね。でも、こういう笑いこそがね、大事だから。

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)いや、そうよ。やっぱり辛いもんね。

(中澤有美子)本当ですよ。うんうん。

(安住紳一郎)いやー、ゾフルーザを処方された人の話、聞きたいよー。1錠だけ、どういう風に処方されるの? なんかアルミのパックに入っているっていう話は聞いたんですよ。

(中澤有美子)ああ、そうですかー。

(安住紳一郎)で、それをなめると苦いっていう話も聞いたんですよね。まあ、なめるっていう人も相当に好奇心が強いですけどね。まあ、なめちゃいけないのかもしれないけど。うん。でも1錠だけだもんね。

(中澤有美子)ねえ。ちっちゃいのかしら。大きめなのかしら。ねえ。

(安住紳一郎)ちっちゃいみたいですよ。20ミリとか10ミリの錠剤らしいですよ。ゾフルーザ。ねえ。薬学の進歩は本当にありがたいですね。薬の研究開発に従事されている方、それから薬を病院とかに搬入しているメーカーの方に頭が下がりますけども。

(中澤有美子)本当にそうですね。

(安住紳一郎)あとはね、やっぱり名前っていう話がありましたけども。ゾフルーザって……かっこいいよね!

(中澤有美子)かっこいいですねえ。うん。

(安住紳一郎)まあ、もともとね、ちょっとタミフル、リレンザ、イナビルっていうのも、うん。強いよね……。

(中澤有美子)フハハハハハハッ!

(安住紳一郎)いや、強いよね。

(中澤有美子)なんだろう、ねえ。だんだん強くなっているみたいな。

(安住紳一郎)タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザ。ねえ。ホイミ、ベホイミ、ベホマ、ベホマラーみたいな感じがします?

(中澤有美子)フフフ、します(笑)。

(安住紳一郎)ドラゴンクエスト、世代の方はわかりますね。世代じゃない方はチンプンカンプンですけども。ドラゴンクエストっていうゲームがありまして、勇者が旅をするんですけど、呪文を唱えながら旅をするっていうことで。まあ、様々な敵を倒す時にね、炎がブワーッと出る呪文とか。仲間がちょっと病気になった時はこれをやると急に元気になるとか、そういう呪文があるんですけどね。それを暗号のようにやったりして、ねえ。ベギラマとかイオナズンとか。いいですよね。ゾフルーザ、うん?っていう。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)いいよね。ホイミ、ベホイミ、メラゾーマ、ザラキーマ、ベギラマ、ゾフルーザ、イオナズン。インフルエンザ薬がひとつ入っていましたが、どれですか?

(中澤有美子)フハハハハハハッ! 気づかなかった(笑)。

(安住紳一郎)気づかないよね? メラゾーマ、ザラキーマ、イナビル、ザオラル、どれ?

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)イナビル!

(中澤有美子)正解(笑)。

(安住紳一郎)……怒られるか?

(中澤有美子)ですかね(笑)。

(安住紳一郎)いや、でも本当に名前が強そうで効きそうだもの。あとはもうここまで行きますと、あれですよね。私たちの心をいつも楽しませてくれる小林製薬さまに開発していただいて。あのネーミングのセンス、素晴らしいですもんね。サカムケアや熱さまシートでおなじみの小林製薬。キズアワワ、トイレその後に。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)まあ、ちょっとわからないけども。たぶんインフルエンザ薬は開発していないと思うけど。大阪道修町の小林製薬。どう? 小林製薬さまに、ねえ。ちょっと考えていただいて。小林製薬さんはみなさん、知っていますもんね。本当に一瞬聞いただけで何の薬かすぐわかるように……という。むしろ、ネーミングの開発にいちばん力を入れているという。

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

小林製薬のネーミングセンス

(安住紳一郎)素晴らしい会社ですよ。いやいや、みんなもお世話になっていますでしょう? すぐにわかるもん。キズアワワとかサカムケアなんて逆剥けのところに塗るやつでしょう? そうだよね。もうこれなんかすごい。つらい肩の痛みを取る筋弛緩剤配合、コリホグス錠とかあるんだから。「そのままだ!」っていう(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)脂肪をつきにくくするナイシトールとかさ。

(中澤有美子)本当ですよね。

(安住紳一郎)ねえ。すごいでしょう? お腹の張りをピタリと止めるガスピタンとかさ。ねえ!

(中澤有美子)アハハハハハハッ!

