安住紳一郎 赤坂・山王日枝神社6年ぶりの神幸行列を語る

安住紳一郎 赤坂・山王日枝神社6年ぶりの神幸行列を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2024年6月9日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で赤坂・山王日枝神社のお祭りで6年ぶりに行われた王朝行列、神幸行列について話していました。

(安住紳一郎)6月に入りまして、夏の雰囲気がずいぶんと強くなってきましたが。スタジオのあります東京港区赤坂という場所なんですが。近くに日枝神社という大きな神社がありまして。山王日枝神社というですね、江戸城の守り神って言われてますけれども。そのお祭りがちょうど、始まったということですね。一昨日から、長いんですよね。1週間、続くのかな? 16日の日曜日までかな? 17日かな? ちょっと、ごめんなさい。いろいろあるようですけれども。で、神幸祭っていう、時代絵巻行列っていうのが6年ぶりにありまして。一昨日の金曜日ですが。ずっとこのあたりを練り歩いてるということで、私もちらっと見ましたけれども。

(中澤有美子)ええ。

(安住紳一郎)ワイドショーなんかでもやってましたけれども。王朝絵巻ということで、それぞれ江戸城でこれまでにあったいろいろなことをイベントや、お殿様なんかの普段の生活とか。あるいは結婚相手が決まった時に、この神輿に乗ってきたみたいな感じだったんだと思いますけども。すいません。私、全部解説を見たわけじゃないんですけども。長いですよね、すごい……600mぐらいあるのかな?

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)そして、すごくぐるぐる回るんですよね。山王日枝神社は本当に、とにかくなんていうか、おさめている町内会が非常に広いんでね。朝7時ぐらいから夕方の4時半ぐらいまでやってるんじゃないかな? もう参加してる人は歩くだけで大変だと思うんですけども。様々な王朝衣装で溜池山王からJR四谷の方に行って。それから市ヶ谷。靖国神社の方に行って、そこから大妻通りで番町の方に戻ってきて。そして半蔵門を抜けて、そしてお堀にぶつかって。当然、元々はお神輿なんかが江戸城に入れるっていうのは東京で神田と日枝神社のお祭りだけだと思いますけども。警視庁側を回って、桜田門を下って皇居。で、東京駅から丸の内、八重洲、京橋、八丁堀。で、茅場町、日本橋。そして最後に日本橋から銀座、新橋に戻って中央通り。コリドー街から内幸町。で、東京電力のところから溜池山王に戻ってくるんじゃないかな?

(中澤有美子)大変だ!

(安住紳一郎)まあなんとなく、東京でお勤めの方はイメージできると思いますけど。うん。そうね。これは楽しいぞ!っていうよりもまず、大変だ!っていう。

(中澤有美子)本当ですね(笑)。そろそろ溜池に戻るかと思うと、まだまだまだまだ遠くに行くんですね。

(安住紳一郎)そうですね。溜池に戻るチャンスが3回ぐらいあったよね。うん。全部、放射線状に1回出て、戻って。出て、戻って、出て、戻ってますね。そう。で、象が……行列に象がついてくるんですよ。

(中澤有美子)あのエレファントの象が。

(安住紳一郎)エレファントの象がね。徳川吉宗が長崎から象を連れてきたっていう話は皆さん、知ってると思いますけども。で、江戸の人たちに象を見せてやるっていうこと、象を見てたっていう話が残ってますけど。その逸話を受けて、神幸祭に象が。ただ、やっぱりあれですよ。山車になって来るんだけれども。まあ、東京の真ん中のお祭りなんで、そのへんはもうハイテクですよね。これ、バルーンになってるんですよ。直前まで、もうぺちゃんこになっているんですよ。で、空気でブワーッて膨らませて。ものすごい大きいんですよ。もう象。本当に、等身大の象。

(中澤有美子)そうですね。人の身長の2、3倍はあろうかという。

象のバルーンの山車がやってくる

(安住紳一郎)で、それを氏子の皆さんとか、関係の皆さんが引っ張るんだけれど。やっぱり東京のお祭りだから、イケてるんだよね。引っ張ってる人たちが。輝いてる。なんかこう、イケてる。誰なんだろう、あの象を引っ張ってる人。私も見たけど。うん。イケてる。

(中澤有美子)ああ、もうイケてるオーラが出てる? 見目麗しい感じ?

(安住紳一郎)うん。スポンサーが清水建設だったんだけど。たぶんね、俺は清水建設の関係者じゃないかと思う。

(中澤有美子)そうですか。

(安住紳一郎)もう、すごい。なんか……偏差値が高そう。たぶんね、俺は清水建設の総合職の人たちだと思う。たぶん。ゼネコンの。しっかりしてた。かっこいいなと思った。そんなことも感じちゃうから。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! いろいろ感じちゃう?(笑)。

(安住紳一郎)でも元々ほら、江戸幕府のお祭りだからさ。ここぞとばかりにですよね。

(中澤有美子)いろんなものが集結するんでしょうね。

(安住紳一郎)そう。ありがたい。

(中澤有美子)本当ですね。

(安住紳一郎)で、なんかこれまで江戸幕府であったその出来事……京都でね、時代祭なんかもそうですけども。江戸幕府であった出来事の逸話をもとに、いろいろ当時のものを再現したものが出てくるんですけれども。なので、馬に乗って代官なのか、お殿様が来た時を再現していたり。あるいは近代馬車ができた時はその近代馬車に乗ったんだ、みたいな感じで。すごい、今で言うと宮内庁のなんか巡行みたいな感じのシーンもあるし。そして一番最後はもう高級外車のオープンカーに乗ったお代官が登場するから。やっぱり東京、すごいなと思うよ!

