星野源さんが2020年3月10日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でユニコーン『サービス』のアウトロについて話していました。
(星野源)続きまして、宮城県の方。「私がアウトロクソやべえと思うのはユニコーンの『サービス』です」。わかるっ! わかるぅ~! これは僕も挙げようと思っていました。「……とにかく切ない。中学生の時に初めて聞いて衝撃でした。最後が切なく終わる珍しいアウトロだと思います」。
そうなんだよね。なんかこの曲ね……たしか民生さんの作曲だと思うんですけども。2枚目のアルバムの『PANIC ATTACK』に入っている曲で。『PANIC ATTACK』って名曲が山ほど入っているんですけど、やっぱりその後の『服部』の印象が強すぎて。通好みアルバムみたいになってはいるんですけども。『サービス』っていう曲も本当に大好きで。
ユニコーン『PANIC ATTACK』
切なさ……曲全体を通して切なすぎるんですけども。僕がたぶん小学生の時に山ほどこの曲を聞いていて。ユニコーンのこのアルバムとか時代の民生さんの切なさ……切ないメロディーだったりコード進行だったりとか。なんか歌詞に本当に無常観があるんですよ。その、うーん。「なんでこんな歌詞を書こうと思うんだろう?」っていうような。
変な歌詞なんですよ。だけど、人間の……結構暗い歌詞とかを急に書いたりするんですけども。たぶんそういうのに僕はすごく影響を受けていると思うんですね。なので非常にわかります。では、聞いてみましょう。ユニコーンの『サービス』、アウトロです。どうぞ。
ユニコーン『サービス』
お送りしたのはユニコーンの『サービス』という曲のアウトロでした。切ないでしょう? なんかね、この頃でもないのかな? 民生さんって、特に初期のふとした時にね、その諦めを感じるんですよね。生きることとかに対して諦めているっていう……なんか、希望とかではないんですよね。全然。希望を歌わないんですよね。そこが好きというか、グッと来てしまうというか。でも、希望はないんだけども生きないといけないみたいな、そういうところをポップに聞かせる人だなってすごく思います。ありがとうございます。
<書き起こしおわり>