星野源 外出自粛中にピアノの勉強を始めた話

星野源 外出自粛中にピアノの勉強を始めた話 バナナマンのバナナムーンGOLD

星野源さんが2020年5月15日放送のTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』の中で外出自粛期間中にピアノの勉強を始めた話をしていました。

(設楽統)おうち時間、今ね、規則正しい生活をしてるなんて話を聞きましたけども。なんかこの家にいる間で新たな楽しいこととかが、何かやってることとか……? 「勉強」とか言っていたけども。

(星野源)そうですね。僕、ピアノが弾けなかったですよ。ギターでいつも作曲とかしてたので。ピアノをちゃんと弾けなかったので、これを機にピアノをやろうと思って。

(設楽統)ピアノを今からできるもんなの?

(星野源)でも、何て言うか、バイエルでしたっけ? そういうのはよく分からないんで、単純にコードを弾いて自分で歌えるようになろうと思って。その練習をちょっとずつしています。

(設楽統)楽器とかこの期間に習得したらすごいね。

(星野源)ずっとやりたいと思っていたけど、時間がなかったんで。

(日村勇紀)源くん、ピアノっていうのは全く弾けなかったの?

(星野源)なんというか、指でちょっと音をやるぐらいはできたんですけど、コードもわからないし、押さえられないんで。

(日村勇紀)そのレベルから行くんだ。

(設楽統)でもさ、源くん、マリンバは……。

(星野源)マリンバは叩けます。だから一応、マリンバと一緒なんで。

(設楽統)あれも「習得する」ってやったんでしょう?

(星野源)そうですね。だからなんとなくドレミファソラシドぐらいはわかるくらいで。あと、マリンバも自分の曲しか叩けないんですよ。

(設楽統)ああ、まあそれでも相当ね……ギターとマリンバと、あとは何ができるの?

(星野源)もともと僕、一番最初はドラムをやっていました。

(設楽統)じゃあ、ドラムも行けるんだ。

ギター、マリンバ、ドラムは演奏できる

(星野源)小学生の時にドラムをちょっとやって。そこから楽器を好きになったみたいな。

(設楽統)ドラムがスタートなんだ。へー!

(星野源)だから今、それにピアノを加えたいなと思って練習していますね。

(設楽統)すごいね! いや、こういう時間に楽器ができるようになるとか、何かを習得するとか思うけど、なかなか実践できないよね。

(日村勇紀)しかもこのプロのミュージシャンがやっているっていうのが面白いね。

(星野源)フフフ、いや、いい機会だなと思って。

(設楽統)でもギターだってさ、もうすごいレベルなわけじゃない? それで、ねえ。

(星野源)いやいや、そんなことないです。ありがとうございます。

(設楽統)いや、源くんは上手いよ。

(星野源)ありがとうございますー(笑)。

(日村勇紀)いや、当たり前なのよ。

(設楽統)当たり前の中でも、ギター上手いじゃん?

(日村勇紀)改めて、音がいいんだよね。

(設楽統)うん。いい。だからそれをやればさいいわけじゃない? もっとそこでね。なのにピアノに行くっていうのは……ピアノでやるとなんか違うわけ? ギターで作曲をするのと。

ギター作曲の限界

(星野源)ギターだと、いわゆる押さえるところが片手でしかできないわけじゃないですか。それでたとえばAだったらAって押さえたらそこで終わりなんですけども。Aというコードを押さえて、それにプラスして「テンション」っていうものを加えるのが僕は大好きなんですけども。よく「セブンス」とか言うじゃないですか。「マイナー」とか「フラットファイブ」とか「シャープナインス」とか「サーティーンス」とか。で、僕はそういうのを入れるのが好きなんですけど、でもギターでは限界がすごいあって。指が届かなかったりとか。でも、ピアノの場合は両手を使えるので、たくさんボイシングっていうか、テンションを加えられるんですよ。

(設楽統)なるほど。幅が広がるというか?

(星野源)そうなんですよ。

(設楽統)もっと広くいろいろな音が使えるようになるという?

(星野源)そうなんですよ。いろんな音が出せるようになりたいなと思っていて。

(日村勇紀)これ、たとえばこの曲で練習してるっていう曲って、やっぱり自分の曲なの?

(星野源)いや、マイケル・ジャクソンのコード集とかを買って。でも、難しすぎて全然できないんですけど。1個1個、コード表みたいなのを見ながら「指をこうやってやるのか」とか思いながら今、やっています。なんか中学に戻った感じがしますね。

(日村勇紀)じゃあたとえば『ネコふんじゃった』とか、そういうのだったら弾けちゃうの?

(星野源)それは覚えればできるんですけど。指の形として覚えればできるんですけども。

(日村勇紀)はー、なるほどね。

(設楽統)かっこいいな。なんか「この1曲だけできたらかっこいいな」とか思ったところで、俺はそれすらも覚えられないよ。

(日村勇紀)そうだね。とっかかりがもう「難しい」っていうのがあるもんね。ああ、すごい。

(設楽統)でもいつか、それがライブとかでもピアノで……なんていうのも?

(星野源)ねえ。弾き語りとかかっこいいじゃないですか。ピアノでライブで弾き語りとか。それができたらいいな、なんて思っていますね。

(設楽統)でもさ、『ラ・ラ・ランド』の主役の役者さん(ライアン・ゴズリング)は『ラ・ラ・ランド』を撮るからっていうことでピアノを練習して。それであの映画で弾いているレベルまで持っていったっていうね。

(星野源)すごいですね。

(設楽統)でもまああれは「この曲をやる」っていう感じでやったんだろうけど。かっこいいなって思ったけどね。いいね。そういうことをやっているんだね。

(星野源)そうなんです。時間がね、いい時間があるなと思って。

<書き起こしおわり>

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