(中澤有美子)本当に?(笑)。

(安住紳一郎)そう。本当、一番最後はすごかった。びっくりした。

(中澤有美子)高級外車にお代官?

(安住紳一郎)高級外車にお代官が乗ってるから。あれは何なんだろう? たぶん、わかんないけど。車に乗っていた時代もあるっていう再現なのか、本当にお金を持ってるから乗ってきたのか、わかんないけど。一番最後にすごい……「やっぱり東京の祭りはすごいな」と思った。やっぱり幕府のね、お祭りだからと思った。

(中澤有美子)ああ、そうなの?(笑)。とにかくすごいんだ。

(安住紳一郎)とにかくすごい。見たこともない高級外車のオープンカーが来たから。しかも4、5台来たよ! びっくりした。BMW、メルセデス、あとピカピカの電気自動車みたいな。

(中澤有美子)それこそ最新ですね。

高級外車のオープンカーにお代官様

(安住紳一郎)最新のね。「はー!」と思った。ちゃんと着てるんだよ。お代官の衣装を着て乗ってるんだけど。白い手袋をつけた足軽みたいな人が運転してたから。すごい。さすが!って思った。いや、そうそう。みんな、やっぱり京都のイメージとか、あるけど。東京の時代祭ってなると、こうなるんだなと思った。

(中澤有美子)ああ、そうか。それでいいんだ。

(安住紳一郎)あったと思う。江戸幕府の最後の方に自動車、あったかな? ちょっとわかんないけれど。もしかしたら、それを再現してるのかもしれない。かっこいいと思った。で、ほら、また東京の真ん真ん中のお祭りだからさ、乗ってる人がみんな顔シュッとしてるんだよね。やっぱりね。かっこよかった! もう最後、オープンカーに乗ってるお代官なんて「ええっ?」って。もうなんか、やり手の美容整形外科医みたいな感じの、シュッとした人が乗っていたわ。かっこいい!

(中澤有美子)大丈夫かな?

(安住紳一郎)全部、褒めてますよ? 全部、褒めてますよ。ほら、私たちも赤坂で働いてるから、気持ちが盛り上がっているのよ。

(中澤有美子)そうね。何でも褒めたい気持ちでね。

(安住紳一郎)なんでも褒めたいの。かっこいいんだ。で、みんなさ、それぞれの町内会の氏子の法被を着てさ。永田町とか麹町とかさ。

(中澤有美子)羨ましい!

(安住紳一郎)背負ってやっているわけ。で、今日はたぶんお神輿が出てると思いますけれども。ねえ。という。山王日枝神社ですよ。この間、『アド街ック天国』でも特集、組まれてましたけど。見ました?

(中澤有美子)見てないです。

『アド街ック天国』でも特集された山王日枝神社

安住;見てないですか? 私も初めて知りましたけど。日枝神社になんで「山王」ってつくのか?って全然、知りませんでしたけど。地名、ないですもんね。あそこに山王というのは。山王って「山の王」って書きますけども、これがまさに山の王で。日枝神社の「日枝」は「比叡山」から持ってきてるんで。まあ、いわゆるところの山の王様っていうね。そうですね。

(中澤有美子)そうなんですね。比叡山の感じを借りたスタイルなんだ。

(安住紳一郎)で、日枝神社の前に山王ってつきますからね。やっぱりね、No.1っていうことなんでしょうね。

(中澤有美子)ねえ。強そう!

(安住紳一郎)ということで、私も赤坂で働いているので少し気持ちが興奮しているっていうところがありますね。『アド街ック天国』では「赤坂の2人のカリスマ」っていうことで。赤坂芸者の育子姉さんと、それからいわゆる何ですか? ハーフタレントの元祖的な存在の春駒さん、はるこママが出てましたけどもね。私も赤坂で働いている1人として、あの2人はね、本当にもうレジェンドだと思ってね。ぜひ、もう2人とも80歳を超えてると思いますけどもね。長く活動されてほしいなって、そういう風に願ってますけども。嬉しかったです。

二人のレジェンド|2024年6月 1日|出没!アド街ック天国:テレビ東京
「赤坂の有名人は?」と街で聞くと、名前が挙がる二人。芸者歴66年。芸者さんで初めて旭日双光章も受勲した伝説の赤坂芸者「育子姐さん」。もう一人は、会員制バー「ニューはる」のママ「春駒さん」、通称「はるさん」。二人は50年以上の盟友で、こ...

<書き起こしおわり>

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