パリッコ オンライン飲みテクニックを語る

パリッコ オンライン飲みテクニックを語る アフター6ジャンクション

酒場ライターのパリッコさんが2020年6月10日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』に出演。宇多丸さん、日比麻音子さんと「オンライン飲みテクニック」について話してました。

(日比麻音子)今夜のゲストは酒場ライターのパリッコさんです。

(宇多丸)はい。よろしくお願いします。ということで、パリッコさんのご紹介を日比さんから。お願いします。

(日比麻音子)はい。パリッコさんは1978年生まれの酒場ライターでいらっしゃいます。酒場好きが高じ「飲酒」にまつわるマンガやコラム、ウェブでの記事の連載を手がけています。フリーライターのスズキナオさんとの酒飲みユニット「酒の穴」としても活動中。チェアリングといった新たな飲酒スタイルも提唱されています。前回、アトロクにご出演いただいたのは1月22日。新刊エッセイ『つつまし酒』のお話でした。

(宇多丸)はい。ということで前回のご出演時からさらにいろいろ状況も厳しくなって。ということでなかなか飲み屋にワーッと行くみたいなのははばかられるご時世で。でも、だからこそチェアリングとか、あのベランダに椅子を出して家でね、ちょっといい気持ちで飲むとか。まあある意味パリッコさんとかね、ナオさんとかはもうさ、どこでも楽しめる人たちではあるから。

(日比麻音子)オールラウンダーですから(笑)。

(パリッコ)なんかチェアリングにも予期せぬ新しい意味みたいなのが勝手に生まれ始めちゃったりとかして。「これからの時代に向いているんじゃないか?」みたいな。

(宇多丸)向いている、向いている。心持ちとして、やっぱりどんな状況下にも楽しみとか、自分たちなりの立ち位置は見い出せるというところはね、本当に何て言うかな? 大事なことだと思いますからね。ということで今日は、まさにこのご時世、じゃあ俺たちはどうやって飲むんだ? これはやっぱりもうオンライン飲み会。もうデフォになりつつありますよね。たぶんお酒好きの人は大概、やっているんじゃない?

(パリッコ)それしかやりようがないですからね。もう本当、顔を見て飲むっていうと。

(宇多丸)でもいざやってみたら「あれ? これはこれで結構楽しいぞ?」みたいなのがね、あったりはしますよね。

(パリッコ)そうですね。はい。

(宇多丸)ということで、オンライン飲み会に使えるテクニック……フフフ、「オンライン飲み会に使えるテクニック」っていうと、なんかものすごいいかがわしいんですけど?(笑)。

(パリッコ)いやー、これって大げさですよね。はっきり言って言い方がね(笑)。「こんなことをしてみたら楽しいですよ」っていう。

(宇多丸)「楽しいですよ」っていう知恵とかね。ちなみに、パリッコさんはどのような感じでコロナ禍は生活をされてきたんですか?

(パリッコ)もうですね、「酒場ライター」なんていう風に名乗っていますけど、酒場の取材仕事がもう2ヶ月ちょっと、一切できていないので。

(日比麻音子)あちゃー。そうですよね……。

約2ヶ月、酒場の取材はできていない

(パリッコ)だからもう思い出で語るとか、中止になるとかいろいろあるんですけど。ただ、なんか家飲みとかこういうオンライン飲みの需要がすごく高まっているので。新しくね、そういう「家飲みとかを楽しくする記事を一緒に書きませんか?」みたいなお仕事の依頼とかをいただいたりとかして。相変わらずお酒関連の仕事だけをやってるっていう感じですね。

(宇多丸)うんうん。でもね、先ほども言ったけども逆にこういう時だからこそのね、ちょっと酒飲みならではの知恵も貸してくれっていうのもあるでしょうからね。当然ね。って、飲んでいるじゃないですか! おもむろに……(笑)。

(日比麻音子)自然と飲んでいる(笑)。

(パリッコ)フフフ(笑)。

(宇多丸)おもむろに……えっ、今は何を召し上がっていたんですか?

(パリッコ)これはですね、最近のコンビニで発売されたっぽいんですけども。居酒屋でほら、樽ハイ倶楽部って昔からあるじゃないですか。それが「大衆酒場で人気のサワー」みたいな感じで。たぶんこれ、みんなその味を求めているんだと思うんですよ。

(宇多丸)そのお店で飲むような。ちなみに今、実は僕はリモートで事務所なんですけども。この事務所にも運んで来ていただいて。

(パリッコ)あら!