(安住紳一郎)手足のしびれが楽になります。シビラックとかさ。

(中澤有美子)シビラック(笑)。

(安住紳一郎)そのまんまだよね。脇のニオイにワキガードとかさ。そうでしょう? その小林製薬さまが抗インフルエンザ薬を開発すると、ネーミングは何になるんですかね?

(中澤有美子)何になるんですかね?

(安住紳一郎)ねえ。どうなるんでしょうね。タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザ。なに? たぶん、ねえ。

(中澤有美子)すごくわかりやすいから、うん。なんだ? インフルラクーナ?

(安住紳一郎)インフルラクーナ! そうね。そうそうそう。いいね。いいよね(笑)。難しいね、たしかにね。インフルエンザ……そうね。イチニチデナオールみたいなことだよね?(笑)。

(中澤有美子)そうですね。いいですね、うん。

(安住紳一郎)まあちょっとね、余計な話ですね。まあ、理系の話に挑戦すると、ここに落ち着くっていう話ですよ。

(中澤有美子)フハハハハハハッ! 残念すぎますね(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。そうね。もうちょっとね、私もね、できることなら因子を阻害するブロックなんとかみたいな話も本来ならしたいところですけども。ネーミングの話で終わります。

(中澤有美子)フフフ(笑)。分子の結びつきとか言ってみたいですよね。

(安住紳一郎)本当ですよね。阻害因子が……とかね。言ってみたいですけどもね。すいません。流行っているみたいなので、お気をつけください。

(中略)

(安住紳一郎)インフルエンザが流行っています。番組冒頭でインフルエンザで病院に行った時の話をしましたけども、いろいろと薬に詳しい仕事の方からさらに補足の情報を教えていただきまして。「へー」と思う情報がいっぱいありますね。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(安住紳一郎)ゾフルーザっていう薬がありますけどもそもそもゾフルーザの名前の由来は「ノックアウト、○○がない」という意味の「XO」というのを頭につけてプラス、「インフルエンザ(influenza)」から「in」を取っちゃって「Xo-fluenza」。それで「Xofluza」にしているっていうことなので。「インフルエンザをノックアウトする」っていう意味がすでにあるということで。強いのも当然だっていうようなことですね。

(中澤有美子)おおーっ!

(安住紳一郎)薬の雑誌とかを見ると、命名由来のインタビューなども載っているらしいので。医薬品の販売名開発も非常に奥が深いということで。大きな市場がのぞめる治療薬は世界で同じ販売名を使うことが多いので、厚生労働省の承認のみならずたとえばアメリカ食品医薬品局の承認も取得する必要があるということで。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)医薬品の誤処方、誤使用を防ぐために設けられ、非常に厳しい審査ですというね。

(中澤有美子)そうなんですねー。わー!

(安住紳一郎)なるほど。さらには府中市の50代女性の方。「年末の休み中に姪がインフルエンザにかかり、ゾフルーザを処方されましたが飲んで30分もしないうちに戻してしまい、翌日もう一度処方してくれるか聞いたら『それは出せない』とのことでした。なので、気持ち悪い場合、吐きそうな場合は鼻から吸引するインフルエンザの薬にした方がいいと妹は言っていました」という。たしかに。1回2錠、1回4錠で治るとはいえね、戻してしまうと……たしかに。このへんは先生の処方薬の選び方の難しいところですね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)さらにこの話は私もちょっと他の番組で聞いていましたが。「インフルエンザの時にゾフルーザは1回服薬すれば回復が早まる薬ですが、しかしながら従来のタミフルなどに比べると耐性ウイルスの発生しやすい薬剤のため、薬剤師の私からはおすすめできないです。大人の10%くらいは耐性ができてしまいます。タミフルの場合は0.6%くらいなので、比較にならないぐらいの数値です」ということで。まあ、耐性がつきやすいのでちょっとね、「ゾフルーザじゃなくてタミフルでお願いします」っていう場合も当然あるということですね。まあちょっと名前が先行しますと、どうしても病院で「いやー、先生、先生。ゾフルーザをせひせひ……」って思うかもしれないですけど、やっぱり専門家の方はいろいろと考えて処方してくれるということで。

(中澤有美子)そうなんですね。

(安住紳一郎)ちょっとね、そういうのでトラブルになる時、ありますもんね。

(中澤有美子)そうですねー。

(安住紳一郎)「あっちの先生は……」「こっちの先生は……」とかね。いろいろと。

<書き起こしおわり>

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