DJ松永さんが2020年3月4日放送のTBSラジオ『ACTION』の中で最近ハマっているアーティスト、藤井風さんについて話していました。
(DJ松永)幸坂さん、藤井風というアーティストに私、ハマって最近よく聞いてるんですけど、知ってます?
(幸坂理加)し……さっき、知りました(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! さっき知ったの? でもなんか俺が改めて説明するのもちょっと恥ずかしいぐらい今、もうすでにめちゃめちゃ人気なんですよ。最近、すげえ毎日そればっかり聞いていて。男性のシンガーソングライターでピアニストの方なんですよね。YouTubeでいろんなピアノカバーの曲を上げまくっていて。それがすごい話題になって火がついてデビューされたという、そういう方なんですけども。なんかもう、全方位的にあらゆる意味でなんかの神からのギフトか与えられすぎてて、俺はもう絶望するんですよ。
まず、当たり前のように曲がめちゃくちゃいい、素晴らしいでしょう。歌がめちゃめちゃ素晴らしいでしょう。それでピアノ……ピアノで話題沸騰になったぐらいですから、もうとんでもない超絶技巧でしょう。それで、顔がめちゃくちゃかっこいい。顔が……もう見て? 幸坂さん、これ見て。ほら、この写真。
(幸坂理加)うわっ、なんだこりゃ……かっこいい!
(DJ松永)めちゃくちゃかっこいいでしょう? どう表現したらいいですか? この顔……。
(幸坂理加)玉木宏さんとか斎藤工さんとか。
「もうええわ」
ライブショートムービー
公開したで〜あと、YouTubeのコミュニティ、スタッフツイート(@fujiikazestaff)もぜひご覧あれ〜
もうええわ〜
ヽ(´o`;https://t.co/R23TlPC26j pic.twitter.com/lqoc3hSeeI— Fujii Kaze 藤井風 (@FujiiKaze) February 11, 2020
(DJ松永)それ系の顔ですよね。これで22歳で身長が181センチです! もう、神。「おお、神よ!」ですよ(笑)。
(幸坂理加)それでピアノも弾けて歌も歌えて。すごいな……。
(DJ松永)それでですよ、この完璧スペックに出身が岡山県の約人口1万人の小さな町にある喫茶店の四人兄弟の末っ子です。はい、100点!
(幸坂理加)100点(笑)。
あらゆる意味で100点
(DJ松永)ストーリー性、100点。物語の主人公ですよ。で、曲の歌詞も岡山弁だったりするんですよね。で。俺と共通点っていうのは本当にB型で右利きなのだけ! これ、プロフィール調べたら「B型・右利き」って書いてあって。「あ、そこだけ俺と一緒だ」って思って。
(幸坂理加)アハハハハハハハハッ! よく見つけましたね?(笑)。
(DJ松永)「B型・右利きは選手層の幅が広いな!」って思って。それですごい人気なんですが、配信シングルでまだ2曲しかオリジナル、発売していないんですよ。なのに、6月にZepp東京と大阪でワンマンやるんですけども、すでにチケットは完売。だってZeppって全国最大規模ライブハウスなわけで、到達点なんですよ。それがもうすでに配信のみのリリースで完売。それで去年にもうワンマンとかやっているんですよ。でもその時は1曲も出していないんですよ。YouTubeに上がってるカバー動画一発でフェスも出るわ、ワンマンも速攻でソールドアウト。渋谷公会堂ですよ。すごくないですか?
(幸坂理加)すごい……。
(DJ松永)さらに、俺は聞けてないんですけれども。オールナイトニッポンもすでに2回、単発でやってるんですよ。それでそのオールナイトニッポンが初めてのラジオなんですよ。ありえます?
(幸坂理加)フフフ、すごい!
