(安住紳一郎)スペインも大変だと聞いています。北アメリカ大陸ですね。アイダホ州の「TH」さん。アメリカ・オハイオ州の「アメリカゴリラ」さん。企業の駐在員の方。ユタ州の「砂かけママア」さん。シアトルの「チョコレート」さん。ロサンゼルスの「エリカママ」さん。それからニューヨークの「丸顔」さん。カナダ・トロントの「ショウコ」さんなどなど、たくさんお便りをいただいています。ありがとうございます。
アメリカ・ニューヨークの状況
New York in lockdown. Powerful photos from the @nytimes of a city that no longer bustles. https://t.co/2il1RNiYqe pic.twitter.com/ac7ppeVCuX
— Jim Roberts (@nycjim) March 30, 2020
アメリカ・ニューヨークの「メリショウ」さん。36歳女性の方のメールを紹介します。「先々週の放送で世界各国のコロナウイルスの影響を聞き、私も状況をお伝えしよとパソコンを開きました。感染者数や野戦病院設営などのニュースは既にご存知だと思うので、今回はロックダウン下での食事情をお伝えします。今まで、18歳以下の学生にはニューヨーク市が3食×5日分を無料配布していたのですが、ついに4月3日(金)から子供のいない成人も食事を受け取ることが可能になりました。金銭的な理由で食料を確保するのが困難な状況になっている大人が多いということで、このような決定がなされたそうです。
我が家も夫の仕事がなくなり、食費に困っていたのでさっそく受け取りに行ってまいりました。まず学校の入り口に1.8メートルのソーシャルディスタンスを保ちつつ並びます。その後、ドアから顔をのぞかせる配食担当のおばちゃんに何人分必要かを伝えます。そして扉の前の机の上にミールセットが置かれるので、おばちゃんが再びドアを閉めるのを待ち、そのセットを受け取りに行きます。
海外ドラマばかり見ている私にとっては、刑務所での配給を体験しているような気分で、少しわくわくしながら受け取り帰りました。中身はサンドイッチ、クラッカー、クッキー、アップルソース、シリアル、チョコレートミルク、リンゴジュースとまず自分では買うことのないアメリカらしいラインナップです。アメリカの小学生の給食を食べることができ、とても貴重な経験になったと同時に、こうして食事を用意してくれるニューヨーク市の対応にただただ感謝しかありません。
大変な状況下ですが、小さなことにも楽しみを見つけつつ、今後のロックダウンの生活を過ごしていきたいと思います。これからも番組が聞けるのをニューヨークから楽しみにしています」というね。そうね。うん。ニューヨーク。そうか。大人にも給食が配られているんだ。
(中澤有美子)給食だ。ほー!
NEWS: starting tomorrow, Friday, April 3, 2020 three free meals will be available daily for ALL New Yorkers in more than 400 Meal Hubs across the 5 boroughs. To find a location near you visit https://t.co/ZOQdtTXnLo or text "NYC FOOD" to 877-877. pic.twitter.com/ntrwdoEsw4
— NYC Public Schools (@NYCSchools) April 2, 2020
(安住紳一郎)南半球・オーストラリアからも「肉の日」さん。「アルパカ」さん。さらにはアフリカ・エチオピアからも「インド好き」さん。30歳男性の方。インド・デリーからも「カレーおにぎり」さんからメールをいただきまして。ありがとうございます。
(中澤有美子)いやー、本当にあちこちから。ありがとうございました。
スウェーデン・ノールショピングの状況
(安住紳一郎)最後はスウェーデンの方のメールを紹介して終わりにしたいと思います。「私はスウェーデン、ノールショピングという都市に住んでいます。19年目。優しいスウェーデン人の夫と3人の息子に恵まれ、穏やかな生活を送っています。小・中学校および幼稚園は休校になっていません。スウェーデンは今のところヨーロッパの中で唯一、厳しい対策に踏み込んでい!ない国です。ですので中1の次男と小1の三男は普段通り学校。そして夫は在宅勤務をしています。
私は幼稚園で仕事をしていますので、いつもどおり毎日仕事に行っています。早くいつもの活気のある幼稚園に戻ってほしいなと思っています。そして番組を聞くのが楽しみです。中澤さんの声高らかな笑い方が最高です。私は母の影響で番組を聞き始めたのですが、私の母は『中澤さんみたいにあんな風に普通の人は笑えないよ。さすがよね』と、いつも中澤さんの笑い方を絶賛しています。暗い気持ちになりがちな今日この頃ですが、少しでも笑える時間を増やして家族と共に心穏やかにこの厳しい時期を乗り越えたいなと思うばかりです」という。素晴らしいですね。
(中澤有美子)そうですね。
(安住紳一郎)私たちの番組が皆さんの気分転換になっているのだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。ただ……ゴホン。ああ、うん……。中澤さんに関してですが。まあ皆さん、本当にね、中澤さんのその朗らかないつもの受け答えが生活の癒しになっているっていうのは本当にね、世界中からお便りが来るわけですけれども。ただ、中澤さんに関してですけれども……ゴホン。私の上司……まあ、名前出した方が早いんで言うんですけども。アベさんという方がいるんですけれども。私の上司なんですが。アベがですね、ある集まりで中澤さんのご主人に会ったことがあるそうです。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)周りの人がですね、「あちらの男性がラジオで安住さんとやっている中澤有美子さんのご主人なんですよ」とアベさんに伝えたそうです。で、私の上司ですからアベは「あいさつをしに行かねばなるまい」とその男性のもとに歩み寄ったわけですよね。それで「いつも安住がお世話になっています」と。それでアベさん自身も「私もラジオ、たまに聞くんですけれども。あんなににこやかに人の話を聞いて笑って。さぞご主人も家でお話されるのが楽しいんですね。幸せな人生ですね」ってお伝えしたそうなんです。そしたらご主人は言ったそうですね。「いいえ。家では一切笑いません。さらに人の話も聞きません。私もラジオでいつも1週間ぶりに妻の笑い声を聞くんです」とおっしゃったそうです。このことだけはお伝えしておこうかなと思いますね。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! なんで……?(笑)。いやね、みんなそうやって話を面白くする人たちばっかりで。本当にもう(笑)。
(安住紳一郎)外出が自粛されているこの時期に、家庭内での夫婦仲が悪くなるということが往々にしてあるようですから。そのあたりのご注意もなさってみてはいかがでしょうか?(笑)。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)話が長くなりました。今日のメッセージではこちらです(笑)。
<書き起こしおわり>