(朝井リョウ)もうダダ漏れですよ。もうこれ、1個でもかすっていたら……まだ、だってわかんないじゃん? 1年あるよね、たしか仮面ライダーって。だからこれをもしかして聞いてくれた人が……。
(高橋みなみ)どこかに入ってくるっていうこと? じゃあ、うちら全話見なきゃいけないっていうこと? キツいんですけど(笑)。
(朝井リョウ)どこかに入っていたら、じゃあ高橋さんにやってもらおうかな。セイバーを(笑)。
(高橋みなみ)えっ、どういうこと? ひとつでも入ったら、私がセイバーになるの? えっ、なになに? インクダダ漏れにしなきゃいけないの?
(朝井リョウ)やってもらおうかなっていうことで。
(高橋みなみ)ちなみにセイバーって誰がやるの?
(朝井リョウ)ええと、わかりません。でも、かっこいい方です。
(高橋みなみ)「わかりません」って(笑)。ねえ! それはそうでしょうよ! かっこいい人でしょうよ!
(朝井リョウ)22歳ぐらいのすごく見栄えのいい方だったような気がします。記者会見は見ましたけども。
(高橋みなみ)内藤秀一郎さん。
(朝井リョウ)内藤秀一郎さん。いいじゃない?
仮面ライダーセイバー・内藤秀一郎
【キャラ紹介】
どーも、ビブリオユートピア出版の広報担当です!
今回から本作の登場人物を紹介しちゃいます??主人公の神山飛羽真(かみやまとうま)を演じるのは #内藤秀一郎 さん!
飛羽真は小説家であり本屋の店長。
約束にあつ〜い青年なのだー٩( 'ω' )و#仮面ライダーセイバー#セイバー pic.twitter.com/NGVdH4cN8h— 仮面ライダーセイバー【東映公式】 (@saber_toei) August 2, 2020
(高橋みなみ)「ファンタジック本屋かみやまの店主。本が大好きで本を語りだしたら止まらない」っていう。
(朝井リョウ)ふんふん。今までの提案してきた脚本となんか齟齬がないキャラクター像ですね。
(高橋みなみ)「“約束”を何よりも大事にする。相手を否定せず、すべて肯定してあげる優しい性格の持ち主でもある」。
(朝井リョウ)うわー、わかるー!
(高橋みなみ)待って? 「炎の聖剣『火炎剣烈火』(かえんけんれっか)と運命的な出会いを果たし、世界を救う仮面ライダーとなる」って。待って。世界を救うって……。
(朝井リョウ)だからその後に「うわー、西口やったわー!」とか。
(高橋みなみ)この人が? そんなシーン、あるかな?
(朝井リョウ)ああ、うん。完全にこの人ですね。私がイメージをしていたのは。
(高橋みなみ)本当かね?
(朝井リョウ)楽しみですねー、本当に。講談社の最上階にある全く同じ間取りの部屋を間違えて開けてしまって気まずい回っていうのもありますよ。びっくりするのよ。全く同じ取材用の部屋があるのよ。講談社って。最上階に。で、その2つの部屋の真ん中にトイレがあるの。だからトイレに行って、出て、自分がいた方向に戻るっていうのはもう賭けなんです。
(高橋みなみ)いや、覚えておきなさいよ!
(朝井リョウ)「こっち?」ってなって。もう思い切って開けたら「違う!」っていう風になったりするというところでセイバーは苦労します。
(高橋みなみ)そんなシーンも絶対にあるんでしょうか?
(朝井リョウ)ねえ。楽しみ。セイバー。
(CM明け)
(高橋みなみ)エンディングです。ねえ! 1本全部!
(朝井リョウ)担当者が考えてくれたあおり文に注文を付けて関係性が悪くなる回っていうのもありますよ。
(高橋みなみ)フハハハハハハハハッ! で、「セ(→)イバー」なの? 「セ(↑)イバー」なの? どっち?
(朝井リョウ)「セ(↑)イバー」らしいよ。
(高橋みなみ)もう「セ(→)イバー」で覚えちゃったよ!
(朝井リョウ)でもこっちは「セ(→)イバー」で行こう? 「セ(↑)イバー」って言ってたら、なんか本当に怒られるかもしれないから。最悪、「別です」って。「別物なんで」って言えるように、ギリギリ逃げ道を残しておこうかなって思います。
(高橋みなみ)いやー……。
(朝井リョウ)ドキドキだよね、本当に。私が出てきたら……もし、そんなことが億が一、あっても言わないわ。そのセイバーの友達役で「あの人が挨拶をしている間は動かない方がいいよ」とかって言う……ああ、それいいね。作家界のいろんな掟を教えてくれる友達役っていう(笑)。
(高橋みなみ)えっ? じゃあそのオファーが来たら出るということでよろしいですね?
(朝井リョウ)それはまあ、ギャラ次第だったりします。
(高橋みなみ)リアルだな!
(朝井リョウ)でも本当にね、「挨拶中に動いたら怒る作家」っているの(笑)。
(高橋みなみ)挨拶中に?
挨拶中に動いたら怒る作家
(朝井リョウ)賞の授賞式とか、あるじゃない? で、受賞した人が仲のいい人だったりしたら、祝いに行ったりするんですよ。当然ね。で、そうなった時、そこに現れるベテランの大御所の作家の人たちの中で、その人がお祝いのスピーチをしている時に動いて怒られた人がいるという瞬間を私は目撃したことがあって。
(高橋みなみ)マジか!
(朝井リョウ)「とんでもない世界に来ちまったぜ!」って私はその時に思いましたから。
(高橋みなみ)じゃあ、それもセイバーに?
(朝井リョウ)セイバー、めっちゃ動くじゃん? めっちゃ動くと思うからさ。「ダメ! 今、動いたら。あの人が挨拶をしているよ!」って教えていきたいと思います。
(高橋みなみ)でも、なんだろう? 久しぶりにね、ライダー物に興味を持ったよ。やっぱり自分が歳を重ねると離れちゃうじゃん?
(朝井リョウ)そう。だから身近に感じよう。
(高橋みなみ)セイバーを?
(朝井リョウ)セイバーを。みんなで身近に感じていきましょう。
(高橋みなみ)ということでこの後のニッポン放送は『#みちょパラ』です。
(朝井リョウ)ある意味、セイバーです。
(高橋みなみ)以上、高橋みなみと……(笑)。
(朝井リョウ)朝井リョウでした。大変失礼いたしました。
(高橋みなみ)フフフ、待って? どういうこと?(笑)。
<書き起こしおわり>