Creepy Nuts SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020受賞を語る

Creepy Nuts SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020受賞を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

Creepy Nutsのお二人がニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でSPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020でベストヒップホップアーティストを受賞した件についてトーク。授賞式の模様などを話していました。

(DJ松永)ラジオネーム「西村」。「Creepy Nutsさん、スペースシャワーミュージックアワード2020のヒップホップ部門での受賞、おめでとうございます。なんだかんだ言ってこの人たちは本物なんだなと引き締まるニュースでした」。これは我々、そうですよ。

(R-指定)我々ね、受賞したんですよ。

(DJ松永)スペースシャワーミュージックアワード2020という各ジャンルの活躍したアーティストに賞が与えられるんですけれども。

(R-指定)それで我々、何の賞かというと……。

(DJ松永)ベストヒップホップアーティスト受賞という。それこそね、ベストロックアーティストはKing Gnuですからね。まいっちゃいね、コンチクショー!(笑)。やれやれだぜ、本当に!

(R-指定)ホンマな!

(DJ松永)まあ、ダルかったんですけども……フハハハハハハハハッ!

(R-指定)おいおい、スカすなよ! おい、さっきお前俺にあんだけ「スカすな」って言ったけど、どんだけスカしてんねん?(笑)。

(DJ松永)R、だからもう1位を取り飽きたのよ。あと、なんか眠いし。

(R-指定)なんや、それ?(笑)。

(DJ松永)眠いし……。「なんか取ったよ」「ん……あ、本当?」ぐらいの感じで思っていたんだけどもね(笑)。

(R-指定)フフフ、ありがたいことに取らせていただいて。

(DJ松永)「……ただ、2人と同じくこのアワードでアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞したONE OK ROCK。そのボーカルのTakaさんの受賞コメントをお二人はご存知でしょうか?」。

(R-指定)えっ、なんでしたっけ?

(DJ松永)「……『僕らはいろんな賞をもらっても、どんなところでライブをしても、ただのロックバンドに過ぎないと思っています。僕らがここに立てたのは間違いなくファンのおかげなので。僕らはこの賞を今日は辞退させていただいて、僕らのファンにあげたいと思います』と賞の辞退を宣言し、『これは持って帰りません』とトロフィーに刻まれた名前をマジックで消して司会者に返還していました。Creepy Nuts……これよ!」

ONE OK ROCK、受賞を辞退

(DJ松永)「……ただのうのうと受賞してちゃ、ダメなのよ! 注目された場所でいかに仕掛けていくかなのよ! 仮にCreepy Nutsが今後、何かしらのアワードで賞を取るようなことがあったら『評価されたのは曲であり、僕たちは何も受賞していませんので……』ともらったトロフィーをマジックで塗りつぶして、その上に『チンカス』って書いてニヒルに笑うの! これからのアーティストの戦いなのよ!」(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! なんでチンカスって書かなアカンの? 塗りつぶすで終わっているやん? いらん、いらん!

(DJ松永)Takaさんはチンカスって書いてないから。なんでなのよ?

(R-指定)かっけーわー! なに、それ?

(DJ松永)ええっ? ちょっと、それをやるって先に言ってくれてたらさ……。

(R-指定)そう。俺も思った!

(DJ松永)俺らも消すんで!

(R-指定)Takaさん、それ言ってくれよ、リハで!

(DJ松永)俺らもだったらリハでそう言うよな?

(R-指定)やるやる。もう、ずっちーな!

リハの時に言ってほしかった

(DJ松永)抜け駆け、ずっちーな! 本当……なんだろうな? でもTakaさん、これを1回やりだすとね、次の賞をもらった時のタイミング、難しくなってくるよね?

(R-指定)たしかに(笑)。1回、これやってもうたから。

(DJ松永)延々にやらなきゃいけなくなる。「あ、これもらった!」ってなったら……?

