町山智浩さんが2020年5月19日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でNetflixで配信されている『テラスハウス』のアメリカでの評判についてトーク。アメリカ人が新鮮だと感じているポイントについて話していました。
(町山智浩)相変わらずの映画館が休業中で新作がないので。すいませんが、お茶を濁します。
(外山惠理)でも町山さんのおかげでNetflix、いろいろと見ます。
(山里亮太)かなり充実してますよね。Netflixライフも。
(町山智浩)ああ、そりゃあもう、『テラスハウス』がね!
外山『テラスハウス』も見ましたけど、先週の『ハーフ・オブ・イット』も見ました。
(町山智浩)ああ、ご覧になりました? 僕みたいなおじさん、映画ばっかり見ている人が出てこいますけども(笑)。
(外山惠理)そうそう。いいお父さん(笑)。
(町山智浩)もう、あれがうちみたいなもんですよ(笑)。
(外山惠理)フフフ(笑)。
(町山智浩)あのね、関係ないけど『テラスハウス』ね、アメリカでうちの娘の友達の……UCサンディエゴ(カリフォルニア大学サンディエゴ校)っていうところに行ってる子がね、その学校で『テラスハウス』が異常に流行っていたっていう……。
(山里亮太)ええーっ!
(外山惠理)面白いもん。
アメリカでも人気の『テラスハウス』
TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020 は、CASTやSTAFFの安全と健康を最優先に考え、現在撮影を停止しております。楽しみにしてくださっている皆さまへは申しわけございませんが、第40話をもって、配信を一時休止とさせていただきます。 pic.twitter.com/KchO7gh9yu
— TERRACE HOUSE (@TH6TV) April 13, 2020
(山里亮太)海外で流行っているって聞くんですよ。だってSNSとかで今、海外の方から感想が来るんですよ。
(町山智浩)そう。だからそういうところがね……アメリカ人から見ると、『テラスハウス』物ってもともとああいうのはアメリカから始まっているんですよね。若い子たちが一緒に暮らすみたいな。そういうのって大抵はね、人種であるとか格差の問題であるとか、そういったことでものすごく社会性をはらむんですよ。かならず。要するにみんな人種や宗教や社会的地位が違ったりしますよね。だからそれが軋轢を生んでいって、どうしても社会的な問題に触れていくんですよ。ああいうものってかならず。
(山里亮太)うんうん。
(町山智浩)でも、日本ってそれが一切ないのねっていう(笑)。
(外山惠理)アメリカとかは宗教とか、あるかもしれないけど。
(山里亮太)日本はなんもないですよ。
社会的な問題に一切触れないのが新鮮
(町山智浩)そう。その「なんにもない」っていうことが新鮮みたいですよ。「こんなことがあるんだ!」みたいな。
(外山惠理)まあ、でもいろんな人が出てきますけどね。ある意味(笑)。
(町山智浩)そうなんですけどね(笑)。
(山里亮太)どうしようもない問題ばっかりですけどね(笑)。
(町山智浩)フフフ(笑)。
<書き起こしおわり>