宇垣美里さんが2020年6月16日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でマ・ドンソク『悪人伝』を紹介していました。
(宇多丸)そんな中もね、またいろいろと宇垣さんも……マ・ドンソクブームが引き続きっていう感じですか?
(宇垣美里)いやー、マブリー、かわいい! あ、でも今回見たマブリーは「かわいいマブリー」ではなくて「怖いマブリー」だったんですけども。
(宇多丸)何を見たんですか、最近は?
(宇垣美里)『悪人伝』という今度上映される、まだ劇場公開は始まっていないやつなんですけども。
『悪人伝』『犯罪都市』では刑事だったマ・ドンソク兄貴が今度はヤクザのボスに。そんな強え〜兄貴を無差別に刺した通り魔が現れちゃって大変!しかも、そいつは凶悪な連続殺人犯!?いっけなーい!警察と手を組んで犯人捕まえましょか〜!な、物語。兄貴、カッケェ…!(マブリーなシーンもありますよ) pic.twitter.com/cCtgp6Y04J
— 加藤るみ (@kato_rumi0309) June 17, 2020
(宇多丸)あ、じゃあ一足先に? いいですね!
(宇垣美里)はい。蓑和田ディレクターのお力をお借りして。面白かったです! 今回はかなり怖いマ・ドンソクでございました。
(宇多丸)ああ、そうか。
今回は怖いマ・ドンソク
町山智浩 マ・ドンソクの魅力を語る https://t.co/6OCde2wuPa
(町山智浩)今年の春、韓国の映画の記録的な大ヒットになった映画がありまして。これが『悪人伝』っていう映画なんですよ。— みやーんZZ (@miyearnzz) June 17, 2020
(宇垣美里)ひとつご紹介するならば……なんかサンドバッグでバンバン!って殴っていて。で、鍛えているのかな?って思いきや。思いきや……っていう。
(宇多丸)ああ、「サンドバッグかと思ったら……」っていうことですか?
(宇垣美里)うん。とか。「ああ、本当に怖い人って殴って怒るんじゃないんだ」とか。そういうのが多々ありまして。やっぱり、なんでしょうね? ちょっと睨むだけですくんでしまうあの眦の冷たさと言いますか。
(宇多丸)ああ、じゃあ今回は本当に悪い人役。『悪人伝』というだけあって。
(宇垣美里)怖かったですね。
(宇多丸)ああ、そうですか。これ、いつ公開とかなんですか?
(宇垣美里)いつだろう? もうちょっと先かな? あ、7月17日公開です。
(宇多丸)ねえ。せっかく話題に出していますから。宣伝も兼ねて。宇垣さんのマ・ドンソクブームってこれ、宣伝的にはかなりの後押しでしょう? というか、今こんなことを言ったら確実にコメントを求められますよ、マジで。
(宇垣美里)いや、本当に見てほしいんですよ!
(宇多丸)いや、いいと思いますよ。ぜひ。
『悪人伝』予告編
(宇垣美里)韓国ノワールのなんていうんですかね? あの底知れない暗さというか。あのピリピリ感ってなかなか真似できるものじゃないなって。いろんな……世界各地でありますけども。やっぱり独特の臭気というか、匂いがあるなと思います。
(宇多丸)あれですよね。韓国ノワールの臭気、独特の匂いもそうだし。僕がこの間、『ボーダー 二つの世界』っていうのの映画評をやった時、北欧ノワールっていうのにも特有の気持ち悪さがあるなとか。
(宇垣美里)ああ、白夜だからこそのというか。
(宇多丸)うん。そうだね。雪に……寒いところで、表面的にはきれいで整っているがゆえの奥のドロッとした感じが気持ち悪いとか。なんか、ノワールっていうジャンルはその各国のお国柄というか。特有の匂いみたいなのが出やすいかもね。日本のノワールも独特の……たとえば石井隆さんの一連のやつとかってすごい日本っぽい湿り気みたいなのがあるし。言われてみればそうかもしれないですね。
(宇垣美里)おすすめです(笑)。
(宇多丸)というわけで『悪人伝』、宇垣美里がコメントをやります。私が勝手に仕事を受ける始末です(笑)。
(宇垣美里)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>
アフター6ジャンクション(1)【カルチャートーク】など | TBSラジオ | 2020/06/16/火 18:00-19:00 https://t.co/zSDbWVwYLp #radiko
— みやーんZZ (@miyearnzz) June 17, 2020