高田文夫 神田伯山『ファミリーヒストリー』と前田光世(コンデ・コマ)を語る

高田文夫 神田伯山『ファミリーヒストリー』と前田光世(コンデ・コマ)を語る ラジオビバリー昼ズ

高田文夫さんが2020年4月27日放送のニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の中で神田伯山さんの『ファミリーヒストリー』についてトーク。祖先にブラジリアン柔術の父、前田光世(コンデ・コマ)がいたことについて話していました。

(高田文夫)そんな最中だよ、お前。大変だよ、今日の『ファミリーヒストリー』。「絶対に放送しないだろう。時期が時期だからさ。神田伯山なんかやるわけねえじゃねえか、放送なんてよ」ってみんなで言っていたんだよ。「時期が時期だよ」って言ってたんだよ。そしたらみんなから、昨日さ、みんなファックスとか電話でさ、「先生、明日やりますよ」って(笑)。

(松本明子)えっ、神田伯山先生の『ファミリーヒストリー』?

(高田文夫)『ファミリーヒストリー』。「とんでもない先祖が見つかりました!」っていう。すごい人が見つかったっていう。

(松本明子)ええっ、ご先祖に?

(高田文夫)すごいよ。だって最強……これ、資料を。石田くんが格闘技好きだからさ。「この人、すごい人なんですよ!」って。これ、「人類史上最強の男」と言われるんだよ。ブラジリアン柔術の父、前田光世。これを血を引くんだから。

(松本明子)ええっ!

(高田文夫)だからあいつ、最強の男なんだよ、実は!

(松本明子)ええっ? 格闘家?

ブラジリアン柔術の父・前田光世

(高田文夫)格闘家だよ。もう猪木さんだとか、みんなが憧れたこの方が神田伯山の先祖なんだよ。すごい人が現れたんだよ。今日、だってテレビ欄がさ、『ファミリーヒストリー』。だろ。「人気講談師・神田伯山。佐賀唐津藩士が炭鉱へ。南米に消えた謎の先祖」。南米にまず消えてるんだよ。謎の先祖がな。「……謎の先祖コンデコマ」っていう。このコンデ・コマっていうのは格闘技が好きな連中にはたまらないらしいんだよ。グレイシー柔術とかを教えたやつらしいからね。

(松本明子)ええーっ!

(高田文夫)「コンデコマと柔術興行伝説の異種格闘技戦へ 曽祖父の師は徳富蘆花」っていう。芦花公園、よく行ったよ、俺。徳富蘆花先生。「……師が徳富蘆花 ブラジルに亡父の形見」っていう。これが神田伯山の、パンパン、巻!っていう(笑)。

(松本明子)すごい!(笑)。

(高田文夫)すごいんだよ。でも俺、ボツになったと思ったんだよ。なんかすごいのが見つかったらしいっていう噂は聞いていたんだけどもさ。だから放送しちゃいけない人が見つかったんだと思ったのよ。ずっと。

(松本明子)フフフ、またそんな、先生……(笑)。

(高田文夫)だって伯山の言っていることはわけがわかんないからさ。「ああ、絶対に取り上げちゃいけない人が見つかったんだろう」と思ったのよ。そしたら、すごい人が見つかったんだよ。それでさ、こういう時期だからいろいろと収録、ないじゃん? だから「ああ、ないんだろうな」って俺、思ってたの。そしてさ、普通は収録があるとさ、今田耕司くんと女子アナウンサーが試写室みたいなところに迎え入れて。それで呼ばれて3人でVTRを見ながらしゃべるじゃない? それで伯山、行ったらしいんだよ。「やっぱりやります」って呼ばれて行ったら、1人でポツンと……(笑)。今田さんもいないんだって(笑)。自分でじいちゃんのVTRを見ながら語るっていう(笑)。

(松本明子)伯山先生がお一人で収録したんだ!

たった1人で『ファミリーヒストリー』収録

(高田文夫)どんな扱いなんだよ?っていう(笑)。「ボツになってもいいように」だって(笑)。ボツになってもいいように、1人でやっているんだよ。で、それがとんでもない先祖が見つかったんだよ。これは大変な……もうラジオを聞いている格闘ファンはちょっと今日は見ますよ。みんな。

(松本明子)芸風につながるんでしょうかね。

(高田文夫)あの男の負けず嫌いね。どんな相手も拒まずを戦うよというあのスタイルは、ここから来てるんだよ。先祖が。よかったよ、俺。かわいがっておいて(笑)。敵に回さなくてよかったと思ってさ。

(松本明子)アハハハハハハハハッ! 本当の最強の先祖が見つかったんですね!

(高田文夫)前田光世だもん。すごいよ。この人。ブラジルの。すっごい先祖が現れたよ!

(松本明子)すごい先祖だ。これは『ファミリーヒストリー』、楽しみですね!

(高田文夫)楽しみだよ。(※注 実際に放送をされた『ファミリーヒストリー』によると、神田伯山さんの祖先は前田光世ではなく、前田光世とともに海外で異種格闘技戦などをしていた柔道家・福岡庄太郎さんでした)

<書き起こしおわり>

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