R-指定 LITTLE主催イベントで感じたLITTLEの鉄人ぶりを語る

R-指定 LITTLE主催イベントで感じたLITTLEの鉄人ぶりを語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2022年5月9日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』の中でLITTLEさん主催の八王子でのイベントに梅田サイファーで参加した際の模様をトーク。間近で感じたLITTLEさんの鉄人ぶりについて、話していました。

(R-指定)ゴールデンウィークね、俺ら結構、スケジュール、詰め詰めやったですよね?

(DJ松永)ライブ、ライブで。自分らの主催ライブでRHYMESTERとやったりとか、フェスとか……。

(R-指定)しかも行ったり来たりしながら。大阪でRHYMESTERとの対バンをやって、次の日にフェスやって。

(DJ松永)さいたまでやって。

(R-指定)ほんで次の日にラジオをやって。そっから……。

(DJ松永)で、次は都内でフェス。で、また翌日で『JAPAN JAM』でしょう? 毎日だ。

(R-指定)その前の日も千葉で。で、俺はそのまま千葉に泊まって。で、その次の日。5月4日は朝から『JAPAN JAM』。千葉で朝イチの出番に出て。で、松永さんは別の仕事にまた行って。で、俺も八王子に梅田サイファーのライブで行って。その夜はABEMAで……。

(DJ松永)ああ、そうか。あの後、ライブしてたのか。

(R-指定)そうそう。で、結構俺ら、スケジュールえぐいなとか自分でも思っていて。「こんなに走り回ってんねや。ありがたいな」とか思ってたんやけど、その行った八王子のイベントが俺の「忙しい」どころの話じゃないイベントやって。その主催がね、KICK THE CAN CREWのリトルさんやったんですよ。

(DJ松永)おお、リトルさん主催のイベントがあったんだ。

(R-指定)で、リトルさんの地元が八王子やねん。それでリトルさんの地元で開催のイベントで。もう行って、リハが終わって本番が始まって。俺もフライヤーとか見てたから、ある程度は内容はわかってたけど。イベントがまず始まって一発目のライブで八王子少年っていう人が出てくるんですけど……これ、リトルさんの別名義なんですよ。

(DJ松永)へー!

(R-指定)リトルさんが八王子っていう地元に特化して、地元のことを歌うっていう。やっぱりリトルさんってほら、多作やからさ。いろんなスタイルで歌ってきてるけど、がっつり地元にフォーカスした……。

(DJ松永)ああ、あんまりないかもね。たしかに。

(R-指定)そうそう。超地域密着型の歌を歌うのが八王子少年で。客演があっても八王子のアーティストだけを客演するみたいな。たとえばそれこそファンキー加藤さんとかと客演してたりとか。

(DJ松永)ああ、ファンキー加藤さん、来てらっしゃったんだ?

(R-指定)いや、その日は来てないんやけど、八王子少年ではやってたんです。

(DJ松永)えっ、今まで出してんの? 八王子少年。

(R-指定)そう。出してるの。

(DJ松永)へー!

(R-指定)で、その八王子少年がまずトップバッターでライブして。その次に、その八王子少年ことリトルさんが「次はUL!」って呼び込んで。ULっていうアーティストのライブが始まるんですけど……そのULはKICK THE CAN CREWのMCUさんの「U」とKICK THE CAN CREWのリトルさんの「L」で「UL」。リトルさんとMCUさんのグループがULなんですよ。で、八王子少年でリトルさんがやって。板の上で「次はUL!」って呼び込んで、MCUさんが入ってきたULのライブをするわけですよ。

で、そのULのライブ、15分ぐらいバーッとやって終わった後に「次は次はアスタラビスタ!」って言って。アスタラビスタというグループが出てくるんすけど。そのアストラビスタってのはRIP SLYMEのRYO-ZさんとかSOFFetのお二人とかSPONTANIAの方とかとリトルさんのグループで。

(DJ松永)えっ、ちょっと待って?

(R-指定)「次はアスタラビスタ!」って言ってアスタラビスタさんが入ってきて。リトルさんは残し。アスタラビスタがライブして。

(DJ松永)えっ? リトルさん、なにやってんの?

(R-指定)で、アスタラビスタまでやって、ようやっとアスタラビスタの次に「次は梅田サイファー!」って言って梅田サイファーが入ってくる。

(DJ松永)よかった! あぶねー!

(R-指定)で、梅田サイファーのライブ中に俺らが「今日は特別なんで、スペシャルな歌を作ってきました。リトルさんと一緒に曲、やってもいいですか?」ってまたリトルさんを呼んできて(笑)。

(DJ松永)ええっ?