(DJ松永)ねえ。これ、どういうこと? オールナイトニッポンもラジオの到達点じゃないですか。
(幸坂理加)おしゃべりも上手なんですね。トークがね。
(DJ松永)そう。あのビジュアルで、動画とかを見てると分かるんですけども。変な顔をしたりとか、ギャグっぽくやったりとか。なんか三枚目も行けるんですよ。で、その三枚目がちゃんと面白くて様になってるんですよ。すごくない? で、このぐらいのかっこいい人がもう三枚目も様になっちゃうと、本当にナチュラルボーン三枚目が立てなくなるわけですよ(笑)。本当に。どうあがいても三枚目の、生まれた瞬間から何をしても三枚目の人がもう立てなくなっちゃうんですよ。
(幸坂理加)ちょっと、すごいですね!
YouTubeで楽曲をピアノカバー
(DJ松永)すごい。で、ぜひ曲も聞いてほしいし、YouTubeに上がってるピアノカバーも聞いてほしいんですが。俺、ピアノを全く知らないんですよ。何がすごいか、何がうまいかって全くわからない俺にもめちゃくちゃうまいことが伝わるし。そのうまさが伝わらなかったとしても、もう感動は絶対に伝わるっていう。もう明確に、物理的にすごいみたいな。それで選曲の幅も広くて。AKB48だったり米津玄師さんだったり椎名林檎さんだったり。それからビリー・ジョエルとかビル・ウィザースとかスティングとか。
もう邦楽・洋楽、新旧も問わず幅広いんですよ。それでなぜかね、見てもらうとわかるんですけども全部昔のホームビデオを撮った取ったみたいな画質なんですよ。それで背景もシチュエーションもなんかすっごい生活感のある田舎、岡山県の自宅感あふれる……それで服装とかも本当に目の前にあった服を取って着ましたみたいな感じなんですよね。だから体操を着て弾いている曲とかもあって。で、それが異常に全部、かっこいいんですよ。
(幸坂理加)へー! やっぱりかっこいい人はなにをしてもかっこいいんですね(笑)。
(DJ松永)これ、本当にそう! で、本当にその通りで。やっぱりね、そのめちゃめちゃかっこいい人とそうでない人が同じ条件で同じおしゃれな服を着るじゃないですか。で、そうでない人がおしゃれな服を着た場合、なんかすごい決意が感じられるんですよね。めちゃめちゃおしゃれな服を選んで、「これを着たらめちゃめちゃおしゃれだと思われるだろうな」っていうその邪な気持ちが全部透けて見えるんですよね。たとえば俺がそれを着たら。
(幸坂理加)フフフ(笑)。
(DJ松永)でもイケメンってサラッと着こなすとか、あるじゃないですか。
(幸坂理加)クマさんのTシャツとかもね、かっこよく。
(DJ松永)そう。この藤井風さんもサラッとなるんですよ。不思議なもので、そこにいやらしさとかは感じないんですよ。同じ服を着たとしても「適当に選んで着ました」感が出るんですよ。だから、もっと本気を出せばもっとかっこよくなるんじゃないか?っていう余白を感じさせて、想像力でこの人が潜在能力はまだすごいって……だから余計にかっこよく見えたりもするんですよ。藤井風さんもまさにそれで。
不思議なもんで最新の渋谷公会堂のワンマンライブの映像とかもYouTubeに上がってるんですけど。それはワンマンの大きい会場でパンパンのお客さんの前で、藤井風さんもYouTubeの動画とは違い、メイクさんも入って髪もセットされて、衣装も着てるんですよ。たぶん長袖シャツ、無地のやつを着て、スラックスみたいなのを履いているんですけども。ばっちり整えられた格好をしたにも関わらず、もう目の前にある服を適当に取って着た感が出てるんですよ。要はサラッと着こなして。
渋谷公会堂ワンマンライブ動画
(幸坂理加)ああ、服に着られていないんですね?
(DJ松永)もう無敵ですよ。全部の服が手のひらの上なんですよ。すごい。もうこれはね、何だろうな? これはもう本当に格好いい人だからこそなせる技ですよね。で、中学生の頃の映像とかも残ってるんですよね。その時からもうね、本当にも完成し尽くされていて。
(幸坂理加)ああ、ピアノが?