星野源 tofubeatsの顔が好きだからラジオジングルをオファーした話

星野源 tofubeatsの顔が好きだからラジオジングルをオファーした話 星野源のオールナイトニッポン

tofubeatsさんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演。星野源さんが番組のジングルをtofubeatsさんに製作依頼した理由について、話していました。

(星野源)僕もその……ジングル、ありがとうございます。

(tofubeats)とんでもないです。

(星野源)CM明けのジングルを全部作っていただいて。

(tofubeats)いえいえ。まさか、顔が好きだからオファーされていたとは、夢にも思わなくてですね。

(星野源)そうなんですよ(笑)。顔が好きで。

(tofubeats)「曲じゃないんだ……」っていう(笑)。

顔が好きだからジングルをオファーした

(星野源)いや、もちろん曲も好きなんですよ。もちろん好きだし、CDももちろん買って聞いていたし。でももう、なんて言えばいいんだろうな? やっぱり全く知らない間柄でいきなりオファーするのってちょっとハードルがあるじゃないですか。しかも、ラジオっていうかなりね、もちろんギャランティーも超少ない、とてもニッチな……(笑)。

(tofubeats)いやいや、巨大メディアですよ。

(星野源)そうですね。巨大メディアなんですけど。まあ最近ね、ちょっと盛り上がっているとはいえ、ちょっとパーソナルな場所で作ってもらうっていうのは、ちょっと勇気がいるんですけど。それを超して余りあるほどの、「顔を近くで見てみたい」っていうのがすごくあって。

(tofubeats)(笑)。いや、本当なんの写真でそう思われたのか、わからないですけど。いや、もしどん兵衛とか食べて僕が出てきても、うれしいですか? 顔。

(星野源)(笑)。あ、でもどん兵衛を食べていて、キツネの耳のトーフくんが出てきたら、うれしいと思う(笑)。

(tofubeats)(笑)。いや、本当にすみません。本当にファンのみなさんも、すいません。もう。「顔が好き」だそうです。すいません。本当にもう(笑)。

(星野源)(笑)。なんなんだろう? でも、いちばん「あっ、すげーいい顔」って――前から顔は知っていたけど――思ったのは、花の瓶を持っているアー写の時。

(tofubeats)ああ、前回のアー写ですね。

(星野源)前回のアー写の時に改めて、「なんかすごいいい顔している人だな」と思って。で、なんか、「同い年ぐらいなのかな?」とふと思って。「いや、でもすごく若かったはず」と思って、改めて調べて。いま、おいくつなんですか?

(tofubeats)いま、26才です。

(星野源)そうですよね。若いですよね。まだ全然。

(tofubeats)ぜひみなさん、顔を検索していただいて。実年齢との違和感を感じていただきたいなとは思いますけども。はい。

(星野源)そうなんですよ。それで、直接お会いしたいなということでオファーしたら、快諾というか。受けていただけて本当にありがとうございます。

(tofubeats)いえいえ。でも、こちら的にもなんかスタッフがそれで1名減ってしまった(※注 ジングルに予算をかけすぎて『星野源のオールナイトニッポン』スタッフを1名削減した)なんていう……。

(星野源)(笑)。そうそう。最初ね。最初。

(tofubeats)で、途中でなんかそれはもち返したとはうかがったんですけど。すごい責任を感じまして。

(星野源)それは、違うんですよ。最初のディレクターが謎采配で。その1個前のディレクターが変な人だったんですよ(笑)。

(tofubeats)毎週聞きながら、「ああ、このスタッフが少ないのは僕のせいなのか……」と。もう毎週罪の意識で。ジングルが流れるたびにもう、「すいません!」と東に向かって。

(星野源)「東に向かって」(笑)。違うんですよ、違うんですよ。前のディレクターの人が変な人だっただけなんです。全く大丈夫です。で、それをちょっと「違うよ。そういうことじゃないよ」という風にディレクターに言って。で、1人増えたんですよね。大丈夫です。

(tofubeats)本当にもう、僕の顔を星野さんが生で見たかったばっかりに……。

(星野源)(笑)。違う違う、あいつがいけないんです。いま、ディレクターのヒカルちゃんも言っています。あいつがいけないんです(笑)。

(tofubeats)ああ、いまのくだりは全然冗談ですので。全然大丈夫です。すいません(笑)。

(星野源)それで、ジングルの時に打ち合わせで、はじめてですよね。あそこでお会いして。なんか、FNSかなんかで、ちょっと微妙にニアミスみたいなのはあったんですけど。ご挨拶までは行っていない感じで。で、やっぱり職人さんっていう感じがその時の打ち合わせの時もして。それがこう、貫禄につながっているのかな?っていう。

(tofubeats)ありますかね?(笑)。

(星野源)でも、こうやってお話をするとすごいなんか、若さも感じますね。前回は打ち合わせだけだったから、かなり貫禄があったのかな?

(tofubeats)なんかちょっと「やりまっせ」感を無駄に出そうと思って。なんか、「たよりないな」と思われたらヤバいなと思って。「ああ、もうなんでもできます、できます」みたいな感じで。

(星野源)ああ、でもたしかに。「できます、できます」ってすぐに。

(tofubeats)「全部できます!」みたいな感じで。

(星野源)でも本当にすぐ作ってくれましたよね。

(tofubeats)いえいえ、とんでもないです。そんなことはないです。

(星野源)ありがとうございます。いや、本当に早くて。

(tofubeats)もう喫茶店で星野さんのアルバムを聞きながら、使えるところを抜き出していって……みたいな。

(星野源)ああ、そうでしたね。「僕の曲でサンプリングして作ってください」みたいなパターンもあったり。そうですよね。いつも、自宅兼スタジオみたいな感じなんでしたっけ?