(R-指定)で、リトルさんフィーチャリング梅田サイファーの曲をやんねん。

(DJ松永)えっ、作ったの?

(R-指定)作った、作った。

(DJ松永)それ、もう出てるの?

(R-指定)まだ出てない。まだ出てないけど……しかもその曲、梅田サイファーの中から選抜した8人ぐらい。8人がラップを蹴って、それでリトルさんがラップするんやと思うやん? 違うのよ。リトルさんとその8人が掛け合いをするねん。だから一対一。たとえばR-指定とリトルさんが8小節ずつやり合うパートがあれば、KOPERUとリトルさんが細かく掛け合いするパートもあって、テークエムとリトルさんも……一対八なのよ。

(DJ松永)100人組手みたいな?

(R-指定)そうそう! リトルさんのその100人組手が終わって。で、梅田サイファーが終わって。

(DJ松永)な、なんなの? あの人?

(R-指定)で、梅田サイファーが終わって。「次はKICK THE CAN CREW!」っつってリトルさんが……。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! なんなの!? えっ、なに? どういうつもりなの?

(R-指定)すごいやろ? で、KICK THE CAN CREWも往年の名作をバンバンやっていって。もう会場大盛り上がり。で、KICK THE CAN CREWの『アンバランス』。代表曲でバーン!って終わって感動のフィナーレかと思ったら、KICK THE CAN CREWのライブが終わった後にリトルさんが「次はリトル!」っつって。リトルさんのソロのライブが始まるねん(笑)。

(DJ松永)俺もたしかに「まだリトルさん、出てねえな?」とは思っていたよ? 「あれ? おかしいな? リトルさんのソロ、まだだな?」って。俺、リトルさんのソロ名義以外、知らないから。ULは知っていたけど、八王子少年は知らなかったから。

(R-指定)で、KICK THE CAN CREWが終わった後にリトルさんがソロでやって。だから合計でたぶんあのイベント、トータルで言うと4時間ぐらいずーっとステージの上に出ずっぱりでラップし続けていたのよ。

(DJ松永)それで、主催は?

4時間、ステージでラップをし続ける

(R-指定)リトルさん。いや、すごいんよ。で、そのイベントタイトルが『コジマケンジマツリ』っていう。リトルさんの本名が「小島健司」なんですよ。まあ、たしかに小島健司祭ではある。頭からケツまで、ずっと小島健司さんがラップし続けてんねん。

(DJ松永)えっ、主催は?

(R-指定)リトルさん。主催は小島健司の『コジマケンジマツリ』。頭からケツまで小島健司がラップし続ける。ほんで、松永さん。これで終わりちゃうぞ?

(DJ松永)えっ、ちょっと待って? まだちゃんと飲み込めてないよ……?

(R-指定)で、そのイベントにはアフターパーティーもあんねん。で、梅田サイファーは何人か、ABEMAに出るメンツがおったから、俺は参加できへんかったけど。残ってアフターパーティーに参加したメンバーに聞いたら、アフターパーティーでもリトルさん、ライブやってて。DJが回した後に。ライブをして。

(DJ松永)えっ、なんなの?

(R-指定)で、それが5月4日。その翌日の5月5日のお昼から八王子で、なんか八王子のお店とか、スポーツの団体とか、より地域密着の八王子のものを取り扱ったイベントがあって。

(DJ松永)なんか公的な感じの?

(R-指定)そうそう。そういうイベントがあって。そのイベントの中で、どうやらトークステージに……俺もちょっと詳しくはわからんねんけど。トークステージみたいのあったらしくて。それが3ステぐらいあんねんけど、それが全部リトルさんのトークやったらしくて。で、そのイベントが『コジマルシェ』っていう……(笑)。すごいやろ? すごない?(笑)。

(DJ松永)(机を叩いて悶絶)

(R-指定)だから、あのな、松永さん。マジで俺らの忙しさとか比にならんことを1日、2日で……俺らの「ああ、忙しかった」っていうやつを1日、2日で凝縮しててん。リトルさん。ヤバない? あの人、鉄人やで? すごすぎへん? なんでそんなことできんの?

(DJ松永)えっ、ちょっ……鉄人は鉄人だけど、他の部分に目がいくのよ(笑)。いや、鉄人はいいんだけど。お前さ、「面白い」と思ってしゃべってるだろう?

(R-指定)いやいや、違う。お前、アホか! お前、ホンマにすごすぎるやろ?

