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町山智浩『テラスハウス』と世界のリアリティーショー問題を語る

町山智浩『テラスハウス』と世界のリアリティーショー問題を語る たまむすび
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町山智浩さんが2020年5月26日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で『テラスハウス』問題についてトーク。世界のリアリティーショーなどでも見られる「ネットいじめ」の問題について話していました。

(町山智浩)日本、結構いろんなビジネスとかオープンしたんですか?

(外山惠理)そうなんですよね。図書館とかも大丈夫とか。

(町山智浩)ああ、そうですか。こっちはまだね、全然ダメなんですよ。カリフォルニアの方は。映画館とか開くんですか?

(外山惠理)映画館はもうちょっとです。

(山里亮太)次のステップに行ったら開くかどうかっていう話ですね、今。段階的に。

(町山智浩)そうですか。映画館が開かないと本当に僕も困っちゃうんでね。早く開いてほしいんですけどね。でもなんか今、アメリカで結構日本の『テラスハウス』の問題が記事になっていたりして。

(町山智浩)まあ、先週も話したんですけど、アメリカでも結構『テラスハウス』を見ている人がいるんで。

(山里亮太)そうみたいですね。

町山智浩『テラスハウス』がアメリカでウケている話
町山智浩さんが2020年5月19日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でNetflixで配信されている『テラスハウス』のアメリカでの評判についてトーク。アメリカ人が新鮮だと感じているポイントについて話していました。

(町山智浩)で、日本の方はどうかわかんないんですけど。ちょっとアメリカとかヨーロッパとか、海外の状況だけちょっとえお伝えしますと……もう実はね、40人ぐらい自殺者が出てるんですよ。

(外山惠理)ええっ!?

(山里亮太)以前もリアリティーショーのお話を聞かせていただいた時、そういう風な現象があるっていうことをね。

(外山惠理)ああ、「アメリカのリアリティーショーの出演者が」っていうことですか?

全世界的な問題

(町山智浩)全世界でですね。だいたい。イギリスとか、もう世界中になるんで。北欧とかにも。でね、合計で40人ぐらいの自殺者が出ていて。だから非常に大きな問題になっているんで取り上げられたっていうとこともあるんですね。だから韓国とかでも……まあ、リアリティーショーじゃないですけども、韓国の方ではその「ネットいじめ」による芸能人の自殺が何件もあるしね。だから日本独特の問題ではなくて、全世界で同時に起こっている問題なんで。だから取り上げられ方も全世界的になってると思うんですけどね。

で、「一番ひどい番組」って言われてるのはね、イギリスの番組なんですよ。『Love Island』っていう番組があって、南の島のリゾートで初めて会う人たちがみんな集められて、カップルを作っていくっていう番組なんですけれども。これはね、見ている人が脱落させることができるんですよ。その場で番組を見ながら投票して、「こいつ、面白くねえ!」って投票して落とされるっていう結構キツい番組なんですけど。それがすごいのは5、6年ぐらい放送してる間に4人、自殺者が出ているんですよ。

(外山惠理)ええーっ!


(町山智浩)すごいですよ。

(山里亮太)それで番組が終わったりとかはしなかったんですか?

(町山智浩)今ね、「終わらせよう」みたいな話になっています。もうね、やっとそういうことになっていますけども。ただね、番組側は事件が起こるたびにいろんな対応をしてて。一番大きいのはアフターケアを精神科医にやらせてるんですよ。やっぱりね、番組撮影中にそういった自殺が起こることはなくて、終わってからしばらくしてからなんですね。終わってから、主にネット、SNSで非常に攻撃をされ続けているうちに精神状態がおかしくなるので。セラピストがついて「こういう風にした方がいい」という感じで対処方法をサポートしてたんですけれども、それでは防ぎきれなかったということになってますね。

だからネットって「有名人にとって匿名のアカウントから叩かれることなんてそんなに大したことじゃないんじゃないか」みたいに思ってる人がいるんですけど。それこそ、1匹のハエとか蚊みたいなものだという風にね。でも、もう何千人も何万人もファンがいるので……「意地悪なことを言ったって大したことないじゃないか」と思うかもしれないですけど。でも、どんなに美味しいご飯だって、1匹ハエがたかっちゃったら、それでおしまいじゃないですか。それで夜、寝る時に部屋に1匹、ハエや蚊がいたらもう眠れないでしょう?

それが有名人がネットで叩かれる場合には1匹じゃなくて100匹とかになっちゃうわけですよ。だから、それはすごい大変なことなんですけども。やっぱりアメリカだけじゃなくて、さっき韓国の話もしたんですけども。大きな問題はそういう番組自体をどうするか?っていうこと以上に、やっぱり「Cyberbullying」という、その「ネットいじめ」をどうするか?ってことの方がひとつ、大きいことになっていて。アメリカのTwitterはすごくそれを、そういうことをするアカウントを永久追放とかしているんですよね。差別的な人とかも多いので。ただ、日本ははっきり言ってそれがすごい遅いんですよ。

「Cyberbullying(ネットいじめ)」問題

(山里亮太)なるほど……。今、ちょっとそれに対して動き出すんじゃないか、みたいな話は上がっていて。さっき、それこそちょうどニュースになっていましたけども。

(町山智浩)そうなんですよ。ただ、それがすごく問題なのは、政府自民党が急に「推し進める」って言っていて。その場合に、逆にそれを利用して政府批判を封殺するようなことに使われるのであるならば、それは非常に危険だと思うんですけどね。

(外山惠理)そうですね。

(山里亮太)そうか。なにを基準にして「このつぶやきはダメだ」とかするのか?っていう。そのルールを決める人が誰なのか?っていうのが大事になってくるんですね。

(町山智浩)そうなんですよ。あと、やっぱり発信者、個人を特定するということをSNSを管理してる側が政府であったりに情報を出しちゃう……どのぐらいまで出せるのか?っていう問題なので。これはものすごく慎重にやらなくちゃいけないので。それを「スピード感を持ってやる」とか言っているけども、これにスピード感を持ってはいけないんですよ。じっくりじっくり丁寧にやらないと、非常に危険な問題なので。そう思いました。はい。

(山里亮太)ありがとうございます。

(町山智浩)ということで、Netflixの話をしたかったので。避けられない問題なんでね。

(山里亮太)そうですね。アメリカとか世界でもそういう話があるっていう風に町山さんからは聞いていて。で、その対応とか、その後にどうなっていったかっていうのは僕は全然分からないことなので。町山さんに今日、うかがえたらなと思ったので。はい。

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