自宅で製作

(tofubeats)そうですね。っていうかもう、自宅です。

(星野源)自宅で作っているんですね。

(tofubeats)そうですね。

(星野源)歌入れというか?

(tofubeats)僕、歌入れも全然、部屋の中にただただマイクスタンドが立っているだけですね。

(星野源)すごいなー。それがこう、日本全国にワーッと広がっているっていうのが、なんか個人的にも好きで。なんか、あと個人的にその、すごくいいなと思うのは、ビートが本当にその性格が出る気がするんですよ。ビートって。それがなんか、特に最近ケイトラナダとかがすごい大好きなんですけど。なんか自宅で作っている感じっていうか。本当にその人のパーソナルな感じがワーッと……まあ、自宅でずっと作っているかはさておき、なんかそういう感じがワーッと世界に広まっている感じが聞いていてすごい好きで。


https://miyearnzzlabo.com/archives/41314

(tofubeats)いや、ありがとうございます。本当に。

(星野源)トーフくんも本当にそのビートにパーソナルなものが感じるなっていう。性格っていうか、個人があるなっていう感じがして。それがとても好きです。

(tofubeats)いいんですか? 本当、この番組でこんなにただただ僕、褒められちゃって。

(星野源)いえ、いいんです、いいんです。そういう日です。今日は。

(tofubeats)いえいえ、本当にありがとうございます。まあ、名前に「beats」って入っているんで。本当、リズムがんばんないとなとは思っています。はい。

(星野源)そういうのは、あるんだね(笑)。

(tofubeats)そうなんですよ。なんか「tofu」も別に……。

(星野源)あ、tofubeatsってなんでそういう名前に?

(tofubeats)これは本当に、星野さんとかってこれは本名?

(星野源)これは本名です。

(tofubeats)ですよね。だから、あれだと思うんですけど。僕、インターネットの掲示板を見る用の名前でそのままデビューしちゃったみたいな感じなんで。

(星野源)ああ、ハンドルネーム的なものでなんとなくtofubeatsにしたと。

(tofubeats)そうなんですよ。本当に意味がなくてですね。

(星野源)ああ、いいですね。でも。それがいいんだろうな。

(tofubeats)で、後々ちょっと良心が痛むっていうところで豆腐を食べだすみたいな。

(星野源)(笑)。別に豆腐がすごい好きだったわけじゃないと。

(tofubeats)そうです。はじまりは。いまはもう豆腐、大好きなんですけど。

(星野源)あとから好きになったタイプ(笑)。面白い。へー。

(tofubeats)だから全然、プロデューサー的な面は当初は全くなく。フワッと始まっているっていう感じですね。

(星野源)でも、1回聞いたら絶対に忘れないから。とっても素敵な名前だと思います。

(tofubeats)ありがとうございます。

(星野源)あんまりなんか褒める流れじゃないけど(笑)。

(tofubeats)いや、なんかすいません。本当に。

職業欄にどう書くか? 問題

(星野源)なんか……ああ、そうだ。プロフィールに職業欄ってなんて書いてますか?

(tofubeats)これ、「DJ・音楽プロデューサー」って最近は書いているんですけど。

(星野源)へー。ふんふん。

(tofubeats)これ、国勢調査とかになんて書いたらいいか、わからなくないですか? いつも。

(星野源)たしかに。すっごい難しい。

(tofubeats)「ミュージシャン」って書いてます?

(星野源)これね、なんて書いているっけな? 「役者・音楽家」みたいな感じで。

(tofubeats)ああー。「音楽家」っていうの、ちょっとなんか畏れ多いなっていうのもあって。

(星野源)でもなんか、僕は逆に「歌手」って絶対に書けないんですよ。歌が中心じゃないので。僕はその、音楽を全部作るのが好きだから。だから、完パケするのが好きっていうタイプの人間なので。だから、インストバンドをもともとやっていたっていうのもあるし。だから、歌声は本当は別に自分の声じゃなくてもよくて。歌うのは大好きなんだけど、でも違う人の声でもいいけど。音楽を作るのが好きだから、音楽家っていう風にしようという風に決めていて。そうなんですよ。

(tofubeats)これ、本当いつも悩みなんですよね。

(星野源)ねえ。なんて呼んだらいいのかな?って思って。「トラックメイカー」とかいろんな言い方が。

(tofubeats)トラックメイカーって何をやっているか、わからないじゃないですか。なんで、音楽プロデューサーみたいなのがいいのかな? みたいな。

(星野源)たしかに、すごい素敵な感じに。なんか、確定申告とかに書いても、「おおっ、そうなんだ!」みたいな感じの(笑)。

(tofubeats)そうなんですよ。「作曲家? いや、でも音楽プロデューサーかな?」みたいな。

(星野源)その方がなんか、家を借りる時とかに若干有利そうな感じが(笑)。

(tofubeats)そうなんですよ。国に対してのなんかアピールみたいな。

(星野源)たしかに(笑)。

(tofubeats)今日は音楽プロデューサーtofubeatsさんへの質問がたくさん、めちゃくちゃ来ているので……。

<書き起こしおわり>

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