安住紳一郎 ダムの貯水率マジックと独自の節水入浴術を語る

安住紳一郎『出演番組を見る際は自分自身を全力で応援する』 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で水不足についてトーク。ダムの貯水率が7月1日になると急激に増える仕組みや、安住さん独自の節水入浴方法などについて話していました。

(安住紳一郎)そしてそろそろ梅雨明けするんですよね。そして水不足のことも少しね、毎日チラチラと頭の片隅にあるんですけども。局地的に大雨が降ったりするんですが、ダムの周りに降ったんだろうか? なんて気になったりね。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)あとは、ダムの貯水率のマジックがあって。私も初めて知りましたけども。6月の末ぐらいまでにいろいろ、「矢木沢ダムが……」とか言って。荒川水系、利根川水系のダムが、東京・関東の水がめが空になってしまう。貯水率が23%だ、12%だみたいな、そんな数字に驚いていたんですが、7月1日になりますと、各ダムがことごとく、雨も降っていないのに50%とか62%とか72%とか、急激に復活いたしまして。誰がいったいそこに水を入れたんだ!? なんて思っていたんですけども。あれは、なんか決まり事があるらしくて。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)7月1日になると、夏場は台風の季節になるので、周辺に一気に雨が降った場合に雨をそこで貯めなくてはいけないという目的もあるので。7月からの夏シーズンが始まると、少し余裕を空けておかなくてはいけないらしいんですよね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)なので、貯まっている水の量は変わらなくても、要するに夏シーズンに入ると使える部分が少なくなって。余計に取っておかなくてはいけないので、貯水率が分母が変わるのでグンと上がるという、そういうことらしいですね。

(中澤有美子)へー! なんだ、そういう意味なんですね。

(安住紳一郎)それ、キチッとね、たくさんの人に教えてくれないと。「なんだなんだ。脅されるだけ脅されておいて……結構あるじゃないの」みたいな。

(中澤有美子)(笑)。そうそう。そうよ。

(安住紳一郎)「隠し財産があったじゃないの」みたいな風に思いますけども。

(中澤有美子)そう。降ったのかな? とも思ったりもしたし。

(安住紳一郎)そうですよね。台風の大雨用に、あふれちゃ困るんで少し上の部分を空けておかなくちゃいけないという。「なんだ、そうなんだ。へー!」って思ったんですけど。ちょっとね、一般の我々思慮の足りない人間たちにしてみると、そのシステムは逆効果ですよね。

(中澤有美子)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)うっかり慢心してね。「なんだ、大丈夫なんだ。では……」なんて言ってね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)「では、ちょっと……」みたいな。「では、たっぷり使ってみようかしら?」なんて思っちゃいますけども。

(中澤有美子)なんだ、変わっていないんですね。そうかそうか。

(安住紳一郎)本当に昔、私、他の番組で昔の東京オリンピックの年ですか? 東京が大渇水だったんですよね。たしか。昭和39年ですか?

(中澤有美子)そうらしいですね。

(安住紳一郎)その時の映像を見ましたけども。給水車からバケツに水を汲みながら「お金がないよりも水がないっていうのはこれほど大変だとは思わなかった!」って元気よくコメントしている奥方がいらっしゃいまして。

(中澤有美子)生きのいいお母さんが。

(安住紳一郎)「それは大変なことだぞ!」と思って。「そうなんだ!」って思いましたね。私たちは水の豊富な地域で生活をしておりますので、全く水不足の経験がないんですけども。水がないと、そうなんだ。お金がないより苦しいんだっていう。それは本当に眼から鱗ですよね。「そんなに大変なんだ……嫌だ嫌だ嫌だ!」と思って、私は1人、節水生活を始めておりますけども。

(中澤有美子)(笑)

安住流節水生活

(安住紳一郎)始めております。意外にいいもんですよ。

(中澤有美子)そうですか。ええ。ねえ。きっとまた独自のルールを設けて。

(安住紳一郎)そうです。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)いまは浴槽に、どれぐらいのお湯で満足できるのか?っていうのを研究しています。意外にね、半身浴どころじゃありませんからね。皮膚浴みたいになってますからね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ほんのちょっとだけ、お尻に浸す。それで意外にいけるんですよ。まあ、そんな極端じゃないですけどね。でも本当に……

(中澤有美子)皮膚浴(笑)。

(安住紳一郎)皮膚浴しております。本当、うっすら。

(中澤有美子)そうですか(笑)。

(安住紳一郎)ふくらはぎの半分ぐらいの水位でもね、意外に入ってみると、まあ私の体重が肥えているっていうのもありますけども。入ってみると意外に、「ああ、ここまで来るんだ」なんて言って。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)そうなんですよ。自分の体積があるから。意外に平気っていう。なので入浴剤は半分にポキン!って折って入れてますよ。

(中澤有美子)いいですね。いろいろエコですね(笑)。

(安住紳一郎)エコじゃないですよ。40男の寂しい私生活ですよ。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)入浴剤を半分にポキッて折って入れてるんですよ。どうですか? 入浴剤、半分にパキンって折ったこと、ありませんでしょう?

(中澤有美子)丸い形とかだと折れないですね。なかなか。

(安住紳一郎)折れないですよ。どうやっていると思いますか?

(中澤有美子)えっ、丸いのなの?

(安住紳一郎)丸いのじゃなくて、ちょっと炭酸ガスが出るのを使ったりすることがあるんですけども。

(中澤有美子)折れないですよ、あれは。

(安住紳一郎)定規でギコギコして割れ目をつけてからやっているんですよ。

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)大変ですよ。お気づきかもしれませんけど、私、小さいでしょう? どうですか?

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)定規でギコギコしてるんですよ。

<書き起こしおわり>

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