(R-指定)たしかに。どんどんとハードルが上がっていくよ。「でも、グラミーはほしいやん?」って(笑)。「でも、スペシャの時にやったからグラミーも……」って。

(DJ松永)グラミーに「×」って書いて「チンカス」って……?(笑)。

(R-指定)なんでやねん(笑)。あっちの人、わからへんから。「What is チンカス?」って……(笑)。

(DJ松永)「Japanese チンカス?」。

(R-指定)「Dick cheese!」(笑)。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ! チンカスのこと、チーズって言うなよ!(笑)。

(R-指定)いや、映画の字幕で出ててん。「Dick cheese」って言ったところの字幕で「チンカス」って書いてあった(笑)。

(DJ松永)フフフ、いいね(笑)。これは気をつけなきゃいけないですね。

(R-指定)これ、かましすぎた可能性もあるよ。でもかっけーな……。

(DJ松永)たしかに横並びでニコニコ受賞した人が全然恥ずかしくなるっていう。

(R-指定)これ、かっこいいわ。ズルいわ、Takaさん。ワンオクがやるから余計な……。

(DJ松永)そう。だってワンオク、アーティスト・オブ・ザ・イヤーだから。

(R-指定)言うたら一番やん!

(DJ松永)そうそう。たぶん年間のやつで一番デカいやつなのよ。

(R-指定)「今年の顔はあなたたちです」って言われたそのトロフィーを……。

(DJ松永)そうそう。曲のやつはヒゲダンの『Pretender』だもんね。それでアーティスト単位ですから。すっげえよね。俺ら、ニヒルに笑えるかな? そんなことやって、マジックでな……でも何かを消して上書きするっていうのはヒップホップのしごとではあるけどね。グラフィティ的なさ。

(R-指定)たしかに。一番ヒップホップなことやってるよ。Takaさんが。

Takaさんが一番ヒップホップなことをしている

(DJ松永)だからこれ、思っていてもできないよ。

(R-指定)そうそうそう。これ、実際にやるのはだいぶな……。

(DJ松永)だいぶハードよ。勇気出ないよ。だって、目の前にあったら……ほしいもん!(笑)。

(R-指定)ほしいやん?(笑)。

(DJ松永)「えっ、くれんの!?」って(笑)。

(R-指定)「えっ、俺らがベストヒップホップアーティスト? あざーっす! イエーッ!」って(笑)。

(DJ松永)「イエーイ!」でしょう? だって、ファン取ってないもん。

(R-指定)そうや(笑)。

(DJ松永)あいつら……なんもしてねえもん(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! そんなことない! 応援してくれてましたから。

(DJ松永)お前ら、しているよな? めちゃくちゃしているよな?

(R-指定)ねえ。聞いてくれたり、ライブ来てくれたり、買ってくれたりしてくれているから。

(DJ松永)ファンはしているわ。

(R-指定)当然、ファンのおかげやねんけど、取ったのは俺らや!

(DJ松永)俺らなのよ! 曲を作ってライブしたのは……。

(松永・R)俺らなのよ!

(DJ松永)本当に汗水たらしたのよ。

(R-指定)ヒップホップって嘘、つかれへんのよ。

(DJ松永)本当に。作ったの、俺らやん?

(R-指定)せやねん。当然な、みんなにも感謝あるけども。やっぱりもらえるもんはもらっとこうっていうのがヒップホップやから。

(DJ松永)そうなのよ。だから俺らがもらったんだからもらおう。で、もらえるならもらうっていうのがリアル。

もらえるものはもらうのがリアル

(R-指定)やし、なんやったら去年のベストヒップホップアーティストはBAD HOPやったからさ。その、俺らもそんなん、もらっておきたいし。負けたないし。

(DJ松永)ずっとほしいと思ってたし。その前はKOHHだったし。

(R-指定)そりゃほしいし。

(DJ松永)ほしいし(笑)。「BAD HOPとKOHHが取っていく」って思いながらね。

(R-指定)指をくわえながらね。

(DJ松永)そこはもらうよ。本当に。

(R-指定)そんなかっこいいことしていたのか、Takaさんは。すごいね。ワンオクがそんなかっこいいもらい方をしている時さ、まあ当日の話やねんけどもさ。俺ら……まあまあ、お昼ぐらいに会場に入ったじゃないですか。

(DJ松永)そう。早かったんだよね。

(R-指定)それで入って、無観客で授賞式とライブを配信するという日やったんですけど。会場入りして楽屋の近くに喫煙所があったから喫煙所に行ったら、その喫煙所にフラッと奥田民生さんがいらっしゃって。

(DJ松永)えっ、マジで? おおっ!

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