(DJ松永)お前、今日、悪いやつだな?(笑)。

(R-指定)何を笑ってんのよ?

(DJ松永)お前が面白い話をしているからだよ(笑)。本当に今、お前は……「今日、面白い話を持ってきた」って……。

(R-指定)お前、ズレてるわ。

(DJ松永)いや、俺はズレてない。俺はお前のこと、許さない! これ、リトルさんにチクるわ。「あいつ、面白い話にしてました」って(笑)。本当に……お前、悪いやつだな。お前、本当に……最悪だな?

(R-指定)いや、変人やと思って笑ってるやん? こいつ、マジでありえへん。俺は……。

(DJ松永)いや、変人だもん!

(R-指定)いや、ありえへんって。

(DJ松永)いかれてるもん。それで、それをお前は「いかれている」ってわかっているから今のトークはできるんだよ。お前はひどいよ。

(R-指定)いや、全然よ。その『コジマルシェ』って……マジで!

(DJ松永)いや、そのお前の今の話の順番、ヤバかった。「『コジマルシェ』っていうのがあって」っていうのはわかるけども、話の最後に「そのイベントの名前が『コジマルシェ』って……」。

(R-指定)違う、違う、違う! あっ、ヤバッ! こいつ! ありえへん! お前、なにしてんの?

(DJ松永)いや、あれは笑かそうとしているやつの順番だから。あれは笑かそうとしているやつの話し方の順番だから。

(R-指定)こいつ……ひとつも笑いない。「マジですごかった」っていう話を俺はしてるのに。

(DJ松永)本当に……面白い話をありがとう。けど、本当にお前、よくないぞ? 本当によくない。

(R-指定)俺はマジでリトルさんがありえへんっていう……だって4時間、立ちっぱでずっとラップし続けて。で、その次の日もトークして……っていう。マジで俺らの上の世代のラッパーの人たちって鉄人すぎるっていう話を俺はしたかったのに、お前がなんか「変な人」みたいな扱いで笑っているから。俺、ちょっと後で謝りの連絡入れとくは。「ちょっと松永がすいません」って(笑)。

(DJ松永)いや、自分で謝れよ。お前、『コジマルシェ』で落としてるんだぞ?

(R-指定)落としてないやろ? なにがやねん! こいつ……。あかん。俺、タイムフリーのURL、リトルさんに送っておくわ(笑)。

(DJ松永)いや、それは自殺だよ?(笑)。

(R-指定)なんでやねん! なにがやねん! いや、マジですごい!

(DJ松永)こいつ、よくないなー!

(R-指定)マジでリトルさんのすごさをしゃべりたかったのに。こいつ、ありえへん。KICK THE CAN CREWで『アンバランス』。

KICK THE CAN CREW『アンバランス』

(R-指定)お聞きいただいたのはKICK THE CAN CREWで『アンバランス』でした。いや、でもマジで4時間ラップして、そのライブの最後でも喉、全くぶれないんすよ。リズムも。ほんでイベント終わった後に「太ももに来てる」みたいな。だからマジでラップはまだ全然行けるやん、みたいな。4時間。マジですごい。

(DJ松永)プッ(笑)。

(R-指定)なに笑ってんねん? マジで……こいつ、ホンマあかんわ。

(DJ松永)お前を笑ってるんだよ。取り返そうとして……(笑)。メールです。「松永さん、これまでのRさんの話を聞いて、なぜ面白い話をしてるように聞こえましたか? ゴールデンウィークにリトルさんがずっと頑張った日の記録です。これは労いトークなんですよ」。

(R-指定)いや、そうよ。ホンマに。お前だけ、浮いてんで?

(DJ松永)いや、俺はおかしくない(笑)。お前は「面白い」と思った話をいつも持って切るはずだよ。

(R-指定)違う、違う、違う。

(DJ松永)聞け。お前の今日のトーク、よかったよ? キレ、よかったよ。

(R-指定)いや、キレとか……お前、こいつアホか? 1回、お母さんに電話して聞いてみ? どっちが悪いか。お前のいつものお得意の! お前の十八番。母さんに電話。

(DJ松永)お得意じゃねえよ! 俺、なにかあったらすぐに相談しねえよ! 「今の、どっちがズレてると思いますか?」って……なんで? 都度、お母さんに連絡しねえよ! 本当によくないよ!

(R-指定)こいつ、ホンマ……だって俺が曲送りの後、リトルさんの話をしだした時点でもうお前、「おいおい!」って。違うよ。

(DJ松永)いや、本当に心で爆笑しながら真顔でカバーしてたからね?