(日比麻音子)すいません。第6スタジオにも……あら! あるじゃないのー!

(宇多丸)あるぅ~!

(日比麻音子)あるですよ、こちらも(笑)。

(宇多丸)これはやっぱり、パリッコさんをお迎えして、これはやっぱりちょっと一杯やらないのも失礼なことかなと。

(日比麻音子)そうそう。ちょっとね、アルコール消毒してね。

(宇多丸)ちょっとじゃあ、ご一緒してもいいですか?

(パリッコ)ぜひぜひ、飲みましょう!

(日比麻音子)やったぜー!

(宇多丸)日比さんも準備、よろしいですか?

(日比麻音子)行きましょう!

(宇多丸)せーのっ!

(一同)(プシュッ!)

(宇多丸)かんぱーい! よいしょー!

(日比麻音子)かんぱーい! お疲れ様でーす! うん、うんうん! ああ、いいですね! 夏だなー。

(宇多丸)なんか爽やかだし。これは何味なんだ? ああ、プレーン味だ。

(パリッコ)プレーン。でも、ちょっとだけ甘みがあるっていうことで。僕は最近、一杯目にこれをよく飲んでいるんですよね。

(日比麻音子)美味しい。さっぱりしていて。

(宇多丸)いいっすね。あと、今日はちょっと暑いから。こういう感じ、いいねえ!

(日比麻音子)しかもアルコール、8%。助かるぅ~!

(宇多丸)なに、なに?(笑)。

(日比麻音子)助かる、助かる!

(宇多丸)フフフ、その発想(笑)。

(パリッコ)僕の一番好きなパーセントですよ、これ。

(日比麻音子)8%最高!

(宇多丸)「好きなパーセント」って……フハハハハハハハハッ!

(日比麻音子)最高です。助かるぅ~!

(宇多丸)ということで、ちょっとこれをいただきながらね、この時期なのでオンライン飲みテクニックをぜひ、パリッコさん。教えてください。

(パリッコ)はい。ええとですね、まずそのウェブ飲みをするにあたって、ただ飲んでいるだけだと「うん。今日もまあ楽しいね」ぐらいだと思うんですけど。ちょっと一工夫加えてみると、さらに面白かったりすると思うんですよ。たとえば、それぞれ同じおつまみやお酒を用意しておく。まさに今の状態ですよね。

同じお酒やおつまみを用意しておく

(宇多丸)ああ、たしかに。一緒の……完全にバラバラの感じだとまたあれだけど。一緒にお店に行って、一緒のものを注文して、同じものを食べて、同じものを飲んで……っていう、あの場の共有感が高まりますよね。

(パリッコ)そうですよね。今、まさにこの「ああ、たしかにこれ、若干甘みがあって爽やかで……」みたいなことを話させてもらいましたけども。こういうのが場の一体感を意外と生んだりするっていう。

(日比麻音子)たしかに。一緒感、あります。

(宇多丸)まさに「フード」ですよね。だからそのお互い、口に入れたものの感じっていうのを共有し合うことで、共感度って高まるよね。たしかに。

(パリッコ)あと、ウェブ飲みってなんか、あんまりなんていうか、ちょっとおつまみをつまむのが若干恥ずかしいみたいなところ、ないですか?

(宇多丸)そうかね? 俺、結構ポリポリポリポリ食ったりしていますけどね。

(日比麻音子)でもなんか、メンバーがたとえば4人いたら、私だけ1人でバリバリバリバリ食べているのも……おつまみ速度がZOOMだと合わないっていう。

(宇多丸)あとさ、食べる顔を。モグモグしてる顔をさ、まじまじ見られることが……。

(日比麻音子)そうそう。あと、「音が入ってないかな?」みたいな。「くちゃくちゃしてたら不快じゃないかな?」とか、いろいろと気を使いますね。

(パリッコ)でも、たとえば同じおつまみを用意しておくと「ちょっとこれ、食べてみない?」「ああ、美味しいね」みたいな。これもまた盛り上がるんですよね。

(宇多丸)ちゃんとその「食べる」っていうことがひとつのトピックになりますもんね。

(パリッコ)そうですね。

(宇多丸)たしかに。だからそれをやっておくと、よりスムースに距離が近くなるというような、そういうテクニックですね。じゃあ、つまり「同じおつまみやお酒を用意しておく」っていうことがまず、その1ですね。そして?

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