PUNPEE『Kids In The Park』『FREEZE!!!』ビート制作を語る

PUNPEE『Kids In The Park』『FREEZE!!!』ビート制作を語る InstagramLive

PUNPEEさんが2020年7月28日、EXPANSION NYのカークさんのInstagramライブに出演。RHYMESTER『Kids In The Park』、RAU DEF『FREEZE!!!』のビート制作などについて話していました。

(カーク)へー、そうか。で、ちょっと気になったことが結構あったんですけど。あと25分しかないので……それで、気になったのが客演、音源、リミックス、エンジニアリングって、勝手にウィキペディアで調べさせてもらったら、2006年から2020年までの間に約160個ぐらいやられているんですよ。

(PUNPEE)ああ、ビートとかトラックで?

(カーク)お仕事で客演とか音源、リミックスとかエンジニアリングをやったり。で、どれが一番、個人的に時間がかかるのかな?っていう。

(PUNPEE)ビートを作るのと、ラップをしたりで? でも、何も考えないんだったらビートが一番早いかもしれないですね。自分のために作る時は、まず「こういう曲を作ろう」っていうトピックスからで出てきちゃうんで。それに合わせた曲を作らなきゃいけないんですよ。それってすげえ大変で。言ったら「愉快な曲で途中でシリアスになる曲が作りたい」ってなったら、それを形にするのってすごい難しくて。でも、何も考えないでビートを「はい、作ってください」って言われて。サンプリングソースとかキーボードがあれば、もうそれは全然1日、2日ぐらいでできちゃうかもしれないですね。

(カーク)へー! ええと、気になったのが、RHYMESTERの『Kids In The Park』。あとRAU DEFさんの『FREEZE!!!』っていう曲をやられたじゃないですか。あれって、フックって頭の中に考えて作ったんじゃないかなと思ったんですけど。なんとなく。なんかね、フックのところと、結構音のあれが一緒なんだよね。だから俺が思ったのは、頭の中でこういう曲を作る時に、フックがもう頭の中に入ってやっているのかなとか……。

(PUNPEE)いや……RHYMESTERさんの『Kids In The Park feat. PUNPEE』はサンプリングのネタがあって。それを組んだ時にメロディーが出てきたっすね。

(カーク)やっぱりメロディーが入って?

RHYMESTER『Kids In The Park feat. PUNPEE』

(PUNPEE)そう。入って。でも、最初からメロディーはなくて。あれもビートを聞いてから、ビートができてから、メロディーが浮かんだ感じかもしれない。でも『FREEZE!!!』は逆で。『FREEZE!!!』は頭の中にサビのメロディーがあったんですよ。あったのに合わせて鍵盤から作ったので。それが超大変だったっすね。

(カーク)それはお渡しするっていうか、聞いてもらう時に一応、ハミングして「こういう感じになります」みたいな?

(PUNPEE)ああ、そうですね。もうサビを入れて。サビを鼻歌で「ラララララー♪」みたいな感じで歌って。それを送るみたいな。

(カーク)そうだよね。いきなりリリックを書いちゃったりしたら、ラッパーの方が「こういう風にやるのか」みたいな(笑)。

(PUNPEE)そう。それについて歌わなきゃいけないみたいになっちゃうから。先に鼻歌だけ歌って。でも、それもファレルの真似なんですよ。

(カーク)ああ、ファレルってそういう感じなんだ。へー!

(PUNPEE)そう。ファレルも人にビートを渡す時にフックに勝手に自分で入れて送っちゃうみたいな。そしたらラッパーも「おお、これかっこいいじゃん。このままフックにしよう」ってなって決めちゃうっていう。

(カーク)結構そういう、『MODERN TIMES』にしろそうだけども。やっぱりそういうのをどこか、頭の中に入れて作っているっていうのはすごいプロデューサーだなって感じて。

(PUNPEE)でも、毎回作るごとにハードルが上がっていくので。でもそれは楽しみながらしていますね。

(カーク)Oh, Shit! でも、そういうお仕事だもんな。そうか。

(PUNPEE)挑戦しながらやってるっていう。でも、『FREEZE!!!』は鍵盤ができた後はビートを『Juicy』と一緒のドラムパターンで組んだので。あれがもう頭の中であったので。

RAU DEF『FREEZE!!!』


(カーク)でも、スタジオに入った時に「Wait! ちょっと待って!」って言って探しにいってやったりとか、そんな感じなのか……「もう今日はやめる! 明日だ!」みたいな?(笑)。

(PUNPEE)いや、もうあのへんはもう完全に自分の家でビートは作っていたから。もうなんかレコード、ブレイクのを取り出して、くっつけて、みたいな。

(カーク)ああ、もう一緒に作業をしているみたいな。目の前にいらっしゃって、「彼のリリックとか声質ならこっちの方のドラムのセクションが……」みたいなのは?

(PUNPEE)ああ、それもあるかもしれないですね。でもRAU DEFくんは結構90’sのヒップホップも好きな人だったから。「このビート、好きだろうな」っていう感じで。

(カーク)ああ、いろいろと相手を……どういう音楽が好きなのかとかも調べつつというか。

(PUNPEE)昔、ビギーの『Unbelievable』のビートをDJプレミアが作った時にビギーが……まあ今、言うのもアレですけども。「R.ケリーのサンプルのネタが絶対にハマる」って途中でスタジオで言ったらしくて。で、それをプレミアが擦ったら本当にハマって。なんかそういうのはあこがれますよね。

(カーク)へー!

(PUNPEE)そのスタジオのやりとりみたいな。

<書き起こしおわり>

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