プチ鹿島とダースレイダー 声を上げることの重要性を語る

プチ鹿島とダースレイダー 声を上げることの重要性を語る ラジオ

(ダースレイダー)だから今も案として上がってきたけど、ここで気を緩めるとまたヒューッてなんか難しい話になっていく可能性もありますから。だって、まだ麻生さんとか反対してますからね。言ったら。

(プチ鹿島)そうそうそう。

(ダースレイダー)それで僕ね、麻生さんが反対してる理由の「スピード感が……」っていう話を見て思ったのは、麻生さんにしてみれば「30万、払ってやるぜ。ただし、お前らが取りに来い!」っていうのがこの前の30万円の給付金じゃないですか。「30万円、ここに置いてあるから、取りに来い!」っていう。

(プチ鹿島)フフフ、『風雲!たけし城』の偉い人みたいだよ(笑)。『風雲!麻生城』?(笑)。

(ダースレイダー)『風雲!麻生城』(笑)。

(プチ鹿島)途中、池に落ちたりして(笑)。

(ダースレイダー)池に落ちたり、砲弾が飛んでくるジブラルタル海峡の吊り橋を渡ったりして(笑)。それを全部クリアして「30万円、やっと取れた!」っていうのが麻生流なんですよ。あれは『風雲!麻生城』なんですよ。谷隼人隊長が「30万目指して、行けー!」ってやってみんながワーッ!って行くっていう。

(プチ鹿島)すごいですねー(笑)。

『風雲!麻生城』

(ダースレイダー)そうやって「取りに来い」ってやっていたのが、今度の10万円は届けに行かなくちゃいけないわけですから。

(プチ鹿島)財務省をバックに『風雲!麻生城』ってやっていたのが。「ここにお宝があるぞ!」って。

(ダースレイダー)そうそう。「お前ら、30万円ほしかったらここまで来い!」っていうのが今までのやり方で。その話だと「スピード感」っていうのは要は麻生さんにしてみたら30万円を置いたという時点でその「スピード」についてはもう達成しているわけだけども。これが「10万円を届ける」っていう風になると、いちいち向こうの家まで行って渡さなきゃいけない。これは時間がかかる。スピード感が落ちるっていうのが麻生さんの説明じゃないですか。だけど、「いやいや、すいません。『風雲!麻生城』はクリアしたくないんですけど?」っていうのを言わないと。

(プチ鹿島)そうそう。「なんで『風雲!麻生城』をやらなきゃいけないんですか?」って。それは普通に言うよね? 「なんで泥まみれにならなくちゃいけないんですか?」とか。

(ダースレイダー)そうそう。「少なくとも僕らはたけし軍団じゃないので……」とか。そういう話なんですけども。

(プチ鹿島)「なんでストロング金剛と戦わなきゃいけないんですか?」って(笑)。

(ダースレイダー)まあ、それを傍から見ている分には面白いけど。僕もね、最初にあれが出た時に「30万円をもらうのってSASUKEより難しいじゃん?」って思ったんですよ。まあ、あれは『風雲!麻生城』だったということで。

(プチ鹿島)『たけしの挑戦状』ならぬ、『麻生の挑戦状』かもしれないですよ?(笑)。

(ダースレイダー)『麻生の挑戦状』はクリアできないことで有名ですからね?(笑)。すぐに死んで葬式が出されちゃいますから。

『麻生の挑戦状』

(プチ鹿島)今、やっていることは本当に『麻生の挑戦状』だよ。『太郎の挑戦状』っていう。河野太郎と間違えるかもしれないけども。

(ダースレイダー)山本太郎かもしれないっていうね(笑)。だから、そういった設定されたゲームに対して「そのゲームじゃないゲームをやらせてほしい」って思うんだったらそう言わないと。「いや、お前らはこのゲーム『太郎の挑戦状』をやるって言っただろ?」って言われちゃう。「いや、このゲームはクリアできなんで。変えてもらっていいですか?」っていう風に言わなきゃいけない。

(プチ鹿島)「なんでその同じゲームにこだわるんだ?」っていう話ですよね。「そのゲームごと変えてくれよ!」っていう。

(ダースレイダー)なんなら「そのゲーム機も変えてくれ」みたいな。だって台湾ではオンラインゲームとかをやっているような横で日本ではファミコンを出されて「これでクリアして」って言われているようなもんでしょう?

(プチ鹿島)「なんでその価値観に付き合わなきゃいけないんだ?」っていう話ですよね。

(ダースレイダー)だからそれが「声を上げることが大事だ」っていうことで。「俺らがやっていることってなんだっけ?」っていうのが前提の確認だから。『風雲!麻生城』に対して「責めるな。まずはこのジブラルタル海峡を渡るんだ!」って言っている人たちには「ちょっと待って。そこは渡る必要ないよ?」って言ってあげないと。

(プチ鹿島)だから笑ったのは今日の朝、ワイドショーのニュースを見ていたんですよ。そしたらうちの娘……たかだか5歳ですよ。「えっ、また10万円、もらえるの?」って言ったんですよ。「いやいや、『また』じゃなくて、これは迷走をしていて……ああ、『迷走』っていう言葉は難しいかな? まだ一度たりとも誰ももらっていないんだけど……」っていう。でも、子供からすれば「10万、30万、また10万……」みたいな感じで。「またもらえるの?」みたいなことを言っていて。

(ダースレイダー)どんどん数が増えていってね。108兆円も「もらった」っていう風に思っている人もいるかもしれないですよね。

(プチ鹿島)子供には響いてますよ。今回の10万でね。「また10万、もらえるの?」って言っていましたからね。

(ダースレイダー)だからね、もしかしたらこれもやさしく言えばみんな、もう10万もらったつもりだとか、30万をもらったと思って「批判するな」とか言ってるかもしれないけど、口座を見てくださいよ。まだ入ってないですよ!

(プチ鹿島)だから、送られてきた布マスク2枚に10万円が一緒に入っているんじゃないですか?(笑)。

布マスク2枚と一緒に10万円も配布説

(ダースレイダー)最速の配布ね(笑)。「布マスクをめくったら10万円が入っている」っていう……これはもう「世界が驚く異次元の経済対策」ですよ! まさか、そんなことをやるとは!っていうね。……まあ、そもそも現金を現金書留以外では送ってはいけないっていうルールはあったりするんですが(笑)。

(プチ鹿島)でも、わからないですよ? 今、暇を持て余した河井克行さんが1軒1軒各家庭をノックして「はい、30万円です!」って。

(ダースレイダー)皆さんのポケットに30万円をねじ込んでくれるっていうね(笑)。

(プチ鹿島)ねじ込んでくれるっていう。

(ダースレイダー)雲隠れをしていたと思っていたら、全国行脚をしていたっていうね。

(プチ鹿島)それでその後には菅原一秀さんがメロンも置いていくっていうね。これ、たまらないですよ!

(ダースレイダー)それで茂木さんが衆議院手帳を持ってきたりね。

(プチ鹿島)それで甘利さんが動画を撮っているみたいな。

(ダースレイダー)それで下村さんのパーティーに行けるみたいな。まあ、これはてんこ盛りですからね(笑)。

(プチ鹿島)いやー、たまらないな!

<書き起こしおわり>

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