(R-指定)違うって!

(DJ松永)完全に。もう本当にダメ。そのレベルの鉄人ってもう、面白いから。なあ、面白いだろう? 面白いし、なんか『コジマケンジマツリ』を最初に言わずに後の方に持ってくる構成とかも……。

(R-指定)なんで俺が悪くなってんのよ?

(DJ松永)本当にダメ。「で、そのタイトルが……」って本当に。最初に「『コジマケンジマツリ』っていうのがあって……」だったらいいけど。笑かそうとしない時の話っていうのは、最初に「『コジマケンジマツリ』っていうのがあって……」って。「ああ、そうなんだ」で。そしたら、笑わないで済むもん。で、「頭からケツまでリトルさんだったんよ」って最初に言ってしまえば俺は笑わずに聞けるよ? でも「あれ? ずっとリトルじゃん?」って。

(R-指定)お前、笑いマニアか? 笑い評論家やん。違うやん。

(DJ松永)なんでそんな言われ方してんの?

(R-指定)いかんよ、こいつ。全然そんなつもりなくしゃべっていたのに……。変な分析してきやがってよ、こいつ(笑)。

(DJ松永)だとしたら天才! お前は天才! 天才だわ、お前。すごいな。

(R-指定)でもたしかに、あの鉄人ぶりはヤバすぎて。俺も……やっぱり面白かったわ。すごかった。

(DJ松永)まあな。俺は鉄人以外のところも……。

(R-指定)一緒にステージに立ってて。ホンマに梅田サイファーと一緒にやった時、笑ったもん。「この人、なんでこんなにラップ止まらんの?」って。

(DJ松永)メールです。「リトルさんは、その翌日に『マツリのあとのアフタートークお見送りイベント』もやっています。しかも昼の12時からです」。いや、もしかしたらこれ、笑っておいた方がいいかもしれない……。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! すごいな、リトルさん。マジで。鉄人すぎる! ありえへん。

『マツリのあとのアフタートークお見送りイベント』

(DJ松永)いや、これは……やっぱり変だよ? だってこれで笑わないのはリトルさんを滑らしてることになるよ? 本人主催で『コジマケンジマツリ』で頭からケツまでずっと出ずっぱりで。KICK THE CAN CREWの後にリトルで。翌日、『コジマルシェ』もやっているんでしょう?

(R-指定)ほんで、『お見送りイベント』っていうのもやって。

(DJ松永)これはその……滑らすことにならない?

(R-指定)いや、ならない。

(DJ松永)笑ってあげた方がいい?

(R-指定)いや、かっこいい話よ。俺の中では。鉄人ラッパーの、レジェンドの……だってレジェンドって休みだすというか。

(DJ松永)まあ、時間の配分がわかるからね。

(R-指定)やのに、たぶん若手ラッパーでも思いついても「やろう」とは思わん、ずっと自分みたいな。完全にその……どうかしてるやん?

(DJ松永)あっ、出た! はいはい。タイムリー! はい、タイムフリー! シェアポイントだから。

(R-指定)だから、完全にゾーン、入っていた。それでは、ゾーンとのコラボコーナーにまいりましょう! しゃーっ!

(DJ松永)お前、あんまりよくないぞ、そのつなぎ?

(中略)

(DJ松永)メールです。「『コジマケンジマツリ』ですがリトルさん1人で40曲近くあったらしく、KREVAさんがMCでめっちゃ引いてました」(笑)。

(R-指定)引かんといてよ! なんでKREVAさん、引くんすか?(笑)。

(DJ松永)正しい。正しいです(笑)。えっ、リトルさん、40曲?(笑)。

(R-指定)そう。だから全部合わせると40曲歌っていて。ワンマンでもありえへんよ。40曲も歌うなんてことは。

(DJ松永)えっ、ワンマン×2だね。

ワンマンライブ2回分の曲数

(R-指定)そう。ワンマン×2をやって。その次の日にはトークイベントとかをやって。マジでむちゃくちゃやからね。あの人ね。

(DJ松永)むちゃくちゃだね。これで自分主催まではいいわ。『コジマケンジマツリ』は……面白すぎるわ。それはこれ、変な人だって。

(R-指定)聞いてみ? 本人に聞いてみたら? リトルさんに後で電話で聞いてみたらいい。それか、お母さんか。お母さんの方が答えを教えてくれるかもよ。

<書き起こしおわり>

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