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安住紳一郎 人間の興味の変化「動物→植物→鉱物」を語る

安住紳一郎 齋藤孝との共著『話すチカラ』を語る安住紳一郎の日曜天国
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安住紳一郎さんが2020年5月24日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で人間の興味が年代によって「動物→植物→鉱物」へと変化していく件について話していました。

(安住紳一郎)今治市の54歳女性の方、ありがとうございます。「手作りの話」です。「85歳の母は定年後、野菜づくりに目覚め、小さい菜園ではありますがいろいろな野菜を育てています。今はキュウリ、トマト、エンドウ豆、スイカの世話をしていますが、夏野菜の敵はカラスでして。いかにカラスから野菜を守るか、試行錯誤しています。母の菜園には竹ひごとゴミ袋で作った鳥型の鳥おどしが飛んでいます。『カラスは自分より大きい鳥を警戒するんだ。目玉も怖がるらしいから、いっぱい書いたんだよ』と得意げに言っています。

たしかに母は昔から器用ですのでそれなりの形にはなっていますが、目玉だらけのビニール鳥が風に舞っている姿はカラスだけではなく人間にとっても恐怖です。それに加えて今年は『カラス侵入禁止』という看板をぶら下げています。『お母さん、これは何? カラスは字が読めないのに意味あるの?』と聞くと『これはね、テレビでやっていたんだけど。この張り紙を見た人たちが不審に思ってカラスの方を見るでしょう? するとカラスは見られていることに警戒して、近づかなくなるんだって』と言いました。

『うん、お母さん。たしかにその理論は一理あるかもしれないけど、この菜園のそばを歩く人は1日3人もいないと思うよ』と言いそうになりましたが、母が楽しそうなのでやめておきました。母の手作り野菜がカラスに狙われず、無事に収穫できる日が楽しみです」という。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)いいですね。家庭菜園。野菜作りもね、楽しいようですよね。私はまだ経験をしたことがありませんけども。これも前に……ずっと話していますけども。人間の興味が動物から植物、そして鉱物へと最終的に移るという話をしましたけども。本当にそういう風に、分かりますよね。最初やっぱり動いてるもの、動物、人間ですよね。小さい2歳、3歳の赤ちゃんとか子供にね、「どう? きれいなポインセチア?」って言ってもなかなか反応をしないですけどもね。

(中澤有美子)まあ、そうですね。

(安住紳一郎)やっぱり動くウサギとか、そういうぬいぐるみとかで。「こっち見て!」ってね。で、人間が好きで、ペットが好きで……っていうんだけども、やっぱり40過ぎぐらいからちょっとね、「動くもの、わずらわしい……」っていう感じになってきて。「今年も同じ場所に梅が咲いた」とか。野菜栽培とか、観葉植物とかね。「この葉っぱを柏餅にしよう」とかね、そういう感じになってきますよね?

(中澤有美子)フフフ、そうですね(笑)。

最終的には「鉱物」へ

(安住紳一郎)で、これが40、50、60、70ぐらいまで続くらしいんですよ。で、最終的にはもう植物すら「わずらわしい……」って。なんかね、根が出たり、芽が吹いたり、枯れたり……わずらわしいってなって。「違う」と。そうすると、やっぱり人間の集大成的な80代、90代くらいはもう岩。あとは山の稜線。

(中澤有美子)稜線ね!(笑)。

(安住紳一郎)あとは石。変わらないもの。なんかそうなるよ。

(中澤有美子)「そうなるよ」(笑)。

(安住紳一郎)そうなるらしいですよ。なんか。枯れた滝とか。

(中澤有美子)枯れている滝ね(笑)。

(安住紳一郎)もうね、本当に動物、植物、鉱物へと移るっていうらしいから。で、40代、50代でもちょっとね、達観してる人ってもうすでに鉱物に行ってたりするじゃないですか。

(中澤有美子)ねえ。そうなんですね。うんうん。

(安住紳一郎)もう断捨離とかもその傾向の一端ですよね。無機質なところに住んじゃったりしてね。「うん、これがいいんですよね」「ええっ!? なんですか?」「岩です」「はあー!」みたいな。ということらしいですよ。だから皆さんもね、一体世代がどれぐらいかはわかりませんが。自分の趣味がそういう風に移ろい始めますから。お気をつけください。私もね、ずっと植物とかに興味を持つなんて、こんな時が来るなんて思っていませんでしたけども。35過ぎぐらいからですかね? もうハクモクレンに心を奪われっちゃって。

(中澤有美子)そうですね! そのあたりから始まりましたね。

(安住紳一郎)始まりましたね。ハクモクレンから始まりましたね。びっくりしましたもん。自分でね。ハクモクレンを見上げながら小1時間ぐらい普通に時間、潰せますからね。

(中澤有美子)フフフ、夜のハクモクレンが好きだっていうことですよね。

夜のハクモクレンが好き

(安住紳一郎)夜のハクモクレンが大好きですよね。もうね、ちょっとした女性からの誘いとかを断ってハクモクレンを見に行ったりしますからね。「ちょっとごめんなさい。仕事が立て込んでいて無理なんですよね」なんて言って。「いやいやいや、今日見なかったらハクモクレンが落ちちゃうよ! 見に行かなきゃ!」みたいな感じで見に行って。夜ですよ、もうずっと、コンビニの帰りとかにハクモクレンを見ているんですよ。こうやって。

(中澤有美子)フハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)それがものすごい満足なんですよ。そんなことがあるんですよ。

(中略)

(安住紳一郎)さて、今日番組冒頭で少し話しをしましたけども。人間の興味が動物、植物、鉱物へと移るという話をしましたが。世田谷区の方からお便りが来ています。「私は62ですけど、もう石ですね。お城の石垣などを見て400年前に思いを馳せますね。後は今は風ですね」。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)いいですね! そうか。うん。来ますね。風まで行くみたいですね。

(中澤有美子)そうなんですね。勉強になります。いやー、風かー。

(安住紳一郎)みたいですね。本当、「花鳥風月」とはよく言ったものでね、そのあたりに入ってくるみたいですよ。風ね。たしかに。うん。いろいろ人生、ステージがあるみたいですからね。うん。ぼんやりしている場合じゃないということですね。

<書き起こしおわり>

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