安住紳一郎さんが2020年10月4日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で2020年10月のたばこの値上げについてトーク。たばこの価格推移について話していました。
（安住紳一郎）今日が10月4日ということです。10月から暮らしが変わるという記事がありますけれども。令和2年、2020年10月からの生活の変わりは皆さん、何かありましたでしょうか？ 特にありませんか？ 今年はね、いろいろイレギュラーな出来事がたくさんあったので、むしろ前期・後期の変わり目というものに対してさほど段差を感じないという方が多いかもしれませんけれども。
私は生活の中では同僚が産休から戻ってきたとかですね、あとはキャリア採用なので中途入社の新入社員が入ってきたとかいう出来事がありましたね。TBSアナウンサーも20年ぶりですか？ TBSアナウンサーでキャリア採用がありまして。NHKからいらっしゃったのかな？ 元々NHKに在籍していらっしゃるた方がTBSアナウンサーとして10月1日から1人、新しく加わったようです。詳しくは、ごめんなさい。私も聞いてないんで紹介できないんですけれども。
（中澤有美子）へー。男性ですか？
（安住紳一郎）男性のアナウンサーが1人来られたようです。内輪の話で恐縮ですけれども。10月だなという感じがいたしますが。
（中澤有美子）そうですね。
（安住紳一郎）あとは酒税。お酒の税金が上がったり下がったりということで。ビールが安くなり、第3のビールが上がった。ワインが上がって、日本酒が安くなったということのようですね。それから、NHKの受信料が値下げになりました。生活で関係するところは……乳児へのロタウイルスワクチンが定期接種になりました。皆さん、関係ないですね。乳児じゃありませんね（笑）。たばこが値上げになりましたね。なので9月の月末、たくさんまとめ買いしたらいいですよっていう看板が出てたりしましたけれども。たばこは随分今、上がってますからね。そういう世の中ですね。
これが新しい生活様式ってやつか。値上げばっかり気にしてたけどビールと日本酒は下がるのか！それにしても煙草の値上げは笑っちゃうなぁ。上がり過ぎでしょ。タバコ吸う人はもっと怒ってもいいと思うんだけど、ニコチンはダウナー系だから温厚な感じになるのかね？https://t.co/sKqhpSXoD6 pic.twitter.com/LJiiGqpVz3
— 阿曽山大噴火 (@asozan_daifunka) September 29, 2020
たばこの値上がりに対して何か文句を言ってる人はあまりいないようですけれども。随分と上がりましたね。今はセブンスターで510円が560円に。マイルドセブン改めメビウスが490円改め540円。加熱式たばこメビウスプルームテック専用が490円から540円と上がっていますね。50円ずつ上がったのかな？ あんまりね、最近はたばこを間近に見ることがないのでなんとなく皆さんも230円ぐらいで意識が止まっていると思いますけども。
（中澤有美子）そこでちょっと止まっていますね。
（安住紳一郎）止まっていました？ たばこを1箱買うのに今、560円ですよ。
（中澤有美子）へー！ 贅沢なことをされてるんですね。街角で吸ってる方たちは。
（安住紳一郎）そうですね。昔、私が働き始めた頃、ロンドンに行ったらたばこが異常に高くて。日本円で790円ぐらいして。20本セットで買えない人がいるから3本セットとかバラ売りしててびっくりしたよ、なんていう土産話を日本に帰ってきてした記憶がありますが。もうほぼそれと同じくらいですよね。
（中澤有美子）フフフ（笑）。
（安住紳一郎）当然ね、健康のことを考えて……ということなんでしょうけれども。愛煙家の皆さんにとっては出費がかさみますね。私は小さい時に父親のたばこのお使いに出された時に180円でセブンスターを買った記憶がありまして。そこから、なのでたばこの値段は把握してましたけれども。その前の皆さんはね、100円とか150円とか。もっともっとね、その前もありますけれども。
セブンスターを180円で買った記憶
（安住紳一郎）100円、150円、180円。で、200円になって。私が学生の頃に220円。初めて私が買ったたばこも220円。それで230円で初めての値上がり体験ですね。それから250円になって、270円になって。300円になって、410円、430円。で、私はたばこやめましたけれども。その後、440円、480円、490円、540円ですね。
セブンスターを180円で吸ってた年寄りが通ります pic.twitter.com/ma7Ja06l2v
— 周利槃特 (@noface8118) February 1, 2020
（中澤有美子）へー、そうか！ そうですね。自分がハタチになって、いざ吸ってもいいんだっていう時の値段がやっぱり鮮明に覚えてるですねって思いましたね。
（安住紳一郎）そうですね。まあね、最近はあんまりこういう話をする人はいませんけども。やっぱり当時ね、「たばこ買って吸う」っていうことが大人の階段のぼる、君はひとつのシンデレラみたいな感じでしたよ。違いますか？
（中澤有美子）フフフ、うん。お酒とたばことね。
（安住紳一郎）もうちょっと言い方を注意しないといけないんですが。最近、何を言ってもどこかからほころびが出ちゃうからキツいんだけども。シガレットってやっぱりかっこよかったもんね。コマーシャルもかっこいいし、パッケージもかっこいいし。今はね、全く違う感じになっているのかもしれませんけども。
（中澤有美子）映画なんかでもそういう描かれ方でしたからね。
（安住紳一郎）そうですよ。でね、値上がりした時にはなんかその値上がりに……10円値上がっただけなんだけども、憂いてみたりね。
（中澤有美子）アハハハハハハハハッ！
（安住紳一郎）それでその「税金が上がることを憂うことのできる大人になった」みたいな感じ、ありますよね？
（中澤有美子）そうでしたね（笑）。
「税金が上がることを憂うことのできる大人になった」
（安住紳一郎）社会にひと文句、言える立場になったみたいな。そういうことですか？ ですって。喫煙率はグンと下がっていますけども。たばこの値段。物の値段というのは大事ですからね。覚えておきましょうね。そうですよ。だからね、もし誰かがたばこを落としていたらね、拾ってあげたら540円分のものを拾って届けたっていうことになりますからね。そう。喜ばれますよ。たばこの値上げ、10月から。ニュースでした。
（中澤有美子）はい。
＜書き起こしおわり＞