R-指定 GAGLE『I feel, I will』を語る

R-指定 GAGLE『I feel, I will』を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2021年3月10日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でGAGLE『I feel, I will』を紹介していました。

(DJ松永)じゃあ、Rさんの日本語ラップ紹介コーナーにまいります。

(R-指定)はい。年を経ても変わらないものということで。ポジティブなこともありますけども、「ネガティブ」というわけでもないんですけども。ちょっと今日、紹介したいのは仙台のグループGAGLEがホンマに2日前ぐらいに新曲を出しまして。『I feel, I will』という曲。これ、一旦まずは聞いてほしいんですけど。これ、実際に仙台で明日、3月11日。これでね、東日本大震災から10年目なんですよ。

(DJ松永)ああ、そうか……。

(R-指定)それで当時、仙台在住のGAGLEメンバーの皆さんは実際にそこで被災をされて。そこでの経験をHUNGERさんがリリックにしたりして『うぶごえ』という曲を当時、出されていたりして。

(DJ松永)ああ、『うぶごえ』ね。

GAGLE『うぶごえ』

(R-指定)それで、そこから10年経って状況がどうなったか。10年経ったところの被災者からの目でつづられたリリックということで。これはホンマに今日しかかけれないかなと思って。ぜひ聞いてほしいなと思います。その被災者ならではの10年が経った視点と、その他の被災地で今のこの日本の現状というものを踏まえた歌詞にもなっているので。ぜひ聞いてください。GAGLEで『I feel, I will』です。

GAGLE『I feel, I will』

(R-指定)という、ホンマに実際に体験した人じゃないと書かれへん生々しい言葉。「モニターに駅前の街並みがブレる」とかそういうのもあるし。これは実際に今年のことですよ。バレンタインの日に実際、また大きな地震があったじゃないですか。「急な揺れとともに なだれ込んだバレンタインを 子供たちは体感した」っていう、この実際の今の現状とかも含めて。それで2バース目では阪神大震災のことを歌っているんですよ。「26年過ぎてもなお」とか。「546 1446 カセットデッキのようにしつこく」って。これは地震が起きた時刻のことで。

それで実際にHUNGERさんに「この曲、聞きました」っていう連絡をしたら、「自然の脅威みたいなものが当たり前にあるっていう状況で生きていった方が幸せなのかも……」みたいな。で、サビで言ってる「Earth beats under my feet」っていうのが効いてくるんですけども。「もう、地球の災害は地球の刻むビートなんだ。それが自分らの足の下にあるっていうことを常に感じる」みたいなことを言っていて。これはこの人にしか語られへん言葉やなと思って。ぜひ聞いていただきたいと思いました。GAGLEで『I feel, I will』でした。

<書き起こしおわり>

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